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ヘアドライヤー 6製品比較

【ヘアドライヤー比較】6製品|同じ㎥/分が、規格名の書かれ方で3倍ひらく

mono-buzz 編集部

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この記事で分かること

公表値を読み解いて、選ぶ基準を整理。

ヘアドライヤー6製品を、メーカー表記の風量と、その値を何の規格で測ったかで比較。数字の大きさで選ぼうとしている人に向けて、同じ㎥/分が3倍ひらく理由と、規格名が仕様表の中に残るのが6点で1点だけであることを、公表値の突き合わせから読み解いた。

FIND YOUR FIT

あなたが重視するのは?

用途から気になる候補へ。対応条件と注意点は、各製品の解説で確認してください。掲載順は順位ではありません。

SIDE BY SIDE

気になる2製品を、並べて比較。

製品を選ぶと比較内容が切り替わります。

パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0Kとシャープ ディンプルフロードライヤー IB-P300を比較しています

選択した2製品の要点比較
パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0Kシャープ ディンプルフロードライヤー IB-P300
こんな人の候補
風量の根拠を規格の番号まで確かめてから買いたい人印字された風量の大きさを重視しつつ、その根拠の書かれ方まで確かめたい人
目安価格
3万2千円前後(2026-09-09確認)6千円前後(2026-09-09確認)
風量
1.6㎥/分(風量【強】の時)約4.8m³/分(TURBO運転時)
風量の準拠規格
風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく※1 IEC規格にて測定。
規格名の記載場所
別ページ仕様表の中
購入前に確認
数値と規格名と測定条件が1ページに揃っているページが無いIEC の規格番号を4つの公式資料のどこにも書いていない
仕様確認日
2026-09-092026-09-09

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。公表値の条件はメーカーごとに異なるため、数字の大小だけで優劣は決められません。

全6製品・全項目の比較表を見る ↓

THE REASON BEHIND THE CHOICE

選び方の根拠を、詳しく。

公開資料に基づく記事です。実機による検証は行っていません。

6製品の風量欄をメーカーが書いた文字のまま、値の小さい順に並べ、名乗っている測り方と、その規格名の置き場所を添えた表。値は1.6・2.3・2.3・2.4・4.7・4.8m³/分と3倍ひらくが、小さいほうの4つはJISか当社測定法、大きいほうの2つは自社基準とIECで、規格名を仕様表の中に書いているのは6点中2点。ダイソンは値も規格名も公表資料に到達できず未確認
目次

髪を早く乾かしたい。それだけのことなのに、商品ページを開くと数字が出てきます。1.6㎥/分、2.4㎥/分、4.8㎥/分。単位は同じで、値は3倍ひらいている。

ところが6製品の風量欄を、書いてある文字のまま書き出したところ、この数字は速さの順に並んでいませんでした。大きいほうの2つは「自社基準」と「IEC規格」、小さいほうの4つは「JIS規格」か「当社測定法」。性能の順位ではなく、測り方の順位になっています。

しかも、その測り方の名前がどこに書いてあるかで、もう一段割れます。web の仕様表の中に書いているのは6点中2点だけ。取扱説明書まで開くと、規格名が仕様表の中に残るのは1点になります。

ここでは6製品を、2026年9月時点のメーカー公表値で並べ直します。実機は持っていないので、書けるのは公表値の突き合わせで分かることと、購入者のレビューに共通して現れた指摘だけです。

先に断っておく、そろっていない土俵

比較の前提を偽らないために、今回そろえられなかったものを先に出します。

  • ダイソン HD08 だけ、数字の確からしさが違います。 公式の製品ページに到達できず、取扱説明書PDFには仕様表そのものがありません。風量・消費電力・質量・寸法・コード長は販売ページなどから人間が調べた値で、メーカーの公表資料では確かめていません。 比較表ではその列を「未確認」と書き分けています。「記載なし」は、公表資料を読んだうえでそこに無い状態を指す語なので、両方を同じ記号にすると表のほうが嘘をつきます
  • ただし取扱説明書から確かめられた項目には原典があります。 風速3段階・風温4段階(温風3段と冷風1段)・通常時の最高使用温度100°C・温度過昇防止装置の作動温度145°C・保証2年は、メーカーが配っているPDFに書かれているものです
  • 騒音(dB)の列は6製品とも空です。 web の仕様表にも、取扱説明書にも、販売ページにもありません。調べ落としではなく、6点とも無いことが確認できた結果です
  • 髪や頭皮への効果は扱いません。 イオンは搭載の有無だけを列に持ち、呼び名の優劣は書きません

この記事が向いていない人

  • 髪質が変わるかどうかを知りたい人 — ここで扱うのは、公表された数字の読み方だけです
  • 風量の数字が大きい順に速く乾くと考えている人 — この記事の結論は「その6つは同じ列に置けない」です
  • 静かなものを数字で選びたい人 — 6製品とも dB の公表がありません
  • ダイソンの仕様をメーカーの公表資料で確かめたい人 — 到達できていません
  • 折りたたんだ大きさで収納場所を決めたい人 — 折りたたみ時の寸法を書いている製品は1点だけです
  • 生産終了品を避けたい人 — コイズミ KHD-W915 はメーカー公式に生産終了品の表示があります

選ぶときに見るべき基準は3つ

基準1:風量の数字は、規格名とセットでしか読めない

6製品の風量欄を、書いてある文字のまま並べます。

  • パナソニック EH-NA0K … 1.6㎥/分(風量【強】の時)
  • テスコム TID2400B … 2.3㎥/分 (TURBO使用時)
  • テスコム TD570A … 2.3m3/分(JIS規格) / 4.7m3/分(自社基準) ※TURBO時測定
  • コイズミ KHD-W915 … 2.4㎥/分
  • ダイソン HD08 … 2.4㎥/分(メーカー公表資料は未確認)
  • シャープ IB-P300 … 約4.8m³/分(TURBO運転時)

値だけを見れば 1.6 から 4.8 で3倍です。ところが測り方の名前まで含めると、並びが別のものに見えてきます。測り方の名前が分かっている6つの値のうち、小さいほうの4つ(1.6・2.3・2.3・2.4)は、すべて JIS か「当社測定法」。大きいほうの2つ(4.7・4.8)は「自社基準」と「IEC規格」です。 3倍という開きは、いちばん大きい数字といちばん小さい数字が、別の測り方の名前を持っているところから来ています。ダイソンの2.4は根拠が未確認なので、この数え方には入れていません。

同じことは、公表値どうしの割り算でも確かめられます。

6製品のメーカー公表の風量を、同じくメーカー公表の消費電力で割った値を並べた棒グラフ。JISか当社測定法を名乗る4つは1.33・1.77・1.77・1.85に収まり、自社基準とIECを名乗る2つは3.62と4.00に固まる。消費電力は1200Wと1300Wが入り混じっているので、群を分けているのは電力ではない。テスコム TD570A は同じセルに2値を書いているため1台で両方の群に入り、ダイソンの2.00は分子も分母も原典未確認のため破線で示している
測定値ではなく、公表値どうしの割り算。群を分けているのは消費電力ではなく、規格名のほう

JIS か当社測定法を名乗る4つは 1.33〜1.85 ㎥/分/kW に収まり、IEC と自社基準を名乗る2つは 3.62〜4.00 に固まります。消費電力は1200Wと1300Wが入り混じっているので、群を分けているのは電力ではありません。

そして、この記事でいちばん強い1組は、同じ会社の中にありました。

テスコム TD570A の「2.3m3/分(JIS規格)」と、TID2400B の「2.3㎥/分」。 数字が完全に一致します。TID2400B のほうは仕様表に根拠が無く、特長コピーの注記に「当社測定法による」とあるだけ。しかもこの2機種が後継と従来の関係にあることは、テスコム自身が公式に書いています(TD570A のコピーが「従来機種 TID2400Bと体積、質量比較」と書いている)。

TD570ATID2400B
風量2.3m3/分2.3㎥/分
根拠として書かれている語(JIS規格)当社測定法による
その語の置き場所仕様表のセルの中特長コピーの注記
消費電力1300W1300W
測定時のモードTURBOTURBO

値も電力もモードも同じで、根拠の名前と、その名前が書いてある場所だけが違う。 どちらが正しいかは公表資料からは決められません。決められないことが、この列の結論です。

そのうえ TD570A は、同じセルに「4.7m3/分(自社基準)」も並べています。「自社」と名の付く測り方が同じ社の中に2つあり、値は約2倍違う。 何がどう違うのかは、どちらのページにも書かれていません。

なぜ「自社基準」や「当社測定法」が残っているのか。JIS C 9613 に風量の試験方法が入ったのは、2021年9月の改正からです。 日本規格協会が公開しているプレビューで、2021年版の目次に「4.6 風量」と「8.7 風量の試験方法」があることを確認しました。IEC の側も、ヘアドライヤーの風量測定方法が入ったのは2022年の版から。日本の規格と国際規格が、ほぼ同じ時期に、それぞれ別々に測り方を決めたことになります。それ以前は各社が自分の方法で測るしかありませんでした。ただし各社がそう説明しているわけではないので、ここは背景として読んでください。

基準2:その規格名が、どこに書いてあるかで割れる

6製品について、webの仕様表・webのそれ以外のページ・取扱説明書の仕様欄で風量の欄がどうなっているかを並べた表。webの仕様表に規格名があるのはシャープのIEC規格にて測定とテスコムTD570AのJIS規格・自社基準の2点だけ。シャープは同じ値と条件のまま取扱説明書から注記が消え、パナソニックは取説で単位がm3/minに変わり、テスコム2点とコイズミは取説に風量の行が無く、ダイソンは取説に仕様表そのものが無い
規格名を web の仕様表に書くのは2点。取扱説明書に書いた製品は0点

web の仕様表の中に規格名を書いているのは、6点中2点だけです。 シャープ IB-P300 の「※1 IEC規格にて測定。」と、テスコム TD570A の「(JIS規格) / (自社基準)」。残る4点のうち3点(テスコム TID2400B・コイズミ・パナソニック)は、仕様表の風量欄に規格名が無く、規格名は特長コピーの注記か、別のページにしかありません。 測定条件のほうは、TID2400B が「(TURBO使用時)」、パナソニックが「(風量【強】の時)」と書いていて、条件まで無いのはコイズミの「2.4㎥/分」だけです。4点めのダイソンは、web の仕様表そのものに到達できていません。

いちばん距離が長いのがパナソニック EH-NA0K です。仕様ページにも商品トップにも規格名は出てきません。「風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく」が書いてあるのは、速乾ページ・新旧比較表・全機種比較表の3ページ。 比較表の注記に至っては「ドライヤーの吹出口における風量」と、どこで測った量なのかまで書いています。いちばん詳しく書いてあるページが、いちばん仕様表から遠い。 仕様表だけを読むと、この製品は「規格名の記載なし」に分類されてしまいます。

規格の番号まで書いているのは、6点で2点でした。パナソニック EH-NA0K の「風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく」と、コイズミ KHD-W915 の「※ノズル無しのとき、測定方法はJIS C 9613に基づく。」。シャープは「IEC規格」の4文字、テスコム TD570A は「(JIS規格)」で、どちらも番号がありません。同じ「規格名を書く社」でも、番号を書く社と書かない社に割れています。

そのうえで、番号を書いた2点も置き場所が違います。 コイズミの注記は製品ページの特長コピーにあるので、そのページを開いたまま番号にたどり着ける。パナソニックの番号は速乾ページと2つの比較表、つまり製品ページの外にしかありません。製品ページの中に規格番号がある製品は、6点でコイズミの1点だけです。 ただしそのコイズミも、仕様表の風量欄は「2.4㎥/分」だけで、番号は表の外にあります。

そして紙を開くと、もう一段動きます。

  • シャープ IB-P300 — web の仕様表にある「※1 IEC規格にて測定。」が、取扱説明書の仕様欄では消えます。値も条件も同じ「約4.8m3/分(TURBO運転時)」なのに、注記記号すら付いていない。 取説全体を探しても IEC の3文字が出てきません
  • パナソニック EH-NA0K — 取説にも風量の行はありますが、単位が m3/min に変わります(web は ㎥/分)。モード名も「風量【強】」から「強風」になり、web の注記にある「ノズル装着なしの時」は取説にありません
  • テスコム2点とコイズミ — 取扱説明書の仕様欄に、風量の行そのものがありません
  • ダイソン HD08 — 取扱説明書に仕様表そのものがありません

web と紙の両方を見て、風量の欄に規格名が付いたまま残るのは、テスコム TD570A の1点だけです。 ただしそれは、この製品の取説に風量の行が無く、web と食い違う紙が存在しないから、という消極的な理由でもあります。

ここが効いてくる理由がもう1つあります。JIS C 9613:2021 の風量の規定は、絶対値の性能ではありません。 公開されている本文によれば、「取扱説明書などの添付文書に記載している表示値の90%〜110%」という許容差です。決めているのは、自分が書いた値と、自分で測った値がずれていないこと。 ところが、その基準になる取扱説明書に風量の行があるのは、6点中2点でした。

基準3:音は6製品とも数字が無い。ただし規格のほうは決めている

6製品とも、公式の仕様表に dB の行がありません。 取扱説明書5点にもありません(ダイソンは仕様表そのものが無い)。パナソニックの全機種比較表にも、シャープのニュースリリースとカタログPDFにも無い。ダイソンは販売ページを見ても記載がありませんでした。

ここまでなら「各社が公表していない」で終わります。ところがJIS C 9613:2021 は、騒音のほうを決めています。

  • 騒音の規定がある(公開されている本文では70dB以下)
  • 試験方法もある(機器の側面と後方の2方向へ1m離れた位置で測って平均する、暗騒音は機器の騒音より10dB以上小さいこと、など)
  • 形式検査の項目にも騒音が入っている

一方、製品表示として義務づけられているのは、定格電圧・定格周波数・定格消費電力・製造業者名・製造番号(またはロット番号)・製造年の6つです。騒音も風量も、表示の義務項目には入っていません。

つまりこの列の空欄は、「測っていない」ではなく**「測っているが、書かなくてよい」**。仕様表に音の行が無いことは、静かさについて何も言っていません。

そして、買う前に音で選び分けることは、この6製品ではできません。 数字が無い以上、手がかりは購入者の言葉しか残らない。実際、6製品とも低評価の側に運転音の指摘があります。 中身は後半の「レビューで多かった不満」にまとめました。

もう1つ確かめる:同じ仕様表の2行が、違う状態の値を指している

基準は3つと書きましたが、比較表を読む前にもう1つ知っておいたほうがいいことがあります。風量と温風温度が、同じ仕様表の中で違う条件で測られている製品が4点あります。

  • コイズミ KHD-W915 — 風量は「ノズル無しのとき」、温風温度は「※集風器装着時」。逆の状態です。 しかも温度を測ったのは「HOTモード風量「2」の時」で、風量調節は5段階あるうちの2段目。風量の2.4㎥/分 は最大の状態と読むのが自然なので、1つの表の中に、風量は最大・温度は下から2番目という別々の状態の値が並んでいます
  • テスコム TD570A / TID2400B — 風量は TURBO(強)時、温風温度は DRY(中)時。取扱説明書を開くと消費電力も 1300W(TURBO)と 1275W(DRY)または 620W(SET)に分かれます。最大風量のときの温風温度は、どちらの機種も公表されていません
  • パナソニック EH-NA0K — 風量は「風量【強】の時」ですが、温風温度は「HOT時/室温30℃の時」で風量の段に触れていません。ところが取扱説明書では「約95 ℃(強風/HOT・室温30 ℃のとき)」と、web には無い風量の条件が付きます。 同じ95℃が、web では風量不問、紙では強風限定です

条件が全部そろっているのはシャープ IB-P300 だけでした。 消費電力も温風温度も風量も「TURBO運転時」で揃っています。

ダイソンはそもそも語が違います。取扱説明書にあるのは「通常時の最高使用温度:100°C」で、条件は**「弱風と高温の組み合わせで使用した場合」**。他社が名乗るモード(TURBO=強、強風、DRY=中、風量2)とは向きが逆で、いちばん弱い風の側の上限値です。数字はテスコムの100℃と一致しますが、同じものを指しているとは言えません。

温風温度そのものは、値の公表がある5点で95〜100℃に収まります。5℃しかひらきません。 割れているのは条件のほうで、室温の呼び名も「室温」(パナソニック・シャープ)と「周囲温度」(テスコム)に分かれ、コイズミは周囲温度の条件そのものを書いていません。

「95℃で2.4㎥/分の製品」という読み方が、そもそも成り立たない製品がある、ということです。

条件が割れているだけでなく、条件の付かない状態のほうがずっと多い。 風量の段と風温の段を掛けると、選べる状態は6点あわせて60通りになり、温風温度が公表されているのはそのうち6通り、各製品1通りだけです。「風量3段階」と書いている3点でも、掛け算の結果は18通り・12通り・6通りに割れます。

比較表

項目パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0Kシャープ ディンプルフロードライヤー IB-P300テスコム プロテクトイオン ヘアドライヤー Speedom TD570Aテスコム プロテクトイオン ヘアードライヤー Speedom TID2400Bコイズミ MONSTER ダブルファンドライヤー KHD-W915ダイソン Supersonic ヘアードライヤー HD08
目安価格3万2千円前後6千円前後6千円前後5千円前後1万円前後4万円前後
風量1.6㎥/分(風量【強】の時)約4.8m³/分(TURBO運転時)2.3m3/分(JIS規格) / 4.7m3/分(自社基準) ※TURBO時測定2.3㎥/分 (TURBO使用時)2.4㎥/分2.4㎥/分(メーカー公表資料は未確認)
風量の準拠規格風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく※1 IEC規格にて測定。(JIS規格) / (自社基準)当社測定法による※ノズル無しのとき、測定方法はJIS C 9613に基づく。未確認
規格名の記載場所別ページ仕様表の中仕様表の中特長コピーの注記特長コピーの注記未確認
消費電力1200 W1200 W1300 W1300 W1300 W1200 W
温風温度温風モード時:約95℃(HOT時/室温30℃の時) / スカルプモード時:約60℃(室温30℃の時)約95℃(室温30℃ TURBO運転時)100℃(周囲温度30℃の場合。DRY時)100℃ (周囲温度30℃の場合。HOT-DRY使用時)約95℃(HOTモード風量「2」の時)※集風器装着時最高使用温度100°C(弱風と高温の組み合わせで使用した場合)※取扱説明書
質量約550g(セットノズル含まず)約485g435g(本体のみ)/455g(フード付き)470g (本体のみ)/495g(セットフード付き)約690g(集風器付)675g/720g(ケーブルとプラグを含む。メーカー公表資料は未確認)
本体寸法148 × 74 × 221 mm74 × 151 × 197 mm165 × 77 × 215 mm187 × 77 × 215 mm237 × 95 × 280 mm78 × 97 × 245 mm
折りたたみ記載なし折りたたみ(寸法なし)折りたたみ(寸法なし)折りたたみ(寸法なし)折りたたみ(寸法あり)未確認
電源コード長さ約1.7m約1.7m(仕様表ではサイズ欄に同居)1.7m(企業サイトと取扱説明書のみ)1.7m(企業サイトと取扱説明書のみ)約1.7m2.0m(メーカー公表資料は未確認)
運転音記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし記載なし
搭載イオン高浸透ナノイー/ミネラル/マイナスイオンマイナスイオン(仕様表に行なし)プロテクトイオンプロテクトイオンマイナスイオン(5カ所の発生部)マイナスイオン(取扱説明書の各部説明)
解説解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓
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※記載の価格は目安です。仕様も価格も変更されるため、最新の情報は各商品ページでご確認ください。

商品ごとの解説

ダイソン HD08 の行だけは、風量・消費電力・質量・寸法・コード長が人間の調査によるもので、メーカーの公表資料では確かめていません。他の5点と同じ精度の数字ではないという前提で読んでください。

① パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K

パナソニック

パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K

○ 選ぶ理由

  • 風量の測定方法として JIS C 9613 を番号まで名乗っている(別ページだが番号入りは6点で2点だけ)
  • 温風温度を2つのモードぶん書いている唯一の製品

△ 購入前に確認

  • 数値と規格名と測定条件が1ページに揃っているページが無い
  • 仕様表だけを読むと規格名が「記載なし」に見える
目安価格 · 2026.09.09確認3万2千円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

全製品の比較表へ戻る ↑

印字された風量が6点で最も小さく、そのぶん根拠がいちばん詳しく書かれている製品です。 仕様表の風量欄は「1.6㎥/分(風量【強】の時)」だけですが、速乾ページと2つの比較表には「風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく」があり、比較表の注記はさらに「ドライヤーの吹出口における風量」と、測った場所まで書いています。

その代わり、数値と規格名と測定条件の3つが1ページに揃っている場所がありません。 商品トップは「ナノケア史上最大風量」と書くだけで数値が無く、数値がある仕様ページには規格名が無い。買う人が3ページを行き来して組み立てることになります。

同じパナソニックの新旧比較表を見ると、もっとはっきりします。同じ注記(JIS C 9613)が付いたまま、上位機の EH-NC80 と EH-NC50 は 0.8㎥/分。この機種の半分です。 同じ社・同じ規格でも上位機のほうが数字が小さいので、m³/分 の大小を製品の格として読むことは、1社の中ですら成り立ちません。

質量の550gも、条件が社の中で2通りあります。仕様ページは「セットノズル含まず」とノズル1本だけを挙げ、比較表2つと取扱説明書は3本すべてを挙げる。付属ノズルは3本なので、正確なのは後者です。公式の3つのソースは「含まず」で一致していて、割れているのは何本ぶんを列挙するかだけ。 第三者のサイトには「セットノズル込み」と書いているものがありますが、取説が3本とも含まずと書いたことで、それは誤りだと分かります。

目安価格は3万2千円前後で、ダイソン HD08 に次いで高い側です。購入者からは、電源を入れると最大風量から始まって戸惑うという指摘と、折りたためないので置き場所に工夫がいるという指摘が出ています。折りたたみについては、公式の資料に行そのものがありません。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
風量

1.6㎥/分(風量【強】の時)

仕様表の風量欄は「1.6㎥/分(風量【強】の時)」。6点の印字値では最も小さく、最大のシャープ IB-P300(約4.8)のちょうど3分の1にあたる。ただし両者は測り方の名前が違い、こちらは別ページで JIS C 9613、あちらは IEC を名乗るので、3倍という比を性能差として読むことはできない。同じパナソニックの新旧比較表では、同じ注記(JIS C 9613)が付いたまま EH-NC80 と EH-NC50 が 0.8㎥/分で、この機種の半分になっている。同じ社・同じ規格でも上位機のほうが数字が小さいので、m³/分 の大小を製品の格として読むことは1社の中ですら成り立たない。消費電力1200Wで割ると 1.33 ㎥/分/kW で、6点では最も低い。

風量の準拠規格

風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく

仕様表(spec.html)の風量欄には規格名も注記記号も無い。規格名は速乾ページ・新旧比較表・全機種比較表の3ページにあり、「風量の測定方法は、JIS C 9613に基づく」と番号まで書いている。比較表の注記はさらに「ドライヤーの吹出口における風量」と、どこで測った量なのかまで書く。仕様表だけを読むと「記載なし」に分類してしまう製品で、6点の中でいちばん探す距離が長い。同じページには「試験条件は、特に記載のない場合は日本電機工業会自主基準HD-129に基づきます。」も並んでいて、JIS と自主基準が同居している。どちらが上位かは書かれていない。

規格名の記載場所

別ページ

商品トップは「ナノケア史上最大風量」と書くだけで数値が無く、数値がある spec.html には規格名が無い。数値と規格名と測定条件の3つが1ページに揃っている場所が存在しない。取扱説明書にも規格名は無く、JIS の3文字が1度も出てこない。さらに取説では単位が m3/min に変わり、モード名も「風量【強】」から「強風」になる。web の注記にある「ノズル装着なしの時」は取説には無い。同じ1.6が、web と紙で単位も条件も違う書かれ方をしている。

温風温度

温風モード時:約95℃(HOT時/室温30℃の時) / スカルプモード時:約60℃(室温30℃の時)

「温風モード時:約95℃(HOT時/室温30℃の時) / スカルプモード時:約60℃(室温30℃の時)」。2つのモードの温度を書いているのは6点でこの製品だけ。ただし風量の欄が「風量【強】の時」なのに対し、温度の欄は風量の段に触れていない。取扱説明書の仕様欄では「約95 ℃(強風/HOT・室温30 ℃のとき)」となり、web には無い「強風」という風量の条件が付く。同じ95℃が、web では風量不問、紙では強風限定という書かれ方になる。取説の仕様欄はスカルプの約60℃を書かず、その数字は本文の機能説明のほうにある。

質量

約550g(セットノズル含まず)

「約550g(セットノズル含まず)」。同じ550gに、パナソニック自身が2通りの条件を付けている。spec.html はセットノズル1本だけを挙げ、新旧比較表・全機種比較表・取扱説明書は3本すべて(ナイトキャップノズル・根元速乾ノズル・セットノズル)を挙げる。付属ノズルは3本なので、条件として正確なのは後者。公式の3つのソースは「含まず」で一致していて、割れているのは何本ぶんを列挙するかだけ。第三者のサイトには「セットノズル込み」と書いているものがあるが、取説が3本とも含まずと書いたことでそれは誤りだと分かる。公表寸法の外接直方体(2.42L)で割ると 0.227 g/cm³ で、公表値のある5点では最も密度が高い。

運転音

記載なし

6点とも公表が無い。この製品は spec.html にも取扱説明書にも全機種比較表にも dB の行が無い。一方 JIS C 9613:2021 は騒音の規定と試験方法を持ち、形式検査の項目にも騒音が入っている。公開されている本文では70dB以下で、測り方(機器の側面と後方1mの2点の平均、暗騒音は10dB以上低いこと)まで決まっている。それでも製品表示で義務づけられているのは定格電圧・定格周波数・定格消費電力・製造業者名・製造番号・製造年の6つで、騒音も風量も入っていない。この空欄は「測っていない」ではなく「測っているが書かなくてよい」。

消費電力

1200 W

spec.html は「1200W」と裸の数字1つだが、全機種比較表は「消費電力(約)1200 W(風量【強】/HOT・最大出力時)」、取扱説明書は「1 200 W(強風/HOT・最大出力のとき)」と条件を付ける。同じ社の中で3通りの書き方があり、条件が付いているのは仕様表から遠いほうの2つ。風量を消費電力で割るときに要る「どのモードの1200Wか」は、spec.html だけを見ても分からない。シャープ IB-P300 と同じ1200Wで、外接直方体も 2.42L 対 2.20L と近いのに、印字された風量は3倍ひらく。同じ電力・近い体格で3倍という組み合わせは、機械の差より測り方の差を先に疑う根拠になる。

折りたたみ

記載なし

折りたたみの行が spec.html にも全機種比較表にも無い。6点のうち、折りたたみに触れる資料が1つも見つからないのはこの製品だけで、テスコム2点とコイズミは仕様表に行があり、シャープはニュースリリースとカタログと取扱説明書に記述がある。行が無いことは機構が無いことを意味しないが、置き場所を決める材料としては何も出てこない。公表されている外形は 高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm の1組だけ。

本体寸法

148 × 74 × 221 mm

公表は「高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm」。この表では幅×奥行×高さの順に並べ替えて mm に直してあるので、公式ページの並びとは順序が違う。外接直方体は2.42Lで、公表値のある5点では最も小さいシャープ(2.20L)に次ぐ2番目。取扱説明書の「定格・仕様」欄には本体寸法の行が無く、電源/消費電力/風量/温風温度/電源コードの長さ/質量の6行しかない。web のほうが紙より行数が多い側で、シャープは逆に取説だけが形名を書き寸法を書かない。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告

    最大風量のときの運転音が大きいという指摘

  • 複数の報告

    電源を入れると最大風量から始まるため、慣れるまで戸惑うという指摘

  • 複数の報告

    折りたためないので置き場所に工夫がいるという指摘

  • 複数の報告

    使い始めの温風がぬるい、温まるまで時間があるという指摘

  • 複数の報告

    同じ本体について、軽くて持ちやすいという評価と、少し重いという評価が分かれている

  • 単発の報告

    使用中に本体が熱くなるという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 風量の根拠を規格の番号まで確かめてから買いたい人
  • 温風温度を、スカルプモードの低いほうまで含めて見ておきたい人
  • 1.6という数字の小ささではなく、その数字が何を測ったものかで判断したい人
  • 置き場所に高さ22cmぶんの余裕がある人

向いていない人

  • 折りたたんで収納したい人(折りたたみの記載が公式資料にありません)
  • 印字された風量の大きさで選びたい人(6点では最小値です)
  • 価格を抑えたい人

② シャープ ディンプルフロードライヤー IB-P300

シャープ

シャープ ディンプルフロードライヤー IB-P300

○ 選ぶ理由

  • 風量の規格名を web の仕様表の中に書いている(6点で2点だけ)
  • 消費電力・温風温度・風量の3つが同じモードで揃っている唯一の製品

△ 購入前に確認

  • IEC の規格番号を4つの公式資料のどこにも書いていない
  • 取扱説明書では規格名が消え、注記記号すら付かない
目安価格 · 2026.09.09確認6千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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印字された風量が6点で最大(約4.8m³/分)で、規格名を web の仕様表の中に書いている2点のうちの1点です。 そして消費電力・温風温度・風量の3つが同じモード(TURBO運転時)で揃っている唯一の製品でもあります。仕様表を1行ずつ読んで矛盾しないのは、6点でここだけでした。

ただし「※1 IEC規格にて測定。」には規格番号がありません。 商品ページ・ニュースリリース・カタログPDF・取扱説明書の4つを見ても、番号は出てこない。しかも同じ注記が、ニュースリリースでは「IEC規格に準拠」になります。測定したのか、その方法に沿っているだけなのかで意味が違うのですが、社の中で表記が決まっていない。

いちばん効くのは紙です。取扱説明書の仕様欄では、この注記が消えます。 値も条件も同じ「約4.8m3/分(TURBO運転時)」なのに、注記記号すら付いていない。立方メートルの書き方も、web が m³/分、カタログが ㎥ / 分、取説とニュースリリースが m3/分 で、同じ製品で3通りあります。

公表質量は約485g。ただし、何を含んだ重さかが書かれていません。 同じ485gが、ニュースリリースと取扱説明書では「本体:約485g」になり、web とカタログ 対 リリースと取説で2対2に割れています。テスコム TD570A の「435g(本体のみ)」より数字は大きいものの、片方は何を含むかを書き、片方は書いていないので、この2つを軽い順に並べる根拠は公表資料にありません。外接直方体は2.20Lで、メーカーの公表寸法がある5点では最小です。一方で、折りたためると3つの資料が書いているのに、折りたたみ時の寸法がどこにもありません。 仕様表にある1組の寸法が、展開時なのか折りたたみ時なのかも書かれていない。

購入者からは温風がぬるいという指摘が繰り返し挙がっています。ここで効いてくるのが室温です。仕様の95℃は室温30℃での値で、同じ取扱説明書の別の欄は「暖かい部屋(室温25℃程度)でドライヤーを1分稼働させ、温風が出ていれば正常です。」と書いている。性能を名乗るときの室温と、正常だと判断してよい室温が違います。 目安価格は6千円前後です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
風量

約4.8m³/分(TURBO運転時)

仕様表の風量欄は「風量※1|約4.8m³/分(TURBO運転時)」。6点の印字値では最大で、最小のパナソニック EH-NA0K(1.6)のちょうど3倍にあたる。ただし ※1 が指しているのは「IEC規格にて測定。」で、EH-NA0K 側は別ページで JIS C 9613 を名乗る。測り方の名前が違う数字なので、3倍という比を性能差として読むことはできない。消費電力1200Wで割ると 4.00 ㎥/分/kW で6点の最大。JIS か当社測定法を名乗る4つの値(1.33〜1.85)とは群が分かれ、同じ群にいるのは自社基準を名乗るテスコム TD570A の 3.62 だけ。電力ではなく規格名のほうで2群に分かれている。IEC の測定条件は公表されていないので、2群の間に換算係数を作ることはできない。

風量の準拠規格

※1 IEC規格にて測定。

「※1 IEC規格にて測定。」。規格名を web の仕様表の中に書いている2点のうちの1点で、もう1点はテスコム TD570A。ただし規格番号が無い。コイズミが JIS C 9613 と番号まで書くのと対照的で、同じ「規格名を書く社」でも番号を書く社と書かない社に割れている。さらに同じ内容がニュースリリースでは「IEC規格に準拠」になっていて、測定したのか、その方法に沿っているだけなのかが2つのソースで違う。商品ページとカタログPDFは「測定」、ニュースリリースは「準拠」。値(4.8)と条件(TURBO運転時)は4つのソースで一致している。

規格名の記載場所

仕様表の中

仕様表の中に書いている側だが、紙にすると消える。取扱説明書の裏表紙の仕様欄は「風 量|約4.8m3/分(TURBO運転時)」で、値も条件も web と同じなのに注記記号すら付いていない。取説全体を探しても IEC の3文字が出てこない。ニュースリリースでも ※1 が付くのは本文の「大風量4.8m3/分(※1)」のほうで、「主な仕様」表の風量行には付かない。同じ社の同じ発表の中で、規格名が仕様表の内側と外側を行き来している。単位の書き方も web は m³/分、カタログは ㎥ / 分、取説とニュースリリースは m3/分 で、同じ製品で3通りある。

温風温度

約95℃(室温30℃ TURBO運転時)

「約95℃(室温30℃ TURBO運転時)」。6点で唯一、消費電力・温風温度・風量の3つが同じモード(TURBO運転時)で揃っている製品。他の4点は風量と温度で測ったモードが違う。一方で、同じ取扱説明書の中に別の室温が出てくる。仕様欄は室温30℃だが、「こんなときは?」欄は「暖かい部屋(室温25℃程度)でドライヤーを1分稼働させ、温風が出ていれば正常です。」と書く。性能を名乗るときの室温と、正常だと判断してよい室温が違う。温風がぬるいと感じる場面はまさに寒い脱衣所なので、この差は実際に効く。

質量

約485g

「約485g」。ただし条件が書かれていない。同じ485gが、ニュースリリースと取扱説明書では「本体:約485g」となり、web とカタログ 対 リリースと取説で2対2に割れている。付属品が取扱説明書だけなので実害は小さいが、何を含んだ重さかを書く版と書かない版が社の中で決まっていない。数字だけを見ればテスコム TD570A の「435g(本体のみ)」のほうが小さいが、片方は何を含むかを書き、片方は書いていないので、この2つを軽い順に並べる根拠は公表資料にない。6点で条件の書き方が5通りに割れる列なので、順位ではなく条件のほうを先に見ることになる。

運転音

記載なし

6点とも公表が無い。この製品は商品ページの仕様表にも、ニュースリリースにも、カタログPDFにも、取扱説明書にも dB の行が無い。JIS C 9613:2021 は騒音の規定(公開されている本文では70dB以下)と試験方法を持ち、形式検査の項目にも入っているが、製品表示で義務づけられている6項目に騒音は入っていない。測っているが書かなくてよい、という状態。購入者の側では音の大きさと音質の高さが挙がっていて、同じことが6製品すべてで起きている。

消費電力

1200 W

「1200W(TURBO運転時)」。条件付きで書いている側で、パナソニック EH-NA0K の spec.html が裸の「1200W」なのとは対照的。風量を電力で割るときの分母がどのモードかが、この1行だけで決まる。取扱説明書の仕様欄も同じ「1200W(TURBO運転時)」で、web と紙が食い違わない。EH-NA0K と同じ1200Wで外接直方体も近い(2.20L 対 2.42L)のに、印字された風量は3倍ひらく。同じ電力・近い体格で3倍という組み合わせが、このカテゴリで測り方を疑う出発点になる。

折りたたみ

折りたたみ(寸法なし)

折りたためると書いているのに、仕様表に折りたたみの行が無い。ニュースリリースの本文が「ハンドル部分は折り畳みが可能で、省スペースに収納できます。」、カタログが「折りたためてコンパクト」、取扱説明書が折りたたむときの注意を書く。それでも折りたたんだときの寸法はどこにも無く、仕様表にある1組の寸法が展開時なのか折りたたみ時なのかも書かれていない。折りたたみ時の寸法を併記しているのは6点でコイズミ KHD-W915 だけ。

本体寸法

74 × 151 × 197 mm

公表は「サイズ|高さ197×幅74×奥行151mm、電源コード約1.7m」。寸法の行にコードの長さが同居している唯一の社で、この表では幅×奥行×高さに並べ替えてある。取扱説明書は逆で、電源コードの長さが独立した行になり、寸法の行そのものが無い(形名/電源/消費電力/温風温度/風量/質量/電源コードの長さ/付属品の8行)。web には無い形名の行があり、web にある寸法の行が無い。外接直方体は2.20Lで、公表値のある5点では最小。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    温風がぬるい、冬は寒く感じるという指摘

  • 複数の報告

    運転音が大きく、高い音質が気になるという指摘

  • 複数の報告

    吸込口にホコリが溜まりやすく、手入れの頻度が高いという指摘

  • 複数の報告

    温風で髪をセットしづらい、風が散るという指摘

  • 単発の報告

    評価の中に、公表されている質量と合わない数字が根拠として添えられているものがある

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 印字された風量の大きさを重視しつつ、その根拠の書かれ方まで確かめたい人
  • 軽さと本体の小ささを優先したい人
  • 測定モードが揃った仕様表を見てから買いたい人
  • 価格を抑えたい人

向いていない人

  • 規格の番号まで確かめたい人(IEC としか書かれていません)
  • 折りたたんだ大きさで収納場所を決めたい人(寸法がありません)
  • 寒い脱衣所で高い温風温度を期待する人(仕様の95℃は室温30℃での値です)

③ テスコム プロテクトイオン ヘアドライヤー Speedom TD570A

テスコム

テスコム プロテクトイオン ヘアドライヤー Speedom TD570A

○ 選ぶ理由

  • 同じ欄に JIS 側と自社基準側の2値を並べている唯一の製品
  • 規格名を web の仕様表のセルの中に書いている(6点で2点だけ)

△ 購入前に確認

  • JIS の規格番号を書いていない
  • 同じ1ページで「自社基準」と「当社測定法」の2語を使っている
目安価格 · 2026.09.09確認6千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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1つのセルに2つの値を書いている、6点で唯一の製品です。 「2.3m3/分(JIS規格) / 4.7m3/分(自社基準) ※TURBO時測定」。同じ1台の、同じ TURBO の、同じ風が2つの数字を持っていて、その比は約2.04倍。この1台だけが、消費電力あたりで見たときの2つの群の両方に入ります。

比較表の風量の列を数値型にできないのは、この製品のためです。1つの値に丸めると、どちらを取るかで6点の順位が入れ替わってしまう。

規格名を仕様表のセルの中に書いている点は、6点で2社しかない側です。 ただし JIS の番号はありません。そして同じページの特長コピーには「※3:従来機種 TID2400Bと体積、質量比較。当社測定法による。」があり、1ページの中で「自社基準」と「当社測定法」の2語が使われています。

公表値だけで検算できる部分もありました。特長コピーの「従来機種から約11%小型化」は、TID2400B の外接直方体3.10Lに対してこの製品が2.73Lなので11.8%減。「約8%軽量化」は、フード付きどうし(455g/495g)なら8.1%減で合います。ただし本体のみどうし(435g/470g)だと7.4%減で、8%には届きません。 どちらの組で言っているのかは書かれていない。

この注記の書き方を6製品ぶん並べ直すと、相対を名乗る文10件が4段階に割れます。型番まで書くのが4件、試験の条件まで書くのが1件、範囲だけが3件、何も書かないのが2件。そのうち読者が実際に相手の公表値まで当たれたのは、ここで検算したこの ※3 だけでした。ほかの3件が指す TID2250 と KHD-W905 は、この6点に入っていません。

質量は「435g(本体のみ)/455g(フード付き)」の2値併記で、引き算するとセットフードが20gだと分かります。条件を2つ書く社は、6点でテスコムの2機種だけでした。目安価格は6千円前後。購入者からは TURBO 時の音が繰り返し挙がっていて、夜間や早朝に使いにくいという指摘まで出ています。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
風量

2.3m3/分(JIS規格) / 4.7m3/分(自社基準) ※TURBO時測定

仕様表の風量欄は「2.3m3/分(JIS規格) / 4.7m3/分(自社基準) ※TURBO時測定」。1つのセルに2つの値が入っている6点で唯一の製品で、同じ1台の、同じ TURBO の、同じ風が2つの数字を持つ。4.7 ÷ 2.3 は約2.04倍。自社基準がどう測ったものかは公表されていないので、この2倍から換算係数を作ることはできない。消費電力1300Wで割ると JIS 側が 1.77、自社基準側が 3.62 ㎥/分/kW。6点を2群に分けたとき、この1台だけが両方の群に入る。列を数値型にできないのはこの製品のためで、1値に丸めるとどちらを取るかで順位が入れ替わる。

風量の準拠規格

(JIS規格) / (自社基準)

「(JIS規格)」と「(自社基準)」の2値併記。規格名を web の仕様表のセルの中に書いている2点のうちの1点で、もう1点はシャープ IB-P300。ただし JIS の番号までは書いていない(番号まで書くのは6点でパナソニックとコイズミの2点で、製品ページの中に番号があるのはコイズミだけ)。さらに同じページの特長コピーには「※3:従来機種 TID2400Bと体積、質量比較。当社測定法による。」があり、1ページの中で「自社基準」と「当社測定法」の2語が使われている。姉妹機 TID2400B の風量は当社測定法によるものなので、自社と名の付く測り方が同じ社の中に2通りあり、値は2倍違うことになる。

規格名の記載場所

仕様表の中

6点の仕様表を web と紙の両方で見たとき、風量の欄に規格名が付いたまま残るのはこの製品だけ。シャープは web の仕様表に IEC の注記を書きながら、取扱説明書の同じ行から注記が消える。この製品が残るのは、取扱説明書の仕様表に風量の行そのものが無く(品名/品番/電源/消費電力/温風温度/電源コード長さ/質量/付属品/安全装置/寸法の10行)、規格名の付いた web の欄と食い違う紙が存在しないため。取説には JIS の3文字も出てこない。なお公式の仕様表が2つあり(直営ショップ13行・企業サイト15行)、行ラベルが「風量(㎥/分)」と「風量」で違う。

温風温度

100℃(周囲温度30℃の場合。DRY時)

「100℃(周囲温度30℃の場合。DRY時)」。風量は TURBO(強)で測り、温度は DRY(中)で測っている。取扱説明書の切替スイッチは TURBO=強/DRY=中/SET=弱なので、最大風量のときの温風温度は公表されていない。数字そのものは6点で95〜100℃に収まり、5℃しかひらかない。割れているのは条件のほうで、室温の呼び名も「周囲温度」(テスコム)と「室温」(パナソニック・シャープ)に分かれる。

質量

435g(本体のみ)/455g(フード付き)

「435g(本体のみ)/455g(フード付き)」。2つの条件を併記していて、引き算するとセットフードが20gだと分かる。条件を1つしか書かない社(コイズミは集風器付きだけ)や、条件を書かない社(シャープ)と同じ列に並ぶので、この列は数字より条件が割れている。特長コピーは「シリーズ史上最軽量 約455g(セットフード付)」と重いほうの値を使う。従来機 TID2400B(470g/495g)に対する「約8%軽量化」は、フード付きどうしなら 455÷495 で8.1%減となり公表値から再現できるが、本体のみどうしでは7.4%減で合わない。

運転音

記載なし

6点とも公表が無い。直営ショップの仕様表にも、企業サイトの仕様表にも、取扱説明書にも dB の行が無い。JIS C 9613:2021 は騒音を規定し(公開されている本文では70dB以下)、形式検査の項目にも入れているが、製品表示の義務項目は6つで、そこに騒音は無い。この製品は購入者の低評価で音が繰り返し挙がっている側で、公表が無い列を埋めているのが購入者の言葉だけ、という状態が最もはっきり出る。

消費電力

1300 W

web は「1300W」の1行だが、取扱説明書は「1300W(TURBO- 温風)/ 1275W(DRY- 温風)」と2つに分かれる。風量は TURBO 時、温風温度は DRY 時の値なので、同じ仕様表の2行が、違うモードの、違う消費電力の状態を指していることになる。風量を電力で割るなら分母は TURBO の1300Wだが、その対応は web だけを見ても分からない。姉妹機 TID2400B の取説は2つ目が「620W(SET- 温風)」で、並べる相手のモードが違うため、2つ目の数字どうしは比べられない。

折りたたみ

折りたたみ(寸法なし)

仕様表に「折りたたみ|〇」の行があるのに、折りたたんだときの寸法が無い。6点で折りたたみ時の寸法まで書いているのはコイズミ KHD-W915 だけで、そのコイズミの値からは折りたたむと幅が18mm増えることが分かる。〇だけでは、手元の引き出しや洗面台の扉裏に入るかどうかは決まらない。

本体寸法

165 × 77 × 215 mm

「高さ215mm 幅165mm 奥行き77mm(本体のみ)/高さ215mm 幅210mm 奥行き77mm(フード付き)」。この表では本体のみの値を幅×奥行×高さに並べ替えてある。外接直方体は本体2.73L・フード付き3.48L。特長コピーの「従来機種から約11%小型化」は、TID2400B の本体3.10L に対して 2.73÷3.10 で11.8%減となり、公表寸法だけで再現できる。当社測定法によるという注記が付いていても、この2つは公表値で追える数少ない例。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    TURBO で使うと運転音が大きいという指摘

  • 複数の報告

    夜間や早朝は使いにくい、家族が寝ている時間帯は気を使うという指摘

  • 複数の報告

    温風の温度が低めだという指摘

  • 単発の報告

    使用中に本体が熱くなるという指摘

  • 単発の報告

    風が強すぎて手元の調整が難しいという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 同じ製品の JIS 値と自社値を並べて見たい人
  • 軽さを優先し、長く持つ時間が長い人
  • 温風温度より風量で乾かす考え方に納得できる人
  • 価格を抑えたい人

向いていない人

  • 静かなものを選びたい人(数字がなく、音の指摘が繰り返し挙がっています)
  • 夜間や早朝に使うことが多い人
  • 最大風量のときの温風温度を確かめたい人(公表されていません)

④ テスコム プロテクトイオン ヘアードライヤー Speedom TID2400B

テスコム

テスコム プロテクトイオン ヘアードライヤー Speedom TID2400B

○ 選ぶ理由

  • 6点で最も価格帯が低い
  • 後継機と同じ2.3という値を、別の根拠で公表している比較材料になる

△ 購入前に確認

  • 仕様表に規格名も測定法も無い
  • 温風温度のモード名が製品に存在しない(HOT-DRY)
目安価格 · 2026.09.09確認5千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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後継の TD570A と、風量の数字が完全に一致します。 2.3㎥/分。同じ社、同じシリーズ、同じ1300W、同じ TURBO。違うのは根拠の名前(当社測定法)と、その名前の置き場所(仕様表ではなく特長コピーの注記)だけです。同じ社・同じ販売サイト・同じ形の表の中で、規格名の置き場所が製品ごとに違う。

温風温度のほうには、もっと分かりやすいずれがあります。仕様表は「100℃ (周囲温度30℃の場合。HOT-DRY使用時)」。ところがこの HOT-DRY というポジションは、製品のどこにも存在しません。 同じ仕様表のスイッチ欄は「OFF-SET-DRY-TURBO」で HOT が無く、取扱説明書の切替スイッチも TURBO/DRY/SET/OFF の4つ、取説の仕様表は「DRY-温風のときの温度」と書いています。web が、実在しないモード名で温度を説明している。

企業サイトのページには、もう1つ食い違いがあります。見出しも型番も TID2400B なのに、型番とJANコードの欄に載っているのは末尾の違う旧機種のもので、直営ショップ側のJANと1つも一致しません。色数も3色と2色で違う。同じ社の2つの公式ページで、同じ型番が別の商品を指しています。

目安価格は5千円前後で、6点では最も低い。ただし購入者からは、半年ほどで冷風が出なくなったという報告を含め、耐久性への不安が複数挙がっています。価格差だけで後継機と比べる材料にはしないほうがいい製品です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
風量

2.3㎥/分 (TURBO使用時)

仕様表の風量欄は「2.3㎥/分 (TURBO使用時)」。後継の TD570A が同じ欄に書いた「2.3m3/分(JIS規格)」と数字が完全に一致する。同じ社・同じ Speedom シリーズ・同じ1300W・同じ TURBO で、片方は JIS規格、片方は(仕様表の外で)当社測定法。値が同じで、根拠だけが違う。どちらが正しいかは公表資料からは決められない。消費電力1300Wで割ると 1.77 ㎥/分/kW で、TD570A の JIS 側と小数点以下まで一致する。候補から外した別の社の製品にも「2.3㎥/min(自社測定による)」があり、同じ2.3を3通りの根拠で持つ製品が市場にある。

風量の準拠規格

当社測定法による

仕様表には規格名も測定法も無く、風量欄は「2.3㎥/分 (TURBO使用時)」だけ。「当社測定法による」は特長コピーの注記(※3:スイッチポジションTURBO使用時。当社測定法による。)にしかない。姉妹機の TD570A は、同じ直営ショップの同じテンプレートの中で、規格名を仕様表のセルに入れている。同じ社・同じ販売サイト・同じ形の表で、規格名の置き場所が製品ごとに違う。

規格名の記載場所

特長コピーの注記

仕様表だけを読むと、この製品は「記載なし」に分類される。取扱説明書の仕様表にも風量の行そのものが無く(TD570A と同じ)、JIS も IEC も1文字も出てこない。規格名にたどり着ける資料は web の特長コピー1か所だけ。なお企業サイトのこの製品のページには、型番の末尾が違う旧機種のJANコードが載っていて、直営ショップ側のJANと1つも一致しない。色数も3色と2色で違う。同じ社の2つの公式ページで、同じ型番が別の商品を指している状態になっている。

温風温度

100℃ (周囲温度30℃の場合。HOT-DRY使用時)

「100℃ (周囲温度30℃の場合。HOT-DRY使用時)」。この HOT-DRY というポジションが、製品のどこにも存在しない。同じ仕様表のスイッチ欄は「メインスイッチ 「OFF-SET-DRY-TURBO」」で HOT が無く、取扱説明書の切替スイッチも TURBO/DRY/SET/OFF の4つ、取説の仕様表は「DRY-温風のときの温度」と書く。web が、実在しないモード名で温度を説明している。風量が TURBO 時の値なので、ここでも風量と温度で測ったモードが違う。

質量

470g (本体のみ)/495g(セットフード付き)

「470g (本体のみ)/495g(セットフード付き)」。TD570A と同じく2値併記で、引き算するとセットフードは25g。後継機の20gと違うので、付属品も作り直されていることが公表値から分かる。特長コピーは「従来機種より12%軽量化」と、さらに前の機種との比較を書く。何を含んだ重さかを2値で書く社は6点でテスコムの2機種だけで、残る4点は1値か、条件そのものが無い。

運転音

記載なし

6点とも公表が無い。直営ショップ・企業サイト・取扱説明書のどこにも dB の行が無い。JIS C 9613:2021 には騒音の規定と試験方法があり形式検査の項目にも入っているが、製品表示の義務項目には入っていない。この製品は購入者の低評価で音が繰り返し挙がっている側で、深夜に使うのをためらうという指摘まで出ている。数字が無い以上、買う前に音で選び分けることは、この6製品ではできない。

消費電力

1300 W

web は「1300W」の1行だが、取扱説明書は「1300W(TURBO- 温風)/ 620W(SET- 温風)」と2つに分かれる。後継の TD570A は2つ目が 1275W(DRY-温風)なので、2つ目に選ばれているモードが機種で違う。web はどちらも1300Wの1行だけなので、この違いは取説を開かないと見えない。風量を電力で割るときの分母は TURBO の1300W。

折りたたみ

折りたたみ(寸法なし)

仕様表に「折りたたみ|〇」の行があるが、折りたたみ時の寸法が無い。TD570A と同じ扱い。本体のみで幅187mmなので、後継機(165mm)より22mm大きい。折りたたんだあとの幅は、どちらの機種も公表されていない。

本体寸法

187 × 77 × 215 mm

「高さ215mm 幅187mm 奥行き77mm(本体のみ)/高さ215mm 幅238mm 奥行き77mm (セットフード付き)」。この表では本体のみの値を幅×奥行×高さに並べ替えてある。外接直方体は本体3.10L・フード付き3.94Lで、公表値のある5点では2番目に大きい。後継の TD570A(本体2.73L)との差が、テスコムの言う約11%小型化にあたる。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    半年ほどで冷風が出なくなった、耐久性に不安があるという指摘

  • 多くの報告

    TURBO のときの運転音が大きいという指摘

  • 複数の報告

    深夜や早朝、家族が寝ている時間帯には使いにくいという指摘

  • 多くの報告

    温風の温度が低めで、髪をセットしづらいという指摘

  • 複数の報告

    本体が滑りやすい、使用中に熱くなって持てなくなるという指摘

  • 単発の報告

    吸気口フィルターのカバーが外れやすくなるという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 価格を最優先にしたい人
  • 風量の数字より、条件が書かれているかどうかで判断したい人
  • セットフードを使う前提で、その状態の質量を確かめたい人

向いていない人

  • 静かなものを選びたい人(数字がなく、音の指摘が繰り返し挙がっています)
  • 深夜や早朝に使うことが多い人
  • 長く使う前提で耐久性を重視する人(故障の指摘が複数挙がっています)

⑤ コイズミ MONSTER ダブルファンドライヤー KHD-W915

コイズミ

コイズミ MONSTER ダブルファンドライヤー KHD-W915

○ 選ぶ理由

  • 風量の測定方法として JIS C 9613 を規格番号まで書き、その番号が製品ページの中にある唯一の製品
  • 折りたたみ時の寸法を公表している唯一の製品

△ 購入前に確認

  • 規格名が仕様表ではなく特長コピーの注記にしかない
  • 風量はノズル無し、温風温度は集風器装着時と、測定した状態が逆
目安価格 · 2026.09.09確認1万円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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規格の番号が製品ページの中にある、6点で唯一の製品です。 「※ノズル無しのとき、測定方法はJIS C 9613に基づく。」。番号まで書いている社はもう1つあります(パナソニック)が、そちらは番号を製品ページの外の3ページに置いている。シャープが「IEC規格」、テスコムが「JIS規格」と番号なしで書くのに対して、この2点だけが JIS C 9613 と特定できる形になっています。

そして同時に、仕様表の風量欄がいちばん素っ気ないのもこの製品です。 「2.4㎥/分」だけで、条件も規格名もありません。いちばん詳しく書いている社が、いちばん仕様表から遠い場所に書いている。

もう1つ、この製品は折りたたみ時の寸法を公表している唯一の製品です。使用時が約237×95×280mm、折りたたみ時が約255×95×147mm。ここから公表値だけで一つ言えます。折りたたむと幅が18mm増えます。 高さは280mmから147mmに減り、外接直方体は6.30Lから3.56Lへ43.5%小さくなりますが、幅237mmで収まる引き出しには、折りたたんだ状態では入りません。 寸法を書かない4点では、この確認そのものができない。

温風温度の条件も独特です。「約95℃(HOTモード風量「2」の時)※集風器装着時」。風量はノズル無しで測り、温度は集風器を付けて測っている。 しかも風量調節は5段階で、温度を測ったのは下から2番目。加えて周囲温度の条件がありません(他の4点はすべて30℃を書いています)。後継機では「HOT 風量5:約90℃(集風器有り)※周囲温度30℃の場合」となっていて、同じ社が次の世代で条件を足し、測る段も変えています。 95℃と90℃を世代間で比べることはできません。後継機は風の強さの書き方も替えていて、仕様表の行が「風速 約46m/s」になりました。「測定方法はJIS C 9613に基づく」という書き方は残したまま量のほうが入れ替わったので、この製品の2.4㎥/分と後継機の46m/sは、公表資料だけでは並べられません。

目安価格は1万円前後。メーカー公式のページには生産終了品の表示があります。 購入者からは、1年未満で断線や故障に至ったという報告が複数挙がっていて、交換後に同じ症状が出たという報告もありました。生産終了は、修理や部品の面でも効いてくる情報です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
風量

2.4㎥/分

仕様表の風量欄は「2.4㎥/分」だけ。条件も規格名も無い、風量欄を読めた5点ではいちばん素っ気ない書き方になっている。数値としては6点の真ん中だが、特長コピーの注記に「※ノズル無しのとき、測定方法はJIS C 9613に基づく。」があるので、JIS を名乗る群(1.6〜2.4)の上端にいる。消費電力1300Wで割ると 1.85 ㎥/分/kW で、この群では最大。IEC と自社基準を名乗る2つ(3.62・4.00)とは群が分かれる。なお後継機 KHD-W995 では仕様表から ㎥/分 が消えて「風速 約46m/s」になり、注記の「測定方法はJIS C 9613に基づく」だけが残った。規格名は残して単位のほうを変えている。

風量の準拠規格

※ノズル無しのとき、測定方法はJIS C 9613に基づく。

「※ノズル無しのとき、測定方法はJIS C 9613に基づく。」。規格番号まで書いているのは6点で2点で、もう1点はパナソニック EH-NA0K。ただしパナソニックはその番号を速乾ページと2つの比較表、つまり製品ページの外に置いているので、製品ページの中に規格番号がある製品は6点でこの1点だけになる。シャープは「IEC規格」の4文字だけで番号が無く、テスコム TD570A は「JIS規格」で番号が無い。同じ「規格名を書く社」でも、番号を書く社と書かない社に割れている。ただしこの製品も置き場所は仕様表ではなく特長コピーの注記で、いちばん詳しく書いている社が、いちばん仕様表から遠いという順序になっている。取扱説明書には JIS の3文字が1つも無い。

規格名の記載場所

特長コピーの注記

仕様表の風量欄には条件も規格名も無いので、仕様表だけを読むとこの製品は「記載なし」に分類される。取扱説明書の仕様は7行しかなく(電源/消費電力/電源コードの長さ/サイズ/質量/安全装置/付属品)、風量の行も温風温度の行も無い。規格名にたどり着ける資料は web の特長コピーだけ。後継機 KHD-W995 では同じ注記が「(※2)ノズル使用時、測定方法はJIS C 9613に基づく。」となり、装着の有無が正反対になっている。

温風温度

約95℃(HOTモード風量「2」の時)※集風器装着時

「約95℃(HOTモード風量「2」の時)※集風器装着時」。風量はノズル無しで測り、温度は集風器を付けて測っている。同じ仕様表の2行が、逆の状態の値になっている。しかも風量調節は5段階で、温度を測ったのは下から2番目の段。風量の2.4㎥/分 は最大の状態と読むのが自然なので、1つの表の中で、風量は最大・温度は下から2番目という別の状態の値が並ぶ。さらに周囲温度の条件が無い(他の4点はすべて室温30℃または周囲温度30℃を書く)。後継機 KHD-W995 は「HOT 風量5:約90℃(集風器有り)※周囲温度30℃の場合」で、同じ社が次の世代で条件を足し、測る段も変えている。95℃と90℃を世代間で比べることはできない。

質量

約690g(集風器付)

「約690g(集風器付)」。メーカーの公表値がある5点では最も重い(ダイソンは原典未確認の675g/720g)。ただし条件は集風器付きの1つだけで、外した状態の質量は公表されていない。テスコムの2機種は本体のみとフード付きの2値を書くので付属品の質量が引き算で出るが、この製品では出せない。公表寸法の外接直方体(6.30L)で割ると 0.109 g/cm³ で、公表値のある5点ではいちばん密度が低い。重いが、大きさに対しては軽い側という読み方になる。

運転音

記載なし

6点とも公表が無い。公式製品ページの SPEC 14行にも、取扱説明書の仕様7行にも dB が無い。JIS C 9613:2021 は騒音を規定し(公開されている本文では70dB以下)、形式検査の項目にも入れているが、製品表示の義務項目には入っていない。この製品は購入者の低評価で音の大きさが最も強い言葉で挙がっている側で、数字が無いぶん、その言葉しか手がかりが無い。

消費電力

1300 W

「1300W」。テスコムの2機種と同じ値で、6点では1300Wが3点、1200Wが2点(ダイソンは原典未確認)。取扱説明書の仕様も1300Wの1つだけで、テスコムのようにモード別には分かれない。ただし風量の測定条件がノズル無し、温風温度が集風器装着時なので、この1300Wがどちらの状態の値なのかは書かれていない。風量調節が5段階あることも、どの段の消費電力かという問いを増やす。

折りたたみ

折りたたみ(寸法あり)

「約237(W)×95(D)×280(H)mm(集風器付、使用時)※折りたたみ時:約255(W)×95(D)×147(H)mm」。折りたたみ時の寸法を公表している6点で唯一の製品。そしてその公表値から、折りたたむと幅が18mm増えることが分かる(237→255mm)。高さは280→147mmに減り、外接直方体は6.30L→3.56Lで43.5%小さくなるが、幅237mmで収まる引き出しには、折りたたんだ状態では入らない。寸法を書かない4点では、この確認そのものができない。

本体寸法

237 × 95 × 280 mm

「約237(W)×95(D)×280(H)mm(集風器付、使用時)」。外接直方体6.30Lは6点で最大で、2番目(3.10L)の2倍ある。ダブルファンで横に広い形なので、公表値のある5点では質量が最も重いのに、体積あたりではいちばん軽い。使用時と折りたたみ時の2組を仕様表に併記しているのは6点でこの製品だけで、取扱説明書の仕様欄にも同じ2組がある。取説の7行には風量も温風温度も無いのに、寸法だけは2組ある。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告要確認

    1年未満で断線や故障に至った、交換後にも同じ症状が出たという指摘

  • 複数の報告

    運転音が非常に大きいという指摘

  • 複数の報告

    本体が重く、長く持っていると腕が疲れるという指摘

  • 単発の報告

    吸込口のフィルターにすぐ埃が溜まるという指摘

  • 単発の報告

    折りたたみ方が複雑で扱いにくいという指摘

  • 複数の報告

    温風の温度が低めで乾きにくいという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 風量の根拠を規格の番号まで確かめてから買いたい人
  • 折りたたんだ大きさを先に測って収納場所を決めたい人
  • 風量を細かく段階で使い分けたい人

向いていない人

  • 長く持って乾かす人(公表質量690gは、メーカーの公表値がある5点で最も重い数字です)
  • 静かなものを選びたい人(数字がなく、音の指摘が強い言葉で挙がっています)
  • 生産終了品を避けたい人(メーカー公式に生産終了品の表示があります)
  • 折りたたんだ状態で幅237mmの引き出しに入れたい人(折りたたむと幅が増えます)

⑥ ダイソン Supersonic ヘアードライヤー HD08

ダイソン

ダイソン Supersonic ヘアードライヤー HD08

○ 選ぶ理由

  • 取扱説明書から風速3段階・風温4段階・冷風の切替が原典つきで確かめられる
  • 最高使用温度と温度過昇防止装置の作動温度を取扱説明書に書いている

△ 購入前に確認

  • 取扱説明書に仕様表そのものが無い(6点で唯一)
  • 風量・消費電力・質量・寸法・コード長がメーカー公表資料で確かめられない
目安価格 · 2026.09.09確認4万円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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この製品だけ、比較表に並んでいる数字の出どころが違います。 公式の製品ページに到達できず、風量・消費電力・質量・寸法・コード長は販売ページなどから人間が調べた値です。メーカーが風量の欄にどう書いているかは、一字一句としては1文字も取れていません。 だから比較表の「風量の準拠規格」は「記載なし」ではなく**「未確認」**にしてあります。

一方で、取扱説明書PDFはメーカー公式が配っていて、そこから確かめられることがあります。 風速3段階(強風/中風/弱風)、風温4段階(温風3段と冷風1段)、通常時の最高使用温度100°C、温度過昇防止装置の作動温度145°C、保証は購入日から2年。ここは原典があります。

その取扱説明書に、仕様表そのものがありません。 「製品仕様について」の見出しの下にあるのは「本製品の仕様およびデザインは、予告なしに変更することがあり…」の1文だけ。6点で唯一、紙に数字を1つも持たない製品です。基準2で書いた JIS の許容差が「取扱説明書などの添付文書に記載している表示値」を基準にしていることを思い出すと位置が分かりますが、この製品が JIS を名乗っているという記述も見つかっていないので、そこから先へは進めません。

呼び名も他社と違います。取扱説明書には「風量」という語が1度も出てきません。 操作は「風速切替」と呼ばれ、表示は強風/中風/弱風。他の5点はいずれも「風量切替」「風量調節」と書きます。ところが流通している数値は 2.4**㎥/分**、つまり風量の単位です。呼び名と単位が食い違っている。

質量の条件も1点だけ違います。675g/720gという値には「ケーブルとプラグを含む」が付いていて、コードを含むと明記された条件は6点でここだけです(ただしこれも原典未確認)。他の5点はコードを含めるかどうかを1つも書いていないので、675g をそのまま 435〜690g の列に並べても、同じものを比べたことになりません。

目安価格は4万円前後で6点では最も高い側です。購入者からは、プラグアダプターが大きくコンセントの位置によっては挿せないという指摘と、曲げられない形なので収納しづらいという指摘が出ています。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
風量

2.4㎥/分(メーカー公表資料は未確認)

2.4㎥/分という値は流通しているが、メーカーの公表資料では確かめられていない(販売ページなどから人間が調べたもの)。数字としてはコイズミ KHD-W915 と同じでも、根拠の名前が分からないので、同じ列に置いても同じ意味にはならない。消費電力を1200W(これも原典未確認)として割ると 2.00 ㎥/分/kW で、JIS・当社測定法の群(1.33〜1.85)と IEC・自社基準の群(3.62〜4.00)のちょうど間に落ちる。ただしこの位置から測り方を推し量ることはできない。分子も分母も原典未確認で、他の5点と同じ精度の数字ではない。なお取扱説明書には「風量」という語が1度も出てこない。操作は「風速切替」と呼ばれ、表示は強風/中風/弱風。呼び名と、流通している数値の単位(㎥/分=風量)が食い違っている。

風量の準拠規格

未確認

「未確認」であって「記載なし」ではない。「記載なし」は公表資料を読んだうえでそこに無い状態を指す語で、この6点ではパナソニックとコイズミの web 仕様表がそれにあたる。この製品は公式の製品ページに到達できておらず、取扱説明書には仕様表そのものが無いので、状態が違う。メーカーが風量の欄にどう書いているかは、一字一句としては1文字も取れていない。他の5点は書いてある文字のまま持っているので、両方を同じ記号で並べると比較表のほうが嘘をつくことになる。

規格名の記載場所

未確認

取扱説明書PDFはメーカー公式から取得できているが、「製品仕様について」の見出しの下にあるのは「本製品の仕様およびデザインは、予告なしに変更することがあり…」の1文だけで、仕様表が無い。風量・消費電力・質量・寸法・騒音のどれも載っていない。6点で唯一、取扱説明書に仕様表を持たない製品。JIS C 9613:2021 の風量の規定は「取扱説明書などの添付文書に記載している表示値」に対する許容差なので、その表示値が紙に1つも無いことになるが、「など」に何が入るかは規格の本文からは読み取れないし、この製品が JIS を名乗っているという記述も見つかっていない。

温風温度

最高使用温度100°C(弱風と高温の組み合わせで使用した場合)※取扱説明書

「通常時の最高使用温度:100°C」「弱風と高温の組み合わせで使用した場合」。取扱説明書に書かれた原典のある値だが、語が他の5点と違う。他社が名乗るのは温風温度で、こちらは最高使用温度。条件もいちばん弱い風の側で、シャープの TURBO(強)、パナソニックの強風、テスコムの DRY(中)、コイズミの風量2(5段階中)とは向きが違う。数字はテスコムの100℃と一致するが、指しているものが同じとは言えない。同じ取説には「温度過昇防止装置の作動温度:145°C」もある。風温は4段階で、内訳は温風3段と冷風1段。

質量

675g/720g(ケーブルとプラグを含む。メーカー公表資料は未確認)

675g/720g(ケーブルとプラグを含み、アタッチメントは除く)とされるが、メーカー公表資料は未確認。6点で唯一コードを含むと明記された条件で、他の5点はコードを含めるかどうかを1点も書いていない。675g をそのまま 435〜690g の列に並べても、同じものを比べたことにはならない。さらに質量が2つあるのはコード長違い(2.0m/1.9m)の仕様差とされていて、同じ HD08 の中に2つの筐体仕様があることになる。ここも原典未確認。

運転音

記載なし

6点とも公表が無い。この製品は取扱説明書にも dB が無く、販売ページを確認しても記載が無かった。この列だけは未確認ではなく、6点とも記載なしで確定している。JIS C 9613:2021 は騒音を規定し(公開されている本文では70dB以下)、形式検査の項目にも入れているが、製品表示の義務項目には入っていない。購入者の側では、機械的な高い音が気になるという指摘が出ている。

消費電力

1200 W

温風モードの最大段階で1,200Wとされるが、原典未確認。他の5点は公式の仕様表から取った値なので、同じ列に並んでいても確からしさが違う。パナソニック EH-NA0K とシャープ IB-P300 が同じ1200W、テスコム2点とコイズミが1300W。冷風時の消費電力も調査では触れられていたが、公表値ではなく推定だったので採っていない。取扱説明書に消費電力の行が無いので、この製品では電力あたりの風量を出そうとすると、分子も分母も借り物になる。

折りたたみ

未確認

折りたためない固定形状とされるが、メーカーの公表資料では確かめていない。取扱説明書にも折りたたみに関する記述は無い。ここも「記載なし」とは書けない。収納の判断材料として書けるのは、寸法(原典未確認)と、購入者から曲げられない設計で収納しづらいという指摘が出ていることだけ。

本体寸法

78 × 97 × 245 mm

高さ245×幅78×奥行97mm とされるが原典未確認で、出所は海外の通販サイトとレンタルサイトであってメーカーの公表資料ではない。この表では幅×奥行×高さに並べ替えてある。この値を使うと外接直方体は1.85Lで6点中最小、密度は 0.364 g/cm³ で最大になるが、質量の条件がケーブルとプラグを含むものなので、他の5点と同じ土俵の密度ではない。取扱説明書には寸法の行が無い。購入者からは実物が想像より大きいという指摘も出ている。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告

    コードが太い、プラグアダプターが大きくコンセントの位置によっては挿せないという指摘

  • 多くの報告

    価格に見合わないと感じるという指摘

  • 複数の報告

    本体が大きい、長く持っていると腕が疲れるという指摘

  • 複数の報告

    吸気口が詰まりやすく、掃除の手間がかかるという指摘

  • 複数の報告

    機械的な高い音が気になるという指摘

  • 単発の報告

    曲げられない形なので収納しづらいという指摘

  • 単発の報告

    評価の中に、調べられている質量と合わない数字が根拠として添えられているものがある

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 風速と風温を別々に細かく切り替えたい人
  • アタッチメントを付け替えて使い分けたい人
  • 保証期間を確かめてから買いたい人

向いていない人

  • 仕様をメーカーの公表資料で確かめてから買いたい人
  • 他社と同じ土俵で風量や質量を比べたい人(条件も根拠も揃いません)
  • 折りたたんで収納したい人
  • 価格を抑えたい人

レビューで多かった不満と、その対処

製品をまたいで共通していた指摘が5つあります。1つめは、公表値の側が空白のままの列でした。

1. 運転音。6製品すべてで挙がっている

低評価の側に音の指摘が無い製品が、1つもありませんでした。TURBO のときの音、朝や深夜に使いにくいこと、テレビの音が聞こえなくなること。ダイソンでは機械的な高い音、パナソニックでは最大風量で始まることへの戸惑いとして現れます。

基準3で書いたとおり、6製品とも dB の公表がありません。 つまりこの列は、公表値の側が空白のまま購入者の言葉だけで埋まっている。数字が無いので、製品どうしの静かさを比べることはできません。

対処:家族が寝ている時間に使う予定なら、風量を最大にしない前提で選ぶ。 6点とも運転の切替は3つ以上の段を持ち(コイズミは風量だけで5段階)、条件が書かれている4点では、公表されている風量はいずれも最も強い状態の値です。最大でなければ足りないかどうかは、髪の量と長さで変わります。

2. 温風がぬるい。ただし条件のほうを先に見る

シャープ、テスコム2点、コイズミで挙がっています。公表値を見ると温風温度は5点とも95〜100℃で、5℃しか違いません。

効いているのは室温のほうです。5点のうち4点は「室温30℃」または「周囲温度30℃」を条件に書いています。 冬の脱衣所はその条件から大きく外れる。シャープの取扱説明書は「暖かい部屋(室温25℃程度)でドライヤーを1分稼働させ、温風が出ていれば正常です。」と、性能を名乗るときとは別の室温で正常の判断を書いています。

対処:寒い場所でぬるいと感じたら、まず部屋を暖めた状態で確かめる。 それでも変わらないなら、吸込口のフィルターを見てください。

3. 吸込口の目詰まりと手入れの頻度

シャープ、コイズミ、ダイソンで挙がっています。フィルターに埃が溜まる、掃除の間隔が短い、という内容です。

対処:買った日にフィルターの外し方を確認しておく。 ダイソンの取扱説明書は「フィルターに汚れやホコリがないか、ひと月に1回確認してください。」と頻度まで書いています。水洗いの可否は製品ごとに違うので、そこも同じ日に確かめておくと早い。

4. 重さ。ただし、比べられる形にはなっていない

コイズミ(公表690g)とダイソンで、腕が疲れるという指摘が出ています。ところが質量の条件は6点でそろっていません。

  • 本体のみとフード付きの2値を書く … テスコム2点
  • 付いている状態だけを書く … コイズミ(集風器付)
  • 含まないものを書く … パナソニック(ノズル3本を含まず)
  • 条件を書かない … シャープ
  • コードとプラグを含むと書く … ダイソン(原典未確認)

5通りあります。 数字を1列に並べた比較表は、この5通りを同じものとして見せてしまう。

対処:いま使っているドライヤーの重さを量って、その差で考える。 絶対値より差のほうが体感に近く、条件の違いにも巻き込まれません。

5. 購入者の書き込みに出てくる数字が、公表値と合わないことがある

これは不満ではありませんが、選ぶときに効くので書いておきます。評価の中には、公表されている質量とは合わない数字が根拠として添えられているものがあります。 シャープにも、ダイソンにも見られました。どこから来た数字なのかは書き込みからは分かりません。

対処:数字が添えられている評価ほど、その数字の出どころを確かめる。 公表値と突き合わせて合わないなら、その評価の前提が別の製品や別の状態を指している可能性があります。

状況別のおすすめ

こういう人候補理由
風量の根拠を規格の番号まで確かめたい① EH-NA0K または ⑤ KHD-W915JIS C 9613 と番号まで書いているのはこの2点だけ。ただし①は番号が製品ページの外にある
仕様表の1枚で条件までそろえたい② IB-P300消費電力・温風温度・風量が同じ TURBO 運転時で揃う唯一の製品
同じ1台で JIS 側と自社側の両方を見たい③ TD570A1つのセルに2値を書いている唯一の製品
長く持つので軽さを優先したい② IB-P300 または ③ TD570A公表は約485g(条件の記載なし)と435g(本体のみ)。条件が違うので順位は付けられない
折りたたんだ大きさで置き場所を決めたい⑤ KHD-W915折りたたみ時の寸法を書いている唯一の製品。ただし折りたたむと幅は増える
価格を最優先にしたい④ TID2400B6点で最も低い価格帯。耐久性の指摘は織り込んで
風速と風温を別々に細かく切り替えたい⑥ HD08風速3段階と風温4段階。ただし仕様の多くが未確認
静かなものが欲しい該当なし6点とも dB の公表がなく、選び分けられません

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買ったあと、最初にやること

  1. 置き場所の幅と高さを、買う前に測る — 折りたたみ時の寸法を公表しているのは1点だけです。残る5点は、展開した状態の寸法で入るかどうかを見ることになります。測るのは奥行きも入れた3辺で、突き合わせる相手は最長辺と、公表されている広いほうの幅です。最長辺で並べ直すと、たたんだコイズミの255mmは折りたたみの行が無いパナソニックの221mmより34mm長く、テスコムの2点はフードを付けると幅が45mmと51mm増えます
  2. コンセントの容量を確かめる — 6点とも1200Wか1300Wです(ダイソンだけ原典未確認)。パナソニックの仕様表は「定格15A以上のコンセントを単独でご使用ください」、テスコム TID2400B の取扱説明書は「定格容量が1300W未満のコンセントではお使いになれません」と書いています。延長コードやたこ足配線に足さない
  3. 届いたら、取扱説明書の仕様欄を web の仕様表と見比べる — 5点で何かが違いました。単位、モード名、行の有無、注記の有無。紙のほうが行が少ない製品もあります。落ちる行は社ごとに違い、寸法が消えるのはパナソニックとシャープ、風量が消えるのはテスコム2点とコイズミです。寸法・風量・温風温度が3つそろって紙に残る製品は1点もありません。 逆に安全装置の行は紙にしかなく、web の仕様表に持っている製品は読めた5点で0点でした
  4. 吸込口のフィルターの外し方を、その日のうちに確認する — 手入れの指摘が3製品で挙がっています。水洗いの可否も製品ごとに違います
  5. 風量と風温のモードを、1段ずつ通して確かめる — 仕様に書かれた値がどのモードのものかは製品ごとに違い、最大風量のときの温風温度を公表していない製品もあります
  6. 温風がぬるいと感じたら、部屋の温度を思い出す — 公表の95〜100℃は、多くが室温30℃での値です
  7. コードを根元から折り曲げて束ねない — 断線の報告が挙がっている製品があります。コード長は5点が1.7mで揃っているので、届く範囲は最初に決まります

風量の数字を大きい順に並べても、乾く速さの順にはなりません。今回6製品を並べていちばんはっきりしたのはそこでした。選ぶときに見るのは値そのものではなく、その値に何という名前の測り方が添えられていて、それがどこに書いてあるかです。

よくある質問

風量の数字が大きいほうが速く乾きますか?

この6製品については、そうとは言えません。印字された値は1.6から4.8まで3倍ひらきますが、大きいほうの2つは自社基準とIEC規格、小さいほうの4つはJISか当社測定法で、測り方の名前が違います。同じ条件で測った3倍ではありません。

同じ社の中でも成り立ちません。パナソニックの比較表では、同じJIS C 9613の注記が付いたまま、上位機のほうが数字が小さくなっています。

同じ2.3㎥/分なのに、片方はJIS規格、片方は当社測定法と書かれているのはなぜですか?

理由はどちらのページにも書かれていません。テスコムのTD570AとTID2400Bは、同じ社の同じシリーズで後継と従来の関係にあり、消費電力もモードも同じで、値も一致します。違うのは根拠として書かれた語と、その語の置き場所だけです。

背景として言えるのは、JIS C 9613に風量の試験方法が入ったのが2021年9月の改正から、IECの側も2022年の版からだということです。それ以前は各社が自分の方法で測るしかありませんでした。ただし各社がそう説明しているわけではないので、これは断定できません。

静かなドライヤーを数字で選べますか?

この6製品では選べません。web の仕様表にも取扱説明書にも販売ページにも、dBの記載が1つもありませんでした。

数字が無いことは、測っていないことを意味しません。JIS C 9613:2021は騒音の規定と試験方法を持ち、形式検査の項目にも入れています。それでも製品表示として義務づけられているのは定格電圧・定格周波数・定格消費電力・製造業者名・製造番号・製造年の6つで、騒音も風量も入っていません。測っているが書かなくてよい、という状態です。

仕様表に規格名が書かれていない製品は、規格に沿っていないということですか?

そうは読めません。今回の6製品でも、仕様表に規格名が無い3点のうち2点は、別のページや特長コピーの注記に規格名を書いています。パナソニックは仕様表に無いだけで、速乾ページと比較表2つにJIS C 9613を名乗っています。

分かるのは「どこに書いてあるか」だけで、それ以上のことは公表資料からは決められません。取扱説明書に風量の行が無いことも、規格違反を意味しません。

比較表の「未確認」と「記載なし」は何が違いますか?

記載なしは、公表資料を読んだうえでそこに無い状態です。パナソニックとコイズミの web の仕様表に規格名が無いことは、実際にその表を読んで確かめています。

未確認は、そもそも読めていない状態です。ダイソンHD08は公式の製品ページに到達できず、取扱説明書には仕様表そのものがないので、メーカーがどう書いているかを1文字も取れていません。この2つを同じ記号で並べると、比較表のほうが嘘をつきます。

候補が決まったら、最後の確認。

対応条件と必要な付属品を確認したうえで、販売先の最新価格・在庫をご確認ください。

この記事で紹介した商品

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読み終えたあとに

  • この6点については分かっても、次に別の商品ページを開いたとき、仕様表に行が無い項目を「その機能が無い」と読んでよいのかどうかで止まることがあります。

    仕様表に行が無い項目の見分け方

    行が無い項目は、探す場所を変えれば見つかるものと、どの社も書いていないものに分かれます。

    別のカテゴリの5製品で、行の中・行の外・どこにも無い を数え分けています。

風量の値に添えられた測り方の名前と、それが書いてあった場所を控えておけば、どれにするかを決めるのは後日でも同じ判断ができます。

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運営者

mono-buzz 編集部

メーカーの公開仕様と購入者レビューを読み込み、各社で書き方の揃わない数字を同じ条件に並べ直しています。実機は持たないため、使用感はレビューに共通する指摘として扱い、価格は目安を示し、最新の金額は販売先で確認していただく形にしています。