BUYING GUIDE / 5 PRODUCTS
モニターアーム 5製品比較【モニターアーム比較】5製品|対応天板厚は同じ1台に2つある
この記事で分かること
公表値を読み解いて、選ぶ基準を整理。
モニターアーム5製品を、対応天板厚と耐荷重の書き方で比較。自分の机に付くかを公表値だけで確かめたい人に向けて、クランプ時とグロメット時で数字が変わること、下限を書く製品と書かない製品の差、対応インチが耐荷重の言い換えではないことを、メーカー公表値の突き合わせから読み解いた。
FIND YOUR FIT
あなたが重視するのは?
用途から気になる候補へ。対応条件と注意点は、各製品の解説で確認してください。掲載順は順位ではありません。
- 01天板厚が10〜50mmに収まっていて、クランプで固定したい人サンワダイレクト モニターアーム 100-LA018
- 02天板厚が1〜8cmに収まっていて、クランプで固定したい人サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002W(ホワイト)
- 033.2〜11.3kgのモニターを載せ、位置を頻繁に変える人エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224
- 04天板厚が約12〜50mmに収まっていて、クランプとグロメットのどちらで付けるか決めていない人エレコム ガススプリング式モニターアーム DPA-SL07BK
- 052.0〜7.0kgのモニターを1枚だけ載せる人Amazonベーシック モニターアーム シングル(DS-MADSBE)
SIDE BY SIDE
気になる2製品を、並べて比較。
製品を選ぶと比較内容が切り替わります。
サンワダイレクト モニターアーム 100-LA018とサンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002W(ホワイト)を比較しています
| サンワダイレクト モニターアーム 100-LA018 | サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002W(ホワイト) |
|---|---|
| こんな人の候補 | |
| 天板厚が10〜50mmに収まっていて、クランプで固定したい人 | 天板厚が1〜8cmに収まっていて、クランプで固定したい人 |
| 目安価格 | |
| 1万5千円前後(2026-09-05確認) | 4千円前後(2026-09-05確認) |
| 対応天板厚(クランプ) | |
| 天板厚み10~50mm | 天板厚み1~8cm(組立説明書は10mm〜80mm) |
| 対応天板厚(グロメット) | |
| 10~60mm | 10~60mm(組立説明書のみ) |
| 耐荷重 | |
| 2~10kg | 10kg |
| 購入前に確認 | |
| グロメット時の10~60mmが仕様表にも対応機種欄にも無く、FAQか組立説明書を開かないと分からない | 商品ページがグロメット固定に触れておらず、その場合の上限6cmは組立説明書にしかない |
| 仕様確認日 | |
| 2026-09-05 | 2026-09-05 |
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。公表値の条件はメーカーごとに異なるため、数字の大小だけで優劣は決められません。
THE REASON BEHIND THE CHOICE
選び方の根拠を、詳しく。
公開資料に基づく記事です。実機による検証は行っていません。
目次
- この記事が向いていない人
- 選ぶときに見るべき基準は3つ
- 基準1:対応天板厚は、同じ1台に2つある
- 基準2:耐荷重の下限を書くかどうかは、性能ではなく機構の差
- 基準3:対応インチは、耐荷重の言い換えですらない
- 天板の裏は、ケーブルトレーと取り合いになる
- 比較表
- 商品ごとの解説
- ① サンワダイレクト 100-LA018
- ② サンワダイレクト 100-LAC002W(ホワイト)
- ③ エルゴトロン LX 45-241-224(マットブラック)
- ④ エレコム DPA-SL07BK
- ⑤ Amazonベーシック モニターアーム シングル(DS-MADSBE)
- レビューで多かった不満と、その対処
- 状況別のおすすめ
- 買ったあと、最初にやること
モニターの付属スタンドを外して、アームに載せ替えたい。机の奥行きが戻ってきて、目線の高さも変えられる。商品ページを開くと「取り付け対応デスク:天板厚み10〜50mmのデスク」と書いてある。手元の机は25mmだから、範囲には入っている。
ところが同じページの「よくある質問」を開くと、別の数字が出てきます。グロメット固定の場合、対応するのは10〜60mm。 同じ1台の、同じ「対応天板厚」というラベルで、取り付け方が変わると値も変わる。
このカテゴリで最初に確かめるのは「自分の机に付くか」です。ところが判定に要る数字が、仕様表の中にすら揃っていません。 ここでは5製品を、2026年9月時点のメーカー公表値で並べ直します。
この記事が向いていない人
先に外しておきます。
- ガラス・大理石の天板を使っている人 — クランプは滑り、穴も開けられません
- 中が空洞の天板、凹凸のある天板、斜めの天板の人 — 5製品のうち1製品だけが、この条件を「設置できません」と書いています。残る4製品は書いていないだけで、成立するという意味ではありません
- 天板の裏や縁に手が届かない人 — 引き出し、キーボードトレー、幕板、補強バーが先に場所を取っていると、厚みが合っていても付きません
- モニターがVESA規格のネジ穴を持っていない人 — 5製品とも75×75mmと100×100mmが前提です。なお間隔が合っていても、モニターに留める同梱ネジのほうは径がM4だけの製品からM6を持つ製品まで割れ、2製品は規格そのものを公表していません(5製品の同梱ネジを径と長さで並べ直した記事)
- 湾曲モニターを載せたい人 — 5製品のうち「非対応」と明記しているのが1製品、残る4製品は記載がありません
- 1本のアームで2画面を支えたい人 — 今回並べたのは1画面向けの5製品です
- 天板の厚みを測るつもりがない人 — この記事の結論も「まず測ってください」に着きます
選ぶときに見るべき基準は3つ
基準1:対応天板厚は、同じ1台に2つある
クランプで挟むか、天板に穴を開けてグロメットで留めるか。5製品とも、公式の説明書か販売ページのどこかにこの両方が出てきます(エルゴトロン LX だけは色によってグロメットが別売)。そして取り付け方が変われば、対応する天板厚も変わります。
問題は値そのものではなく、その2つをどう書くかが5製品で5通りに割れていて、同じ形が1つも無いことです。
- 100-LA018 — クランプの10〜50mmは「対応機種」欄にあります。ただしその1文には、クランプのときの値だと書かれていません。 そう読めるのは、同じページの同社比較表の行ラベルが「クランプ 対応厚」になっているからです。グロメットの10〜60mmは、FAQと組立説明書にしかありません
- 100-LAC002W — 「天板厚み1〜8cmまでのデスク」の1値だけ。5製品で唯一のcm表記です。商品ページはグロメット固定に一度も触れていませんが、同じページから落とせる組立説明書には「グロメット固定の場合」の節があり、そこは10〜60mm。8cmはクランプでしか成立しません
- エルゴトロン LX — 販売ページは「クランプは60mmまで、グロメットは57mmまで」。公式ユーザーガイドは同じクランプを3つの構成に分けています(10mm未満/12〜35mm/37〜60mm)
- DPA-SL07BK — 「クランプ(挟んで固定):約12mm〜約50mm、グロメット(穴に通して固定):約12mm〜約50mm」。5製品で唯一、仕様欄そのものに両方を書いています。 しかも1行に2つのラベルを並べて、同じ値を2回書く
- Amazonベーシック — 「厚さ1.0cm〜10.2cmのデスクに対応する、Cクランプ式とグロメット式の両方の取り付けパーツが付属」。2つの取り付け方を分けず、1つの範囲で答える唯一の書き方です
100-LAC002W にはもう一段あります。公表されている1〜8cmは、組立説明書では「10〜50mm」と「40〜80mm」の2つの取付位置に分かれていて、「天板等の厚みに合わせて上下の取付け位置を決めて取付けます」と書かれている。1つの位置で連続して届く範囲ではなく、部品を付け替えて到達する2レンジの合成です。
エルゴトロンの3構成も、インチが原値なので mm に直すと 10.16 / 11.94 / 35.05 / 37.08 / 60.96 になります。10〜12mm と 35〜37mm が、どの構成にも入っていません。 ただしこれは、その厚みで付かないという意味ではありません。書かれていない、という事実だけが分かります。
基準2:耐荷重の下限を書くかどうかは、性能ではなく機構の差
5製品の公表値は「2〜10kg」「10kg」「3.2〜11.3kg」「約2kg〜約20kg」「2.0kg〜7.0kg」。下限が無いのは100-LAC002W の1つだけです。
そしてこの製品は、高さが10段階の固定で、商品ページに「ガス圧」「ガススプリング」「スプリング」の語が1度も出てきません。下限は性能の下側ではなく、機構が要求する条件だと考えると、この並びは筋が通ります。ただし同じサンワダイレクトが、自社ラインナップでは「ガス圧(ガススプリング)式」の見出しの下にこの機種を置いています。同じ会社の中で分類が割れているので、機構そのものを断定はできません。
裏付けはメーカー自身の文章にあります。100-LA018 のFAQは、保持力を最小にしても腕が上がってしまうという相談に対して「モニターを設置していない状態では、アームを手で押し下げても上がってしまいます」と答えている。同じページの商品説明にも「何も取り付けていない状態の場合、アームは常に最上位に戻ろうとします」とあります。Amazonベーシックも「モニターの位置を安定させ、勝手に動いたり下がったりするのを防ぐため、モニターの重量に合わせて適切なテンション調整が必要です」と書く。
軽すぎるモニターは、支えられないのではなく、押し返されます。 購入者レビューでも、下限付近の話は3製品にまたがって出てきました。
そして上限側にも代償があることを書いているのは、5製品でエルゴトロン LX だけです。公式ユーザーガイドに「9kg(20lbs)の荷重に耐えられるようアームを調節すると、縦型リフトの最低可動域は最大114mm減少します」とあり、図の330mmと216mmは 330 − 114 = 216 で計算が合います。9kgを超える設定にすると、昇降幅はメーカー表記の約3分の2。 耐荷重の上限は11.3kgなので、上限に届く手前から効きはじめます。 販売ページの「昇降範囲33cm」には、この条件が付いていません。 載せる重さで動く量が変わるのに条件を書くか、という同じ論点は机の側にもあります。電動昇降デスクの昇降速度を秒に揃え直した記事で6製品を並べたところ、速度が何も載せていないときの値なのか耐荷重いっぱいの値なのかを書いていた社は1つもなく、速度の行そのものが無い製品も2点ありました。アーム側は5製品で1点が書いている、という並びになります。
もうひとつ。約20kgという数字は、7kgや11.3kgと並ぶと桁が違って見えます。ただし本体重量で割ると、並び順が変わります。
- 100-LAC002W:10 ÷ 1.8 = 約5.6倍
- DPA-SL07BK:20 ÷ 3.69 = 約5.4倍
- Amazonベーシック:7.0 ÷ 1.9 = 約3.7倍
- 100-LA018:10 ÷ 3.4 = 約2.9倍
- エルゴトロン LX:11.3 ÷ 4.42 = 約2.6倍
約20kgは、絶対値では桁が違って見えても、自重比では100-LAC002Wとほぼ同じ位置です。 上の2つはどちらも支柱を天板に立てる形で、腕を伸ばして荷重を支える下の3つとは構造が違います。荷重のかかり方の差とも読めますが、そう書いてある資料はありません。(エルゴトロン LX とAmazonベーシックの自重は、ポンド表記からの換算値です) 比較表の耐荷重に最良値のハイライトを付けていないのは、条件が公表されていない数字を「大きいほうが良い」と示せないからです。
基準3:対応インチは、耐荷重の言い換えですらない
いちばん強い材料は、エルゴトロン自身が販売ページに置いている自社6機種の比較表です。
| LX | LX Pro | LX 長身ポール | LX Pro 長身ポール | MXV | NX | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| モニターサイズ | 34インチまで | 34インチまで | 34インチまで | 34インチまで | 34インチまで | 34インチまで |
| 荷重範囲 | 3.2〜11.3kg | 1.8〜10kg | 3.2〜11.3kg | 1.8〜10kg | 3.2〜9.1kg | 8kgまで |
6機種すべてが「34インチまで」なのに、荷重範囲は1.8kgから11.3kgまで散っています。 対応インチが耐荷重の言い換えなら、この表はこうなりません。インチは画面の大きさの目安で、支えられるかどうかは重量の側で決まる。
同じことは1製品の中でも起きています。100-LA018 は商品名と同社比較表が「34インチまで」、FAQと自社サイトのカテゴリ分類が「32インチまで」。34を名乗りながら、自分の分類は32で答えています。
さらに、販売ページの見出しは範囲の片側を落とします。
- DPA-SL07BK の商品名は「耐荷重20kg」で、下限の約2kgが消えている
- Amazonベーシックの商品名は「15~インチモニターに対応」で、上限の27インチが書かれていない(上限は「その他の詳細」と英文の商品種別にだけあります)
一方は下限だけ、もう一方は上限だけ。商品名だけを見て範囲を判断できる項目ではありません。
天板の裏は、ケーブルトレーと取り合いになる
厚みが範囲に入っていても付かないことがあります。クランプは面で天板を掴むので、その面ぶんの場所が空いている必要があるからです。
5製品とも、この条件は仕様表に1行もありません。 見つかったのは次の場所です。
- 100-LA018 のFAQ — 天板端からクランプ部背面のケーブル通しまで約48mm飛び出す/天板裏にくるクランプ下部の厚み約8mm/支柱の太さ約35mm
- 100-LAC002 のFAQ — クランプの取り付けに必要なスペースは幅約91mm・奥行き約71mm
- 100-LA018 と 100-LAC002 の組立説明書 — グロメット穴は天板の端から50mm以上離す。穴径は直径8.5〜60mm(推奨8.5〜30mm)と、直径8.5〜20mm推奨
- エルゴトロン LX の公式ユーザーガイド — グロメット穴は8〜51mm(販売ページの説明は8〜50mm。2インチ=50.8mmを別々に丸めた値です)
- DPA-SL07BK と Amazonベーシックは、穴径もクランプの占有範囲も記載がありません
100-LAC002 の「幅約91mm・奥行き約71mm」には注意点があります。この値は黒モデルのページの「よくある質問」にしかなく、今回扱っている白モデル(100-LAC002W)のページにはFAQのブロックごとありません。 仕様表・対応機種欄・特長・組立説明書は白黒で同じなので値も共通とみられますが、白の商品ページを開いた読者はこの数字にたどり着けません。
そして天板の裏は、たいてい先客がいます。天板の厚みの測り方で天板下の干渉物を並べたとき、モニターアームのクランプはその中の1つでした。逆から見ると同じ話で、ケーブルトレーが縁から数cmの帯を占めていれば、そこはアームのクランプが使う場所と重なります。
しかもケーブルトレー4製品を並べた記事では、天板の縁から何cm内側に付くのかを公表している製品が1つもありませんでした。 アーム側で分かるのは2製品ぶんの数字だけ、トレー側はゼロ。同じ帯を使う2種類の器具が、どちらもその帯のどこを使うのかを書いていないことになります。
天板裏に入るのが約8mmでも、トレーのクランプがすでにその位置にあれば場所は空いていない。奥行き約71mmを要求する製品なら、縁から7cm内側までが空いている必要がある。どちらも「付きます」とは言えません。確かめる順番が決まるだけです。
同じ帯を使う器具はもう1つあります。デスクライト5製品を並べた記事のうちクランプ式は2点で、こちらも天板の縁を挟みます。そして占有範囲を公表している製品は5点に1つもありませんでした。 アーム側で分かるのは2製品ぶん、トレー側はゼロ、ライト側もゼロ。縁から数cmの帯を3種類の器具が取り合うのに、その帯のどこを使うのかを書いているのはアームの2製品だけということになります。
比較表
| 項目 | サンワダイレクト モニターアーム 100-LA018 | サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002W(ホワイト) | エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224 | エレコム ガススプリング式モニターアーム DPA-SL07BK | Amazonベーシック モニターアーム シングル(DS-MADSBE) |
|---|---|---|---|---|---|
| 目安価格 | 1万5千円前後 | 4千円前後 | 1万8千円前後 | 9千円前後 | 4千円前後 |
| 対応天板厚(クランプ) | 天板厚み10~50mm | 天板厚み1~8cm(組立説明書は10mm〜80mm) | 60mmまで(ユーザーガイドは10mm未満/12-35mm/37-60mmの3構成) | クランプ(挟んで固定):約12mm~約50mm | 厚さ1.0cm~10.2cm(クランプとグロメットを分けていない) |
| 対応天板厚(グロメット) | 10~60mm | 10~60mm(組立説明書のみ) | 57mmまで | グロメット(穴に通して固定):約12mm~約50mm | 同じ1.0cm~10.2cm(独立した値は公表されていない) |
| 天板厚をどこに書くか | クランプは対応機種欄・同社比較表・組立説明書/グロメットはFAQと組立説明書のみ | クランプは対応機種欄/グロメットは組立説明書のみ。商品ページはグロメットに触れていない | 販売ページの箇条書きと商品説明/内訳は公式ユーザーガイドPDF | 仕様欄。1行の中に2つのラベルを並べ、同じ値を2回書く | 販売ページの「この商品について」の箇条書きのみ。仕様欄に天板厚の行が無い |
| 耐荷重 | 2~10kg | 10kg | 3.2 - 11.3 kg(7 - 25 lbs) | 約2kg~約20kg | 2.0kg~7.0kg |
| 耐荷重の下限 | あり | なし | あり | あり | あり |
| 昇降の機構 | ガススプリング式 | 段階固定 | メカニカルスプリング式 | ガススプリング式 | ガススプリング式 |
| 対応サイズ | 34インチまで(FAQと自社の分類は32インチまで) | 32インチまで | 34インチまで | 17インチ~49インチ | 15~インチ(最大適合サイズ 27インチ) |
| グロメット穴の径 | 直径8.5~60mm(8.5~30mmを推奨) | 直径8.5~20mmを推奨 | 8 - 51mm(販売ページの説明は8~50mm) | 記載なし | 記載なし |
| クランプの占有範囲 | 天板端から約48mm飛び出す/天板裏のクランプ下部 約8mm/支柱の太さ約35mm | 幅約91mm・奥行き約71mm(黒モデルのページのFAQのみ) | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 製品サイズ | 記載なし | 約W11.4×D13×H35.5~55.5cm(高さはデスク面からブラケット中心まで) | 記載なし | 幅約556mm×奥行約132mm×高さ約555mm | 記載なし |
| 本体重量 | 3.4 kg | 1.8 kg | 4.42 kg | 3.69 kg | 1.9 kg |
| 保証期間 | ご購入日より1年 | 初期不良のみ | 10年 | 初期不良時交換(販売ページの商品詳細) | 1 year limited warranty |
| 解説 | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ |
| 購入 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
※本体重量のうち、エルゴトロン LX の4.42kgとAmazonベーシックの1.9kgは、販売ページの商品詳細にある「9.75ポンド」「4.18ポンド」を換算した値です。この2製品はkgでの重量を公表していません。
※記載の価格は目安です。仕様はメーカー側で変更される場合があるため、最新の情報は各商品ページでご確認ください。
商品ごとの解説
① サンワダイレクト 100-LA018
サンワダイレクト
サンワダイレクト モニターアーム 100-LA018
○ 選ぶ理由
- クランプとグロメットの両方について、対応天板厚が値としては公表されている
- 天板端からの飛び出し・天板裏の厚み・支柱の太さをFAQで数字にしている
△ 購入前に確認
- グロメット時の10~60mmが仕様表にも対応機種欄にも無く、FAQか組立説明書を開かないと分からない
- 対応インチが同じ公式ページの中で34と32に割れている
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑クランプとグロメットの両方について、対応天板厚が値として公表されている製品です。クランプ10〜50mm、グロメット10〜60mm。ガス圧式で耐荷重は2〜10kg、目安価格は1万5千円前後。
この製品がこの記事で何度も出てくるのは、FAQに数字が多いからです。天板端からの飛び出し約48mm、天板裏の厚み約8mm、支柱の太さ約35mm、ケーブルクリップに入るケーブルの径、ブラケットのネジ穴の直径まで書いてある。クランプが天板のどこをどれだけ占めるかを、買う前に数字で確かめられる数少ない製品です。
弱点は、その数字がどこにあるかです。仕様表は8行しかなく、天板厚も対応インチも取り付け方法も載っていません。サイズの行に至っては数字ではなく「寸法図参照」。グロメットの10〜60mmも、FAQか組立説明書を開かないと出てこない。 値は存在するのに、仕様表を見ただけでは何も分からない構造になっています。
対応インチが34と32で割れている点も、そのまま残ります。FAQは「32インチまでで重量が2〜10kg以内で、VESA規格75×75、100×100に対応していれば設置可能です」と、インチと重量とVESAを並べて答えている。この答え方のほうが実態に近いのだと思います。
購入者からは、買った直後は可動部やガス圧の調整ネジが固いという報告が繰り返し出ています。重いモニターを付けると前傾する、下向きにするとさらに下がるという指摘も複数。届いてすぐの固さと、重量側での前傾は別の話なので、分けて見たほうがいいです。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
天板厚み10~50mm
「取り付け対応デスク:天板厚み10~50mmのデスク」(対応機種欄)。この1文には、それがクランプ固定のときの値だと書かれていない。クランプ時の数字だと分かるのは、同じページにある同社比較表の行ラベルが「クランプ 対応厚」になっているからで、公式の組立説明書のクランプ手順も「厚さ10〜50mmに対応」で一致する。仕様表そのものには天板厚の行が無い。
10~60mm
「グロメット固定の場合、対応するデスクの厚さは10~60mmです。」商品ページでこの値が載っているのは「よくある質問」だけで、仕様表にも対応機種欄にも比較表にも無い。組立説明書のグロメット手順も「厚さ10〜60mmに対応」で同じ値になる。クランプ時より上限が10mm厚い側に伸びるので、同じ1台で対応天板厚が2つある。
2~10kg
「耐荷重|2~10kg」(仕様表)。条件として書かれているのは「モニターの重量はスタンドを除いた重量です」「モニターの重量によってアームの動きの固さは異なります」(FAQ)だけ。下限2kgが何のための数字かは、メーカー自身がFAQで説明している——保持力を最小にしても、モニターを付けていない状態ではアームを手で押し下げても上がってしまう。下限は性能の下側ではなく、機構が成立する条件を指している。
34インチまで(FAQと自社の分類は32インチまで)
同じ公式ページの中で34インチ(商品名・同社比較表)と32インチ(FAQ・自社サイトのカテゴリ分類)が並ぶ。FAQは「32インチまでで重量が2~10kg以内で、VESA規格75×75、100×100に対応していれば設置可能です」と、インチと重量とVESAを並べて答えている。インチだけを見て選べる項目ではない。
天板端から約48mm飛び出す/天板裏のクランプ下部 約8mm/支柱の太さ約35mm
仕様表にはこの種の条件が1行も無く、値はすべて「よくある質問」にある。クランプ固定時に天板端からクランプ部背面のケーブル通しまで約48mm飛び出し、天板裏にくるクランプ下部の厚みは約8mm、支柱の太さは約35mm。グロメット固定を選ぶ場合は、組立説明書の図に穴の周囲へ50mm以上という指定がある。天板の厚みが範囲に入っていても、この余白が取れないと付けられない。
ガススプリング式
ここでは他社と同じ土俵に載せるためガススプリング式に畳んでいるが、サンワダイレクト自身は「ガススプリング」という語を使っていない。同社比較表の調整方法欄は「ガス圧式」、同じページの特長欄は「ガスシリンダー内蔵」で、1つの製品ページの中に2通りの呼び方がある。なお、この機構に耐荷重の下限が要る理由は、同じページのFAQが「モニターを設置していない状態では、アームを手で押し下げても上がってしまいます」と自分で説明している。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
可動部やガス圧の調整ネジが固く、買った直後は上下に動かしにくいという報告
重いモニターを付けると前傾する、下向きにすると重みでさらに下がる
保持力の調整が効かず、上下の位置を固定できないことがある
机の奥行きによってはクランプの取り付けが難しい
グロメット固定にすると別の部品が要る場合がある
取り付け部に遊びが出て、左右にぐらつく
長く使ううちに動きがぎこちなくなる
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 天板厚が10〜50mmに収まっていて、クランプで固定したい人
- 2〜10kgのモニターを1枚だけ載せる人
- クランプが天板のどこをどれだけ占めるかを、買う前に数字で確かめたい人
向いていない人
- 2kgに満たない軽いモニターを載せたい人
- 天板が50mmより厚く、グロメット穴も開けられない人
- 製品の全体寸法を数字で知ってから買いたい人
② サンワダイレクト 100-LAC002W(ホワイト)
サンワダイレクト
サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002W(ホワイト)
○ 選ぶ理由
- 対応天板厚の上限8cmは5製品で2番目に厚い
- 製品サイズを、高さがどこからどこまでの数字かまで書いている唯一の製品
△ 購入前に確認
- 商品ページがグロメット固定に触れておらず、その場合の上限6cmは組立説明書にしかない
- 耐荷重10kgに下限の記載が無く、軽いモニターでの挙動が公表値から読めない
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑5製品で唯一、耐荷重に下限が書かれていない製品です。「耐荷重|10kg」だけ。そして高さは35.5〜55.5cmを10段階で変える固定式で、商品ページにはガスもスプリングも出てきません。軽すぎるモニターに押し返される機構が無いなら、下限の条件も要らない。 基準2で書いた読み方が、いちばんはっきり出るのがこの製品です。
対応天板厚は1〜8cmで、上限は5製品で2番目に厚い。本体約1.8kgは5製品で最も軽く、目安価格も4千円前後と低い部類です。製品サイズを「約W11.4×D13×H35.5〜55.5cm(※高さは、デスク面からブラケット中心まで)」と、高さがどこからどこまでの数字かまで書いている唯一の製品でもあります。上端から下端を引いた上下の幅200mmは、基準2で見た LX が9kgを超える設定で最も縮んだときの216mmと16mmしか違いません。ただし LX はどの高さからどの高さまでかを書いていないので、幅が近くても同じ高さに届くとは言えません。 上下に見える5製品の数字を何の量かで仕分けた記事では、幅に直せたのはこの製品と LX の2つだけでした。
判断しづらいのは公表の書き方です。商品ページは「クランプで挟み込んで固定できるモニターアームです」としか書かず、グロメット固定に触れません。ところが同じページから落とせる組立説明書には「グロメット固定の場合」の節があり、販売ページの商品名も「クランプ/グロメット」と書いている。同じ製品の取り付け方が、出所によって1通りにも2通りにもなります。
さらに色の問題があります。黒(100-LAC002)と白(100-LAC002W)は仕様表も特長も同じですが、白のページには「よくある質問」が丸ごとありません。 クランプに必要な幅約91mm・奥行き約71mmは、黒のページにしか載っていない値です。この面がデスク側でどれだけの荷重を受けてよいのかは、机のほうにも書かれていません。 昇降デスク6製品の耐荷重を読み分けた記事で並べたとおり、荷重の位置による違いを書いていた社は6点で0でした。
購入者からは、32インチ級の重いモニターやテレビでは時間が経つと前に倒れる・垂れ下がるという報告が繰り返し出ています。下限は書かれていませんが、上限側の10kgは条件つきで読んだほうがよさそうです。 メーカー自身も「耐荷重内、対応サイズ内であってのモニターの重心に左右の偏りがある場合、片側が下がってしまう可能性があります」と注記しています。重心に触れているのは、5製品でこの製品だけでした。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
天板厚み1~8cm(組立説明書は10mm〜80mm)
「取り付け対応デスク:天板厚み1~8cmまでのデスク」。5製品で唯一のcm表記で、公式の組立説明書の「取付け可能な天板の厚さは10mm〜80mmです」と値は一致する。ただし同じ説明書のクランプの図は「10〜50mm」と「40〜80mm」の2つの取付位置に分かれていて、「天板等の厚みに合わせて上下の取付け位置を決めて取付けます」と書いてある。公表された1~8cmは、1つの位置で連続して届く範囲ではなく、部品の付け替えで到達する2レンジの合成になっている。
10~60mm(組立説明書のみ)
商品ページは「クランプで挟み込んで固定できるモニターアームです」としか書かず、グロメット固定に一度も触れていない。値は公式の組立説明書の「グロメット固定の場合」の節にある「厚さ10〜60mmに対応」だけ。同じ説明書の手順の見出しは「10mm〜80mm」なので、8cmはクランプ時にしか成立しない。なお販売ページの商品タイトルは「クランプ/グロメット」と書いていて、公式の商品ページより取り付け方が1通り多い。
10kg
「耐荷重|10kg」。5製品で唯一、下限が書かれていない。高さは10段階の固定で、商品ページにガス圧やスプリングの語が1度も出てこない。軽すぎると腕が上がってしまう機構を持たないなら下限の条件も要らない、という筋は公表値の並びだけで通る。ただし条件が無いわけではなく、特長欄に「耐荷重内、対応サイズ内であってのモニターの重心に左右の偏りがある場合、片側が下がってしまう可能性があります」とある。重心に触れているのは5製品でここだけ。
32インチまで
32インチまで。商品名・対応機種欄・特長のどこを見ても32で、5製品で唯一インチの表記が割れていない。耐荷重10kgは5製品の中位にあり、この製品より対応インチの大きい機種にも耐荷重の小さいものがある。インチと重量は別々に効く条件で、片方だけでは絞れない。
幅約91mm・奥行き約71mm(黒モデルのページのFAQのみ)
クランプの取り付けに必要なスペースは幅約91mm・奥行き約71mm。ただしこの値は黒モデル(100-LAC002)の「よくある質問」にしかなく、ここで扱う白モデル(100-LAC002W)のページにはFAQのブロック自体が無い。仕様表・対応機種欄・特長・組立説明書は白黒で同じなので、値そのものは共通とみられるが、白の商品ページを開いた読者はこの数字にたどり着けない。グロメット固定を選ぶ場合は、組立説明書に「天板の端から50mm以上離してください」という指定がある。
段階固定
商品ページに「ガス圧」「ガススプリング」「スプリング」の語が1度も出てこず、高さは35.5〜55.5cmを10段階で変える固定式。ところがサンワダイレクトは自社ラインナップの見出し「ガス圧(ガススプリング)式」の下にこの機種を置いている。同じ会社の中で、この機種がガス圧式かどうかの扱いが割れている。ここでは製品ページ側の記述に従って段階固定とした。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
32インチ級の重いモニターやテレビでは、時間が経つと前に倒れる・垂れ下がるという報告
天板に密着させられず、机との間に1cm弱のすき間ができるという報告
固定に天板裏のスペースが要るため、取り付け位置が限られる
段階式のため高さの微調整ができず、下げるにはいったん一番上まで上げる必要がある
前後(奥行き方向)の調整ができず、左右には遊びがある
商品ページの寸法情報が足りない、組立説明書の記載に誤りがあるという指摘
部品が多く、組み立てが初めてだと手間取る
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 天板厚が1〜8cmに収まっていて、クランプで固定したい人
- 支柱を壁際に寄せて、奥行きを取らずに設置したい人
- 高さを一度決めたら動かさない使い方をする人
向いていない人
- モニターの高さを日常的に上下させたい人
- 32インチを超えるモニターやテレビを載せたい人
- グロメット固定を前提に選びたい人
③ エルゴトロン LX 45-241-224(マットブラック)
エルゴトロン
エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224
○ 選ぶ理由
- 耐荷重の上限側に何が起きるか(昇降幅が縮む)を書いている唯一の製品
- クランプの対応厚を、公式ユーザーガイドで3つの構成に分けて示している
△ 購入前に確認
- 対応天板厚に下限が書かれておらず、薄い天板での可否が公表値から読めない
- クランプが占める天板の範囲が公表されていない
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑耐荷重の上限を使うと何を失うかを書いている、5製品で唯一の製品です。9kgを超える設定にすると昇降の可動域が最大114mm減る。公表されている330mmから引くと216mmで、公式ユーザーガイドの図に描かれた2つ目の数字と一致します。代償を書いてある仕様は、書いていない仕様より扱いやすい。
メカニカルスプリング式で耐荷重3.2〜11.3kg、保証は10年。目安価格は1万8千円前後で5製品では最も高い部類です。クランプの対応厚をユーザーガイドが3構成に分けているのも、値の内訳が見える点では他社より丁寧でした。
一方で、対応天板厚に下限が書かれていません。 「60mmまで」「57mmまで」という上限だけの書き方は5製品でここだけで、エルゴトロン自身の6機種比較表でも、下限を書いているのはMXVの「12〜32mm」だけでした。薄い天板でどうなるかは、公表値からは読めません。
数字の出自にも癖があります。57mm、51mm、37mmという半端な値は、原値がインチ(2.25インチ、2インチ、1.46インチ)で日本語表記が換算値だからです。グロメット穴の径は、同じエルゴトロンの資料で51mmと50mmに割れています。 2インチ=50.8mmをどちらに丸めたかの違いで、どちらが正しいとは決められません。本体重量も同じで、販売ページに出ているのは「9.75ポンド」だけです。換算すれば約4.42kgですが、kgの値そのものは公表されていません。
もうひとつ、色によって同梱品が変わります。 マットブラックとアルミにはクランプとグロメットが両方付属し、ホワイトはクランプのみでグロメットは別売。ここで扱っているのはマットブラックです。ホワイトを選ぶと、グロメットの57mmという仕様が箱の中にありません。
購入者からは、昇降できる高さが足りずポールを買い足したという報告が繰り返し出ています。3kg以下の軽いモニターでは張力の調整がしづらいという指摘もあり、下限3.2kgが実際に効く場面があることが読み取れます。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
60mmまで(ユーザーガイドは10mm未満/12-35mm/37-60mmの3構成)
販売ページの説明は「クランプは60mmまでの厚さ」で、1つの連続した範囲に読める。ところが公式ユーザーガイドは同じクランプを3つの構成に分けていて、0.4インチ(10mm)未満、0.47〜1.38インチ(12〜35mm)、1.46〜2.4インチ(37〜60mm)と書く。インチが原値でmmは換算値なので、10〜12mmと35〜37mmがどの構成にも入っていない。書かれていないというだけで、その厚みで付かないという意味かは公表資料からは決められない。5製品で唯一、下限を書かずに上限だけで書いている。
57mmまで
2.25インチ未満、つまり57mmまで。クランプの60mmより3mm薄い。57・51・8といった半端な値が並ぶのは、原値がインチで日本語表記が換算値だから。加えて、同じLXでも色によって同梱品が変わる——マットブラックとアルミにはクランプとグロメットが両方付属し、ホワイトはクランプのみでグロメットは別売になる。ここで扱っているのはマットブラックで、グロメットの57mmという仕様が箱の中にある側。
3.2 - 11.3 kg(7 - 25 lbs)
3.2〜11.3kg(7〜25 lbs)。5製品で唯一、上限側にも代償があることを書いている。公式ユーザーガイドに「9kg(20lbs)を超える荷重に耐えられるようアームを調節すると、縦型リフトの最低可動域は最大114mm減少します」とあり、図の330mmと216mmは330−114=216で計算が合う。耐荷重の上限まで使うと昇降幅はメーカー表記の約3分の2になるが、販売ページの「昇降範囲33cm」には条件が付いていない。
34インチまで
34インチまで。この項目でいちばん強い材料は、エルゴトロン自身が販売ページに置いている自社6機種の比較表で、6機種すべてが「34インチまで」なのに荷重範囲は1.8kgから11.3kgまで散っている。対応インチが耐荷重の言い換えなら、この表はこうならない。インチは画面の大きさの目安で、支えられるかどうかは重量側で決まる。
記載なし
記載なし。公式ユーザーガイドにも、クランプに要る天板の奥行きや、グロメット穴の周囲に必要な余白の指定は見当たらない。天板の厚みとグロメット穴の径は数字で書かれているのに、天板のどこにどれだけの面が要るかは公表されていない。
メカニカルスプリング式
メーカーの呼び方は「コンスタント・フォース(CF)テクノロジー」で、販売ページの説明は「ガススプリング式のような経年劣化がなく」とガス式を名指しで対比する。5製品で唯一、自分の機構を他の機構との違いとして説明している。ただし下限3.2kgがあることは他のスプリング式と変わらず、機構の名前が違っても軽すぎるモニターを載せられないことは同じ。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
アーム根元の樹脂部品が割れた、細い六角ネジが割れやすいという報告
昇降できる高さが足りず、ポールを買い足したという報告。モニターを縦に2枚重ねる使い方で特に挙がる
上下の動きが固く、調整ネジを回しても軽くならないという報告
使ううちに関節がゆるみ、モニターが勝手に下がってくる
3kg以下の軽いモニターでは張力の調整がしづらい
説明書が分かりにくく、組み立てで動画を参照したという報告
可動部からきしみ音が出る、摩耗した粉が落ちてくる
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 3.2〜11.3kgのモニターを載せ、位置を頻繁に変える人
- 天板厚が12〜35mmまたは37〜60mmに収まっている人
- 長く使う前提で、保証期間を判断材料にしたい人
向いていない人
- 3.2kgに満たない軽いモニターを載せたい人
- 9kgを超えるモニターで昇降幅を目いっぱい使いたい人
- 机の裏に余裕が無く、クランプの占有範囲を先に知りたい人
④ エレコム DPA-SL07BK
エレコム
エレコム ガススプリング式モニターアーム DPA-SL07BK
○ 選ぶ理由
- クランプとグロメットの対応天板厚を、どちらも仕様欄に書いている唯一の製品
- 耐荷重の上限が約20kgと5製品で最も大きい
△ 購入前に確認
- グロメット穴の径がどこにも公表されていない
- 天板の形状に関する条件が、直営ショップの仕様欄ではなく販売ページ側にしか無い
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑クランプとグロメットの対応天板厚を、どちらも仕様欄に書いている唯一の製品です。「■取り付け可能天板厚:クランプ(挟んで固定):約12mm〜約50mm、グロメット(穴に通して固定):約12mm〜約50mm」。1行の中に2つのラベルを並べ、同じ値を2回書く。値を2つ書いている他の3製品はどれもクランプとグロメットで違う値になるので、同じだと明示しているのはここだけです。
支柱を天板に立てて、その支柱にアームを付ける構造。耐荷重は約2kg〜約20kgで上限は5製品で最大、対応サイズは17〜49インチで下限のインチを書く唯一の製品でもあります。全体寸法も幅約556mm×奥行約132mm×高さ約555mmと数字で出ている。目安価格は9千円前後。
弱点は下限12mmで、5製品で最も高い値です。折りたたみ机やスチールデスクの薄い天板では、この時点で外れます。しかも**同じエレコムでも、販売ページ側の仕様ブロックでは「約」が消えて「12mm〜50mm」**になり、図版のラベルは「取り付け可能天板サイズ」に変わる。12mmちょうどの天板を持っている人にとって、約が付くかどうかは別の情報です。
そしてグロメット穴の径がどこにも書かれていません。 同梱品に「グロメット用下プレート」もM8×130ボルトもあるのに、開ける穴の大きさの指定が無い。厚みの条件だけが両方そろっていて、穴の条件が欠けています。
天板の形状についての条件も、置かれている場所が変わっています。「天板が薄い、中が空洞になっている、凹凸や斜めなどの特殊な形状やガラスなどの割れやすい机には設置できません」——5製品で天板の形状に触れているのはこの一文だけですが、直営ショップの仕様欄には載っていません。
購入者からは、43インチ以上の大型モニターでは上げ下げがほとんどできなくなるという報告と、2kg以下の小型では調整が難しいという報告の両方が出ています。対応範囲の両端は、どちらも動かしにくくなる側だと考えたほうがよさそうです。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
クランプ(挟んで固定):約12mm~約50mm
「■取り付け可能天板厚:クランプ(挟んで固定):約12mm~約50mm、グロメット(穴に通して固定):約12mm~約50mm」。5製品で唯一、両方の値を仕様欄そのものに書いている。下限の12mmは5製品で最も高い。ただし同じエレコムでも、販売ページ側の仕様ブロックでは「約」が消えて「12mm~50mm」になり、図版のラベルは「取り付け可能天板サイズ」に変わる。12mmちょうどの天板を持っている人にとって、約が付くかどうかは別の情報になる。
グロメット(穴に通して固定):約12mm~約50mm
クランプと同じ約12mm~約50mm。値を2つ書いている他の3製品は、どれもクランプとグロメットで違う値になる(クランプ50・60・80mmに対してグロメットは57・60mm)ので、「両方書いたうえで同じ値」というのは5製品でここだけ。2行に分けずに1行へ2つのラベルを並べる書き方も、この製品にしか無い。ただしグロメット穴の径はどこにも書かれておらず、厚みだけが分かる状態になっている。
約2kg~約20kg
約2kg~約20kg。上限は5製品で最大だが、本体の約3.69kgで割ると約5.4倍で、耐荷重10kg・本体約1.8kgの製品の約5.6倍とほぼ同じ位置にある。桁が違って見えるのは絶対値で並べたときだけで、支柱を天板に立てて荷重を1点に集める構造の差とも読めるが、そう書いてある資料は無い。条件として書かれているのは、販売ページ側にだけある「天板が薄い、中が空洞になっている、凹凸や斜めなどの特殊な形状やガラスなどの割れやすい机には設置できません」。なお販売ページの商品名は「耐荷重20kg」で、下限の約2kgが落ちている。
17インチ~49インチ
17インチ~49インチ。5製品で唯一、インチの下限を書いている。耐荷重の上限が5製品で最も大きい製品が、対応インチも最も大きい——ここだけ見ると相関しているように見えるが、34インチまでで3.2〜11.3kgの製品と、32インチまでで10kgの製品を並べると、インチの順と耐荷重の順は一致しない。画面が大きいことと重いことは別の条件で、どちらも満たす必要がある。
記載なし
記載なし。クランプが天板のどれだけの範囲を占めるかも、グロメット穴の径も、穴の周囲に要る余白も公表されていない。代わりに、販売ページ側にだけ「天板が薄い、中が空洞になっている、凹凸や斜めなどの特殊な形状やガラスなどの割れやすい机には設置できません」という条件がある。天板の形状に触れているのは5製品でここだけだが、直営ショップの仕様欄には載っていない。
ガススプリング式
仕様欄のラベルは「可動方式:ガススプリング式」。ただし同じページの特徴欄には「モニターが上を向く場合は、モニターの後ろにあるバネを調節してください」とあり、同じ部品を「バネ」と呼ぶ箇所がある。5製品で唯一、支柱を天板に立ててその支柱にアームを付ける構造で、機構の名前は他のガススプリング式2製品と同じでも荷重のかかり方は違う。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
ガススプリングの調整が効かない個体、届いた時点で動かない個体があったという報告
43インチ以上の大型モニターでは、上げ下げがほとんどできなくなるという報告
上下の可動幅が思ったより小さく、下方向に下がりきらない
2kg以下の小型モニターでは調整が難しい
VESAのネジ穴の間隔や深さによっては、別のプレートやネジを自分で用意することになる
取り付け面が平らであることが前提になるという指摘
チルトが上方向は軽く下方向は重い、ネジが固いなど、調整の重さにばらつきがある
アームを伸ばしきると多少ぐらつく
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 天板厚が約12〜50mmに収まっていて、クランプとグロメットのどちらで付けるか決めていない人
- 10kgを超える大型モニターを載せたい人
- 支柱式で、アームの根元をデスクの奥に寄せたい人
向いていない人
- 天板が12mmより薄い机に付けたい人
- 2kgに満たない小型モニターを載せたい人
- グロメット穴の径を先に確かめてから買いたい人
⑤ Amazonベーシック モニターアーム シングル(DS-MADSBE)
Amazonベーシック
Amazonベーシック モニターアーム シングル(DS-MADSBE)
○ 選ぶ理由
- 対応天板厚の上限10.2cmが5製品で最も厚い
- クランプ式とグロメット式の取り付けパーツが両方同梱される
△ 購入前に確認
- クランプとグロメットの対応天板厚が分けて書かれておらず、内訳を確かめる資料が無い
- 商品名に対応インチの上限が書かれていない
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑耐荷重の上限が5製品で最小の2.0〜7.0kgなのに、対応天板厚の上限だけは5製品で最大の10.2cmという製品です。この2つが同じ1台で並ぶことが、天板の厚みと支えられる重さが無関係だと示すいちばん短い説明になります。厚い天板に付くことと、重いモニターを支えることは別の条件です。
ガススプリング式で、Cクランプ式とグロメット式の取り付けパーツが両方同梱。目安価格は4千円前後で5製品では低い部類です。初めてアームを試すには手が届きやすい。
書き方の面では、5製品で唯一、クランプとグロメットを分けずに1つの範囲で答えています。 「厚さ1.0cm〜10.2cmのデスクに対応する、Cクランプ式とグロメット式の両方の取り付けパーツが付属」。他の4製品は値が違うか、同じであることを明示して2回書いている。1.0〜10.2cmがグロメットでも同じように成立するのかは、この書き方からは判断できません。 10.2cmはちょうど4インチなので、原文が英語表記だった値の換算とみられます。
確かめる手段も限られています。この製品にはメーカーの公式サイトが無く、販売ページが唯一の仕様源です。取扱説明書のPDFは商品ページから開けますが、全ページが画像で、テキストとして読み取れません。 他の4製品は説明書から天板厚の内訳やグロメット穴の径が拾えたので、ここだけ空白になります。
商品名が「15~インチモニターに対応」で上限を書いていない点も、基準3で触れたとおりです。27インチという上限は同じページの別ブロックにあります。
購入者からは、届いた時点でガススプリングが効かない、高さ調整が効かなくなる、回転が途中で止まるといった不具合の報告が繰り返し出ています。クランプが小さめの机に取り付けられなかったという報告もあり、天板の厚み以外の条件が公表されていないことと重なります。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
厚さ1.0cm~10.2cm(クランプとグロメットを分けていない)
「厚さ1.0cm~10.2cmのデスクに対応する、Cクランプ式とグロメット式の両方の取り付けパーツが付属」。5製品で唯一、2つの取り付け方をまとめて1つの範囲で答えている。上限の10.2cmは5製品で最も厚く、耐荷重の上限7.0kgは5製品で最も小さい。天板の厚みと支えられる重さが別々の条件であることが、1台の中で見える形になっている。10.2cmはちょうど4インチなので、原文が英語表記だった値の換算とみられる。
同じ1.0cm~10.2cm(独立した値は公表されていない)
グロメット固定のときの値が独立して公表されていない。他の4製品は、クランプとグロメットで値が違うか、同じであることを明示して2回書いている。1.0cm~10.2cmという範囲がグロメットでも同じように成立するのかは、この書き方からは判断できない。取扱説明書のPDFは商品ページから開けるが全ページが画像で、こちらでは中身を確認できていない。
2.0kg~7.0kg
「2.0kg~7.0kg」。「耐荷重」という語は商品名にしか無く、本文は「2.0kg~7.0kgのモニターに対応するように設計されています」と書く。下限を割ったときに何が起きるかの説明は無いが、「モニターの位置を安定させ、勝手に動いたり下がったりするのを防ぐため、モニターの重量に合わせて適切なテンション調整が必要です」という一文が、ガススプリング式で重量に幅がある理由をそのまま示している。上限7.0kgは5製品で最小で、対応天板厚の上限が5製品で最大なのとちょうど逆を向いている。
15~インチ(最大適合サイズ 27インチ)
商品名は「15~インチモニターに対応」で、上限が書かれていない。27インチという上限は「その他の詳細」の最大適合サイズと、英文の商品種別(holds up to 27 inch monitors)にある。別の製品では販売ページの商品名が上限の20kgだけを書いて下限を落としており、販売面の見出しは上限か下限のどちらかが落ちる。商品名だけを見て範囲を判断できる項目ではない。
記載なし
記載なし。クランプに必要な天板の奥行きも、グロメット穴の径も、穴の周囲に要る余白も公表されていない。天板の厚みだけが1.0cm~10.2cmと広く示されている状態で、購入者からは小さめの机にクランプが付かなかったという報告も出ている。厚み以外の条件を確かめる手立てが、公表資料の中に無い。
ガススプリング式
商品名が「ガススプリング式」、説明が「ガススプリング圧調節機能」で、呼び方が1通りに揃っている5製品で唯一の例。ただし揃っているのは名前だけで、スプリングの種類や経年についての記載はどこにも無い。テンション調整が要ることは「モニターの位置を安定させ、勝手に動いたり下がったりするのを防ぐため、モニターの重量に合わせて適切なテンション調整が必要です」と書かれている。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
ガススプリングが効かない、高さ調整が効かなくなる、回転が途中で止まるなど、届いた時点での不具合の報告
上下の動きが固く、微調整に力が要る
モニターが前傾する、調整したあとに水平がずれる
付属の六角レンチでネジ穴をなめやすい、樹脂部品が壊れやすいという報告
クランプが小さめの机に取り付けられなかったという報告
軽いモニターでは腕が持ち上がってしまう
アームが共回りして固定しにくい
説明書に分かりづらい箇所がある
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 2.0〜7.0kgのモニターを1枚だけ載せる人
- 天板が5cmを超えて厚く、他の製品では上限を割ってしまう人
- 初めてモニターアームを試す人
向いていない人
- 7kgを超えるモニターや、27インチを超える画面を載せたい人
- 2.0kgに満たない軽いモニターを載せたい人
- グロメット固定を前提に、穴径や厚みの条件を先に確かめたい人
レビューで多かった不満と、その対処
製品をまたいで共通していた指摘が4つあります。3つは、この記事で挙げた基準とそのまま重なりました。
1. 軽いモニターだと、腕が上がる・調整できない
エルゴトロン LX では3kg以下で張力の調整がしづらい、DPA-SL07BK では2kg以下だと調整が難しい、Amazonベーシックでは軽いモニターで腕が持ち上がってしまうという報告。3製品にまたがって、下限付近の話が出ています。 メーカー表記の下限はそれぞれ3.2kg・約2kg・2.0kgで、いずれもガスまたはメカニカルのスプリングを持つ製品です。
対処:モニターの重量を、スタンドを外した状態で確かめる。 メーカーが言う重量はスタンドを除いた値です。下限に届かないなら、スプリングを持たない段階固定の製品を見たほうが早い。
2. 買った直後は、動きが固い
100-LA018、エルゴトロン LX、Amazonベーシックで繰り返し出ています。ネジが固くて回らない、上下がまったく動かない、力をかけないと下がらない。Amazonベーシックの販売ページには「輸送時の安定性を保つため、開封直後はジョイント部が硬く感じられる場合があります」と、メーカー側が先に書いている注意書きもあります。
対処:モニターを付ける前に、テンションを調整しない。 100-LA018 のFAQも「モニターアームにモニターをつけてから調整してください」と書いています。空荷で回して直らないと判断すると、初期不良と区別が付かなくなります。その「初期不良」という語は、5製品のうち2製品では保証の欄そのものに置かれています(「初期不良のみ」「初期不良時交換」)。ただし何日以内を指すのかは5製品とも仕様欄に書かれていません(保証の欄の語を期間と場面に仕分けた記事)。
3. 時間が経つと、前傾する・下がってくる
100-LAC002W では32インチ級で前に倒れる・垂れ下がる、100-LA018 では重いモニターで下向きになる、エルゴトロン LX では関節がゆるんで勝手に下がる、Amazonベーシックでは調整後に水平がずれる。4製品で出ています。
対処:上限ぎりぎりの重量で選ばない。 5製品とも耐荷重の条件(静止状態なのか、重心が中央にあるときなのか)はほとんど公表されていません。公表されているのは100-LAC002W の「重心に左右の偏りがある場合」だけです。数字の上限ではなく、1〜2kg余らせた位置で選ぶほうが安全側に倒れます。なお、ここでの「下がってくる」は保持の話で、そもそも下に向けられるかどうかは別の列です。5製品のチルトを上向きと下向きに分けると、下向きは5度から90度まで18倍開くのに、上下を合計すると2.5倍差にしかなりません。チルト角を上向きと下向きに分解した記事に、5製品ぶんの内訳を並べてあります。
4. 机に付ける場所が無かった
Amazonベーシックではクランプが小さめの机に付かなかった、100-LA018 では机の奥行きによっては取り付けが難しい、100-LAC002W では天板に密着させられず1cm弱のすき間ができる、固定に天板裏のスペースが要るという報告。厚みではなく、面の話です。
対処:取り付けたい位置に手を入れて、縁から10cmくらいまでに何も無いかを先に触って確かめる。 引き出し、幕板、補強バー、脚の付け根、そしてケーブルトレー。数字が公表されているのは5製品中2製品だけなので、残りは実物を触って確かめるしかありません。
状況別のおすすめ
| こういう人 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 天板厚が10〜50mmに収まっている | ① 100-LA018 | クランプの値が3か所(対応機種欄・比較表・説明書)で一致している |
| 天板が5〜6cm | ④以外の4製品 | 上限5cmで外れるのは④だけ。①はグロメット固定に限る |
| 天板が6cmを超えて厚い | ⑤ Amazonベーシック または ② 100-LAC002W | 上限10.2cmと8cm。②のグロメットは6cmまでなのでクランプで |
| 天板が10〜12mm | ①②⑤ のいずれか | 3製品とも下限は10mm。④は下限12mmで外れ、③は下限そのものが公表されていない |
| モニターが2kgに満たない | ② 100-LAC002W | 段階固定で、下限を割ると跳ね上がる機構を持たない |
| 10kgを超えるモニターを載せる | ④ DPA-SL07BK または ③ LX | 上限約20kgと11.3kg。③は9kg超で昇降幅が縮む点を織り込んで |
| 位置を1日に何度も変える | ③ LX | 昇降幅と条件の両方が公表されている唯一の製品 |
| 高さを一度決めたら動かさない | ② 100-LAC002W | 10段階の固定。ただし刻みは公表されていない |
| 天板裏にすでにケーブルトレーがある | ①② のいずれかを先に検討 | クランプが占める範囲を数字で公表しているのがこの2つだけ |
| グロメット固定を前提にしたい | ③ LX または ① 100-LA018 | 穴径と厚みの両方が、販売ページか公式ガイドで公表されている。②も両方あるが組立説明書の中だけ。④⑤は穴径の記載が無い |
サンワダイレクト モニターアーム 100-LA018
サンワダイレクト モニターアーム 100-LAC002W(ホワイト)
エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224
エレコム ガススプリング式モニターアーム DPA-SL07BK
Amazonベーシック モニターアーム シングル(DS-MADSBE)
買ったあと、最初にやること
順番にやってください。
- モニターの重量を、スタンドを外した状態で確かめる — メーカー表記の耐荷重はスタンドを除いた重量に対する値です。下限を割ると、スプリング式では腕が上がります
- 天板の厚みを、クランプを付ける位置で測る — 縁は面取りで薄く出ます。測り方は天板の厚みの測り方にまとめてあります
- 縁から10cm内側までに、何も無いことを確かめる — 引き出し、幕板、補強バー、脚の付け根、ケーブルトレー。厚みが合っていても、ここで止まります
- グロメットで付けるなら、穴の径と端からの距離を先に測る — 既存の配線口を使う場合も同じです。端から50mm以上という指定が2製品にありますが、その50mmが穴の縁からか中心からかはどちらの説明書にも書かれていません(グロメット穴の径と天板厚の上限を並べ直した記事)。縁から測っておけば、どちらの読み方でも成立します
- モニターを取り付けてから、テンションを調整する — 空荷の状態で調整しても、腕は上がったままです。メーカーのFAQもこの順番を指定しています
- 最初は一番低い位置に合わせて、そこから上げる — 下がらないのか、下げる操作を知らないだけなのかを切り分けられます
- 1週間使ってから、クランプの締めを見直す — 初期の緩みが出ることがあります。アームの根元の樹脂部品や、細い六角ネジが割れたという報告も出ています
自分の机に付くかどうかは、天板の厚みだけでは決まりません。厚みを測って、縁から10cmの帯が空いているかを見て、モニターの重量を量る。 この3つが揃うまでは、どの製品も候補のままにしておくほうが安全です。今回5製品を並べて、公表値から言えるのはここまででした。