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電子レンジ 5製品比較

【電子レンジ比較】単機能17〜20L 5製品|最高出力は何Hzのときの数字か

mono-buzz 編集部

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本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。商品の選定・評価は独自に行っています。

この記事で分かること

公表値を読み解いて、選ぶ基準を整理。

単機能電子レンジ5製品を、最高出力が50Hzと60Hzのどちらの値かで比較。東日本で使う人や冷凍食品の600W表示に合わせたい人に向けて、50Hzで段が減る機種、周波数を書き分けない機種、「最大◯分」が指す上限の違いを公表値から読み解いた。

FIND YOUR FIT

あなたが重視するのは?

用途から気になる候補へ。対応条件と注意点は、各製品の解説で確認してください。掲載順は順位ではありません。

SIDE BY SIDE

気になる2製品を、並べて比較。

製品を選ぶと比較内容が切り替わります。

アイリスオーヤマ 電子レンジ 17L ターンテーブル PMG-T179と山善 電子レンジ 17L ヘルツフリー YRM-HF171(B)を比較しています

選択した2製品の要点比較
アイリスオーヤマ 電子レンジ 17L ターンテーブル PMG-T179山善 電子レンジ 17L ヘルツフリー YRM-HF171(B)
こんな人の候補
西日本(60Hz)で、600Wの段を費用を抑えて手に入れたい人西日本(60Hz)で、650Wの段を費用を抑えて使いたい人
目安価格
9千円前後(2026-09-25確認)1万円前後(2026-09-25確認)
最高出力(50Hz)
500W500W
最高出力の時間の上限
記載なし記載なし
庫内寸法
315 × 280 × 180 mm275 × 307 × 175 mm
購入前に確認
50Hzでは最高出力が500Wになり、選べる段が2つに減る50Hzでは最高出力が500Wになり、60Hzとの差が5製品で最も大きい
仕様確認日
2026-09-252026-09-25

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。公表値の条件はメーカーごとに異なるため、数字の大小だけで優劣は決められません。

全5製品・全項目の比較表を見る ↓

THE REASON BEHIND THE CHOICE

選び方の根拠を、詳しく。

公開資料に基づく記事です。実機による検証は行っていません。

5製品の最高出力を50Hzと60Hzに分けて並べた横棒グラフ。アイリスオーヤマは500Wと600W、山善は500Wと650W、ツインバードは600Wと700W。東芝は900Wの1値だけで周波数を書き分けておらず、900Wは最大1分30秒で定格連続の600Wに切り換わる。MAXZENは50Hz用の型番で約700W、60Hz用は別の型番。50Hzで最高出力が500Wになる機種が2つある
目次

冷凍パスタの袋の裏に「600W 5分/500W 6分」とある。温めるだけの電子レンジを探して商品ページを開くと、「最大650W」「700W」「900W」と数字が並んでいて、大きいほうが早く温まりそうに見えます。

ところが5製品の仕様表を書き出すと、その最高出力が何Hzのときの数字なのかが揃っていませんでした。 50Hzと60Hzで出力を書き分ける製品が3つ、周波数ごとに型番そのものを分ける製品が1つ、50/60Hz共用とだけ書いて周波数ごとの値を書かない製品が1つ。東日本(おおむね50Hz)に住んでいると、商品名の横の数字より1段低い出力で使うことになる製品があります。

もう1つ、「最大◯分」という同じ言い方が、タイマーで設定できる時間の上限と、最高出力が続く時間の上限の両方に使われていました。

ここでは5製品を、2026年9月時点のメーカー公表値で並べ直します。実機は持っていないので、書けるのは公表値の突き合わせで分かることと、購入者のレビューに共通して現れた指摘だけです。

先に断っておくこと

  • どれがいちばんよく温まるか、は扱いません。 実機で測っていないうえ、後で見るとおり、最高出力の数字どうしは同じ条件で並んでいません
  • 仕様の出どころはすべてメーカーの資料です。 4製品は公式の商品ページ(アイリスオーヤマは直営の通販ページ)と取扱説明書を確認しました。東芝 ER-S17ZB は公式の製品ページが見つからず(404)、東芝の取扱説明書ダウンロードで公開されている取扱説明書の仕様表から取っています
  • 扉の開き方は比べていません。 5製品とも、公式資料に開き方を言葉で書いたものがありませんでした

この記事が向いていない人

  • オーブンやグリルも使いたい人 — 今回並べたのは温めと解凍だけの単機能レンジです。ヒーターの出力や庫内の話が別になるので混ぜていません
  • 22L以上の大きさが要る人 — 総庫内容量17〜20Lの5製品だけを並べています
  • 温まる速さを数字で順位付けしたい人 — 公表されているのは高周波出力で、同じ食品が何分で温まるかではありません
  • 深い器や背の高い容器が入るかを最優先したい人 — 庫内の高さは175〜185mm(MAXZEN は記載なし)で差が小さく、この記事では高さでは比べていません

選ぶときに見るべき基準は3つ

基準1:最高出力は、何Hzのときの数字か

ここが今回いちばん伝えたい部分です。

家庭のコンセントの周波数は、おおむね東日本が50Hz、西日本が60Hz。境目の近くでは地域の中で分かれるので、正確には契約している電力会社で確かめます。電子レンジの出力は、この周波数で変わる製品と変わらない製品があります。5製品の書き方はこう割れました。

  • 50Hzと60Hzを書き分ける — アイリスオーヤマ PMG-T179(500W/600W)、山善 YRM-HF171(500W/650W)、ツインバード DR-E273B(600W/700W)
  • 周波数ごとに型番を分ける — MAXZEN JM17AGZ01 は50Hz用で約700W。60Hz用は別の型番 JM17BGZ01 です
  • 書き分けていない — 東芝 ER-S17ZB は「50/60Hz共用」とだけ書き、高周波出力は「900W※1・600W・500W・200W相当」の1列だけ

東芝について、「周波数で出力が変わらない」とは書いていません。 周波数ごとの値も、周波数で変わるという断りも、どちらでも同じだという文も、取扱説明書のどこにも無いからです。言えるのは「書き分けていない」ところまでです。

書き分けている3製品では、50Hz側の最高出力で見るとアイリスオーヤマと山善が500Wになります。 冷凍食品の「500Wで◯分」は、この2製品では最高出力そのもので時間をかける指示になる。出力の比で読むと、同じ熱量を出すのに50Hzでは60Hzの約1.2倍(アイリスオーヤマ)、約1.3倍(山善)、約1.17倍(ツインバード)の時間がかかる計算です。

減るのは出力だけではありません。アイリスオーヤマと山善は、50Hzでは最高出力の段と500Wの段が同じものになり、手で選べる段が2つに減ります。 ツインバードは最高段が600Wに下がるだけで、500Wと200Wの段は残ります。

そこで、冷凍食品の袋によくある2つの表示に、そのまま合わせられる段があるかを並べ直しました。

製品600Wの段500Wの段
アイリスオーヤマ PMG-T17950Hz なし/60Hz あり両方あり
山善 YRM-HF171両方なし(60Hzは650W)両方あり
ツインバード DR-E273B50Hz あり/60Hz なし(700W)両方あり
東芝 ER-S17ZBあり(周波数の書き分けなし)あり(同)
MAXZEN JM17AGZ01(50Hz用)ありあり

ツインバードは、東日本では600Wの段があり、西日本では無くなります。 最高段が700Wに上がるぶん、600Wの位置が埋まるためです。500Wの段は5製品とも持っているので、「500Wで◯分」の表示なら、どれでも時間を読み替えずに済みます。袋に無い650Wや700Wの段で温めるなら、出力×時間をそろえて「600W 5分」は650Wで約4分37秒、700Wで約4分17秒になります。10秒単位で合わせる場合の時間は、冷凍食品の「600W 5分」を手元の段に割り戻した記事にまとめました。

同じ型の話は除湿機でも起きていて、除湿機の50Hzと60Hzの値を並べ直した記事では、仕様表の畳数が周波数で最大3畳ずれていました。電子レンジで動くのは、畳数ではなく出力と段の数です。

基準2:「最大◯分」は、タイマーの上限か、出力が続く時間か

このカテゴリで見落とされやすい軸がこれです。

5製品の「最大◯分」を、タイマーで設定できる時間の上限と、最高出力が続く時間の上限の2列に分けた表。タイマーは東芝が900W 3分・600Wと500W 15分・解凍30分、アイリスオーヤマが仕様表15分で操作説明では200Wだけ30分、あたためスタートは最大5分、山善15分、ツインバード15分、MAXZENは文での記載がなくつまみの目盛が30分まで。最高出力が続く時間は東芝だけが最大1分30秒で600Wに切り換わると書き、ほかの4製品は記載なし。下段は東芝で900W 3分に設定したとき、前半1分30秒が900W、後半1分30秒が600Wになり、出力×時間は900Wで3分続けた場合の約83%になることを示している
同じ「最大◯分」が、何の上限かで2種類に分かれる。右の列を公表しているのは東芝だけ

東芝 ER-S17ZB の仕様表には、900Wに付いた時間が2つあります。 タイマー時限の行は「レンジ900W:3分」。一方で注記の※1は「定格高周波出力900Wは短時間高出力機能(最大1分30秒)であり、定格連続高周波出力は600Wです。600Wへは自動的に切り換わります」。

矛盾ではなく、別の上限です。3分は900Wのキーで設定できる時間、1分30秒は900Wが続く時間。注記どおりに切り換わるなら、900Wで3分に設定すると後半の1分30秒は600Wになり、出力×時間で見ると900Wで3分続けた場合の約83%です(900W×90秒+600W×90秒で計算)。ただ、表の見出しだけを読むと900Wが3分続くように見えます。同じ量を冷凍食品の袋の「600W 5分」と比べると75%で、900Wのまま効くのは600W表示で2分15秒までの食品です(袋の時間を900Wに割り戻した計算)。

最高出力が何分続くかを公表しているのは、5製品で東芝だけでした。 ほかの4製品は「記載なし」です。上限が無いという意味ではありません。書いていないだけです。

実際、アイリスオーヤマ PMG-T179 では、続けて使うと本体が熱くなってしばらく待たないと次が使えない、という指摘が複数の購入者から出ています。東芝の取扱説明書も、加熱を繰り返すと部品の保護のために出力を自動で下げる場合がある、と書いています。時間の上限を書いているかどうかと、上限があるかどうかは別の話と読むのが自然です。

アイリスオーヤマは、タイマーの上限そのものが同じ取扱説明書の中で割れています。仕様表は「10秒〜 15分」、手動メニューの説明は「最大15分まで設定できます。(200Wは最大30分まで)」。15分は200W以外の上限で、解凍の200Wだけが仕様表の数字を超えます。

基準3:ターンテーブル径ではなく、庫内の短い辺で見る

ターンテーブル機では、容器が回ります。回るときに壁に当たるかを決めるのは、皿の直径ではなく、庫内の幅と奥行の短いほうです。 容器を中央に置くと、その角は対角線を直径とする円を描くためです。

アイリスオーヤマ PMG-T179 と山善 YRM-HF171 の庫内を上から見た図を、メーカー表記の寸法どおり同じ縮尺で並べたもの。アイリスオーヤマは幅315mm・奥行280mmの庫内に245mmの皿、回せる容器の対角線は短い辺の280mmまで。山善は幅275mm・奥行307mmの庫内に約255mmの皿、回せる対角線は275mmまで。皿は山善のほうが10mm大きいのに、回せる範囲は5mm小さい。MAXZENは庫内寸法の記載がなく計算できない
回転の中心が庫内の中央にあり、容器を皿の中央に置いたとした計算。壁の突起や置き位置で余裕は変わる
  • アイリスオーヤマ PMG-T179 — 庫内 幅315×奥行280mm、皿245mm。回せる対角線は280mmまで
  • 山善 YRM-HF171 — 庫内 幅275×奥行307mm、皿約255mm。回せる対角線は275mmまで
  • MAXZEN JM17AGZ01 — 皿245mm。庫内寸法がどこにも書かれていないので計算できません

皿は山善のほうが10mm大きいのに、回せる範囲は5mm小さい。 たとえば縦22cm×横17cmの弁当容器は、対角線が約27.8cm。計算上はアイリスオーヤマでは回り、山善では壁に届きます。実際に当たるかは容器の形や置き方で変わるので、ここは計算の目安です。購入者のレビューにも、アイリスオーヤマで大きい弁当だと皿が回らずに引っかかるという指摘が1件ありました。

フラットの2製品(ツインバード・東芝)は回らないので、この制約はありません。底面の寸法がそのまま目安で、ツインバードの幅320×奥行330mmが、庫内寸法が公表されている4製品で最も広い。東芝は幅273×奥行315mmです。

容量の数字にも一言。庫内寸法の積は4製品とも表記の容量より小さく、ツインバードで約2%、山善で約13%の差があります(MAXZEN は寸法が無いので計算できません)。容量をJISの基準で算出したと書いているのはアイリスオーヤマと東芝の2社だけで、山善の約17Lとツインバードの20Lは、取扱説明書の仕様表には載っておらず、公式の商品ページにだけあります。 同じ庫内の寸法にも、この2社は資料ごとに別の見出しを付けていました。容量の数字は、置ける容器の大きさの目安にもなりません。回る範囲を円として面積に直すと、同じ17Lでもフラットの東芝は約860cm²、ターンテーブルの2製品は約594〜616cm²で約1.4倍開きます(容量と容器を置ける底の広さを並べ直した記事)。

置き場所の奥行も、同じ理由で揃っていません。アイリスオーヤマは外形の奥行を「ハンドル部を除く」310mmと「ハンドル部を含む」350mmの両方で書き、ツインバードの350mmは「ハンドル含まず」。東芝の354mm、山善の325mm、MAXZEN の335mmは、ハンドルを含むかどうかの注記がありません。

比較表

項目アイリスオーヤマ 電子レンジ 17L ターンテーブル PMG-T179山善 電子レンジ 17L ヘルツフリー YRM-HF171(B)ツインバード センサー付フラット電子レンジ 20L DR-E273B東芝 電子レンジ 17L フラット ER-S17ZB(W)MAXZEN 電子レンジ 17L ターンテーブル JM17AGZ01(50Hz用)
目安価格9千円前後1万円前後1万9千円前後1万6千円前後8千円前後
最高出力(50Hz)500W500W600W900W(周波数の書き分けなし)約700W(50Hz用の型番)
最高出力(60Hz)600W650W700W900W(周波数の書き分けなし)この型番は対象外(60Hz用は別型番 JM17BGZ01)
周波数の扱い周波数で出力差あり周波数で出力差あり周波数で出力差あり書き分けなし周波数専用
選べる段(50Hz/60Hz)50Hz 2段(500W/解凍200W相当)/60Hz 3段(600W/500W相当/解凍200W相当)50Hz 2段(500W/200W相当)/60Hz 3段(650W/500W/200W相当)50Hz 3段(600W/500W/200W)/60Hz 3段(700W/500W/200W)50Hz・60Hzとも4段(900W/600W/500W/解凍200W)。周波数の書き分けなし6段(700W・600W・500W・360W・280W・120W相当)。50Hz用の型番
タイマーの上限仕様表 15分(操作説明では200Wだけ30分)15分15分(手動)900W 3分/600W・500W 15分/解凍 30分文での記載なし(つまみの目盛は30分まで)
最高出力の時間の上限記載なし記載なし記載なし900Wは最大1分30秒。その後600Wに自動で切り換え記載なし
容量(表記)庫内総容量 約17L(JISの判定基準に基づく算出)約17L(公式web のみ。取扱説明書の仕様表に行なし)庫内容量 20L(公式ストアのみ。取扱説明書の仕様表に行なし)総庫内容量 17L(JISの規定に基づく算出)庫内容量 17L
庫内寸法315 × 280 × 180 mm275 × 307 × 175 mm320 × 330 × 185 mm273 × 315 × 181 mm記載なし
庫内の底ターンテーブルターンテーブルフラットフラットターンテーブル
外形寸法幅455×奥行310×高さ264mm(ハンドル部を含む奥行350mm)幅440×奥行325×高さ255mm(約。ハンドルを含むかの注記なし)幅460×奥行350×高さ275mm(ハンドル含まず)幅458×奥行354×高さ281mm(ハンドルを含むかの注記なし)幅452×奥行335×高さ262mm(ハンドルを含むかの注記なし)
消費電力50Hz 850W/60Hz 1150W50Hz 900W/60Hz 1200W50Hz 900W/60Hz 1200W1350W(13.9A)。周波数の書き分けなし約1100W(50Hz用・60Hz用の共通の行)
自動あたためオートメニューオートメニューセンサー自動なしなし
解説解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓
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※記載の価格は目安です。仕様も価格も変更されるため、最新の情報は各商品ページでご確認ください。

商品ごとの解説

① アイリスオーヤマ PMG-T179(ターンテーブル・ヘルツフリー)

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマ 電子レンジ 17L ターンテーブル PMG-T179

○ 選ぶ理由

  • 50Hzと60Hzの出力を2列に分けて、段まで公表している
  • 容量の算出根拠(JISの判定基準)を仕様表に書いている

△ 購入前に確認

  • 50Hzでは最高出力が500Wになり、選べる段が2つに減る
  • 最高出力が何分続くかの記載がない
目安価格 · 2026.09.25確認9千円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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50Hzと60Hzの出力を2列に分け、段まで書いている製品です。 50Hzは「500W、解凍(200W相当)」、60Hzは「600W、500W相当、解凍(200W相当)」。西日本なら600Wの段があり、東日本では500Wが最高で、選べる段は2つになります。目安価格は9千円前後。

庫内は幅315×奥行280mmで、皿245mmに対して回せる範囲に35mmの余裕がある計算です。容量の約17Lには「JISの判定基準に基づき算出」と注記があり、寸法の積(約15.9L)との差は約7%。

30秒ずつ足していける「あたためスタート」があり、これも50Hzでは500W、60Hzでは600Wで動くと取扱説明書にあります。軽い温めに便利だという声が出ていました。

気になるのは、購入者の不満が操作とつくりに集まっていることです。ボタンを強く押さないと反応しない、押した手応えがない、という指摘が複数。基準2で触れた、続けて使うとしばらく待つ必要があるという指摘も複数ありました。故障の報告も複数出ています。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
最高出力(50Hz)

500W

取扱説明書の仕様表は定格高周波出力を2列で書き、50Hzは「500W、解凍(200W相当)」、60Hzは「600W、500W相当、解凍(200W相当)」。50Hzでは最高出力の段と500Wの段が同じものになり、手動で選べる段は500Wと200W(解凍)の2つに減る。同じ500Wに、50Hz側は「相当」が付かず60Hz側だけ付くが、書き分けの理由は書かれていない。出力の比で読むと、同じ熱量に要る時間は50Hzが60Hzの約1.2倍(計算値)。「あたためスタート」も50Hzでは500W、60Hzでは600Wで動くと取扱説明書にある。

最高出力の時間の上限

記載なし

最高出力が何分続くかの記載はない(上限が無いという意味ではない)。「最大◯分」は3か所にあり、どれも設定できる時間の上限。仕様表のタイマーは「10秒〜 15分」、手動メニューの操作説明は「最大15分まで設定できます。(200Wは最大30分まで)」、あたためスタートは「最大5分」。同じ取扱説明書の中で、200W だけが仕様表の15分を超える。

庫内寸法

315 × 280 × 180 mm

見出しは「加熱室の有効寸法」で、幅315×奥行280×高さ180mm。積は約15.9Lで、表記の約17L(庫内総容量。JISの判定基準に基づき算出と注記)より約7%小さい。ターンテーブル径は245mmだが、回る容器の大きさを決めるのは庫内の短いほうの辺(奥行280mm)で、容器を中央に置いたとした計算では対角線280mmまで。直営の楽天店は同じ値を cm と「約」付きで書き、取扱説明書の本文は皿を「丸皿」と呼ぶ。

外形寸法

幅455×奥行310×高さ264mm(ハンドル部を含む奥行350mm)

「外形寸法(ハンドル部を除く) 幅455×奥行310×高さ264mm(ハンドル部を含む奥行350mm)」。5製品で唯一、ハンドルを含む奥行と含まない奥行の両方を書いている。置き場所の奥行は350mmで見る。含まない310mmとの差の40mmが、ハンドルの出っ張り。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告要確認

    半年から2年ほどで故障した、キーが壊れたという報告

  • 単発の報告要確認

    使用中に漏電ブレーカーが落ちたという報告

  • 複数の報告

    続けて使うと本体が熱くなり、しばらく待たないと次の加熱ができないという指摘

  • 単発の報告

    大きめの弁当だと丸皿が回らずに引っかかるという指摘

  • 複数の報告

    ボタンを強く押さないと反応せず、押した手応えもないという指摘

  • 複数の報告

    扉の開け閉めに力が要り、開けるときに本体ごと動くという指摘

  • 複数の報告

    冷凍ご飯などで温めムラが出る、十分に温まらないことがあるという指摘

  • 複数の報告

    温め中の音が大きく、終了の合図は取り出すまで繰り返し鳴るという指摘

  • 単発の報告

    30秒ずつ足せるボタンが、軽い温めに便利という声

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 西日本(60Hz)で、600Wの段を費用を抑えて手に入れたい人
  • 温めと解凍ができれば足りる一人暮らしの人
  • 30秒ずつ様子を見ながら温めたい人

向いていない人

  • 東日本(50Hz)で、冷凍食品の600W表示どおりに温めたい人
  • 続けて何回も温める使い方が多い人
  • ボタンの押し心地にこだわる人

② 山善 YRM-HF171(ターンテーブル・ヘルツフリー)

山善(YAMAZEN)

山善 電子レンジ 17L ヘルツフリー YRM-HF171(B)

○ 選ぶ理由

  • 60Hzでは650Wで、同じターンテーブル・ヘルツフリーのアイリスオーヤマより50W高い
  • 取扱説明書が「周波数によって出力が異なります」と明記している

△ 購入前に確認

  • 50Hzでは最高出力が500Wになり、60Hzとの差が5製品で最も大きい
  • 容量の約17Lが取扱説明書の仕様表に無い
目安価格 · 2026.09.25確認1万円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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50Hzと60Hzの差が5製品で最も大きい製品です。 50Hzで500W、60Hzで650W。比は約1.3倍で、同じ熱量を出すのに東日本では約1.3倍の時間がかかる計算になります。取扱説明書の操作説明は「当機は周波数によって出力が異なります」と、はっきり断っています。

西日本の650Wは、アイリスオーヤマの600Wより50W高い。一方で600Wちょうどの段は、どちらの周波数にもありません。冷凍食品の600W表示に合わせるときは、650Wで時間を少し縮めるか、500Wで延ばすかの読み替えが要ります。目安価格は1万円前後。

基準3で見たとおり、皿は約255mmと大きいものの、庫内の短い辺は幅275mm。そして容量の約17Lは公式の商品ページにだけあって、取扱説明書の仕様表には容量の行がありません。寸法の積は約14.8Lで、表記との差は、庫内寸法が公表されている4製品で最も大きい約13%です。

購入者からは、終了音やブザーが大きく、取り出すまで鳴り続けるという指摘が複数出ています。500Wでは温まりきらない、前の機種より時間がかかるという指摘も複数。どの地域で使っているかはレビューから読み取れませんでしたが、50Hzで使えば最高出力は500Wです。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
最高出力(50Hz)

500W

取扱説明書の仕様表は「高周波出力 500W(50Hz)、650W(60Hz)」と最高出力だけを書き、公式web は「50Hz(500W、200W相当)、60Hz(650W、500W、200W相当)」と段まで並べる。50Hzでは500Wと200Wの2段で、60Hzの3段から1つ減る。取扱説明書の操作説明は「当機は周波数によって出力が異なります」と断っている。出力の比は650÷500で約1.3倍(計算値)と5製品で最も開き、同じ熱量を出すのに50Hzでは60Hzの約1.3倍の時間がかかる計算になる。

最高出力の時間の上限

記載なし

取扱説明書の「15分まで」、web の「タイマー:最大15分」はどちらもタイマーの上限。最高出力が何分続くかの記載はない(上限が無いという意味ではない)。

庫内寸法

275 × 307 × 175 mm

同じ幅275×奥行307×高さ175mmに、取扱説明書は「庫内有効寸法」、web は「庫内寸法」と別の見出しを付ける。積は約14.8Lで、容量の約17Lより約13%小さく、庫内寸法が公表されている4製品で開きが最も大きい。その約17Lは web にだけあり、取扱説明書の仕様表に容量の行は無い。ターンテーブル直径は約255mmでアイリスオーヤマより10mm大きいが、庫内の短い辺は幅275mmでアイリスオーヤマより5mm小さい。容器を中央に置いたとした計算では、回せる容器の対角線は275mmまで。

外形寸法

幅440×奥行325×高さ255mm(約。ハンドルを含むかの注記なし)

取扱説明書は「外形寸法 (約)幅440mm×奥行き325mm×高さ255mm」、公式 web は「本体サイズ 幅44×奥行32.5×高さ25.5cm」と、見出しと単位が資料で違う。どちらにも奥行にハンドルを含むかの注記は無い。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告要確認

    数か月で温まらなくなった、ボタンが壊れた、届いてすぐ不具合が出たという報告

  • 複数の報告

    終了音やブザーが大きく、取り出すまで鳴り続けるという指摘

  • 複数の報告

    500Wでは温まりきらない、前に使っていた機種より時間がかかるという指摘

  • 複数の報告

    扉の開け閉めが硬く、開けるときに本体ごと動くという指摘

  • 複数の報告

    ターンテーブルが数か月でガタつく、端に食器を置くと皿がずれるという指摘

  • 複数の報告

    ごはん・飲み物のボタンが便利という声

  • 単発の報告

    上下で温度差が出るなど、加熱ムラがあるという指摘

  • 単発の報告

    消音の設定方法が分かりにくいという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 西日本(60Hz)で、650Wの段を費用を抑えて使いたい人
  • ごはんや飲み物をボタン1つで温めたい人
  • 引っ越しで東西をまたぐ可能性があり、ヘルツフリーが要る人

向いていない人

  • 東日本(50Hz)で、出力の強さを重視する人
  • 大きめの角形の容器をそのまま回したい人
  • 夜間や集合住宅で終了音が気になる人

③ ツインバード DR-E273B(フラット・ヘルツフリー・20L)

ツインバード

ツインバード センサー付フラット電子レンジ 20L DR-E273B

○ 選ぶ理由

  • 50Hzでも600Wの段があり、冷凍食品の600W表示に合わせられる
  • 周波数で最高段が変わっても、段の数は3つのまま

△ 購入前に確認

  • 目安価格が5製品で最も高い
  • 容量の20Lが取扱説明書の仕様表に無い
目安価格 · 2026.09.25確認1万9千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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周波数で変わるのが最高段だけで、50Hzでも3段が残る製品です。 50Hzで600W、60Hzで700W。500Wと200Wの段はどちらでも使えます。比は約1.17倍と、出力差のある3製品で最も小さい。取扱説明書は、60Hzの地域ではボタンの表示そのものが700Wになると書いています。

東日本で600Wの段を使いたい人に、ヘルツフリーで応えられるのはこの製品です。 逆に西日本では600Wの段が無くなり、700Wか500Wから選ぶことになります。

庫内有効寸法は幅320×奥行330×高さ185mmで、庫内寸法が公表されている4製品で最も広く、フラットなので角形の容器でも回転で壁に当たる心配がありません。容量20Lとの差は約2%と、表記と寸法が最も近い製品でもあります。ただ、その20Lは公式ストアにだけあり、取扱説明書の仕様表にはありません。

赤外線センサーの自動モードが5種類ありますが、購入者からは自動モードで温めすぎるという指摘が繰り返し挙がっていました。ご飯が硬くなる、汁物が沸く、センサーの判定が外れる、といった内容です。目安価格は1万9千円前後で、5製品で最も高い。待機時消費電力量が0.9kWh/年と、5製品で唯一0.0ではない点も公表値から読めます。公式ストアの商品ページの年間消費電力量60.0kWh/年はこの待機時を含む合計で、電子レンジ機能だけの59.1kWh/年は取扱説明書にしか載っていません。待機時は合計の約1.5%で、この記事の5製品(MAXZENは50Hz用)の年間量の開き(58.8〜60.1kWh/年で1.3kWh)より小さい差です(年間消費電力量の行をそろえて比べた記事)。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
最高出力(50Hz)

600W

「定格高周波出力 600 W ( 50 Hz ) 700 W ( 60 Hz )」。周波数で変わるのは最高段だけで、500W と 200W の段は残り、50Hz でも3段を選べる。出力の比は700÷600で約1.17倍(計算値)と、周波数で出力差のある3製品で最も小さい。取扱説明書は「電源周波数が60Hzの地域では700W表示になります」と、ボタンの表示そのものが地域で変わると書く。解凍の段は同じ公式ページの中で「200 W」「200W相当」と書き方が割れる。

最高出力の時間の上限

記載なし

公式ストアの「タイマー 15 分」、取扱説明書の手動モード「最大設定時間 15分」はどちらもタイマーの上限。最高出力が何分続くかの記載はない(上限が無いという意味ではない)。

庫内寸法

320 × 330 × 185 mm

同じ幅320×奥行330×高さ185mmに、公式ストアは「庫内有効寸法」(約付き)、取扱説明書は「加熱室有効寸法」(約なし)と別の見出しを付ける。積は約19.5Lで、容量の20Lとの差は約2%と、庫内寸法が公表されている4製品で最も小さい。その20Lは公式ストアにだけあり、取扱説明書の仕様表に容量の行は無い。フラットなので回転で角が壁に当たる制約はなく、底面の幅320×奥行330mmがそのまま置ける大きさの目安になる。5製品で庫内が最も広い。

外形寸法

幅460×奥行350×高さ275mm(ハンドル含まず)

公式ストアは「製品寸法 約 W 460 × D 350 × H 275 mm( ハンドル含まず )」、取扱説明書は「外形寸法(ドアハンドル含まない)」。ハンドルを含まないと断っているが、含んだ奥行は書いていない。置き場所の奥行は350mmより長くなる。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告要確認

    数か月で故障した、届いてすぐ不具合が出たという報告

  • 単発の報告要確認

    ブレーカーが落ちる不具合が出たという報告

  • 単発の報告要確認

    使用中に煙が出たという報告

  • 多くの報告

    自動モードで温めすぎる(ご飯が硬くなる、汁物が沸く)、センサーの判定が外れることがあるという指摘

  • 複数の報告

    表示どおりの時間でも冷凍食品に凍った部分が残る、加熱ムラがあるという指摘

  • 複数の報告

    扉の開け閉めが硬く、開けるときに本体ごと動くという指摘

  • 複数の報告

    庫内がフラットで、拭き掃除がしやすいという声

  • 単発の報告

    消音機能があり、夜でも使いやすいという声

  • 単発の報告

    扉を開けたままだと電源が切れないという指摘

  • 単発の報告

    本体の表面に傷が付きやすいという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 東日本(50Hz)で、600Wの段を使いたい人
  • 大きめの弁当や角皿をそのまま入れたい人
  • 自動あたためを使いつつ、様子を見て手で足せる人

向いていない人

  • 費用を最も抑えたい人
  • 自動モードに任せきりにしたい人
  • 汁物をよく自動で温める人

④ 東芝 ER-S17ZB(フラット・50/60Hz共用)

東芝ライフスタイル

東芝 電子レンジ 17L フラット ER-S17ZB(W)

○ 選ぶ理由

  • 最高出力が続く時間の上限(1分30秒)を公表している唯一の製品
  • 900W・600W・500W・解凍がそれぞれ専用キーで、操作が少ない

△ 購入前に確認

  • 50Hzと60Hzで出力を書き分けておらず、周波数による違いの有無が読めない
  • 自動あたため・オートメニューが無い
目安価格 · 2026.09.25確認1万6千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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5製品で唯一、周波数で出力を書き分けていない製品で、唯一、最高出力が続く時間を公表している製品でもあります。 900W・600W・500W・解凍(200W)の4つにそれぞれ専用のキーがあり、あとは1分と10秒の時間キーだけ。自動あたためもオートメニューもありません。目安価格は1万6千円前後。

900Wは最大1分30秒で、その後は600Wに自動で切り換わります(基準2)。900Wが効くのは、1分30秒の内側で終わる温めです。 ご飯1杯がその内側に収まるかは公表値からは分かりませんが、購入者のレビューには、900Wでご飯1杯が1分ほどで温まったという声が1件ありました。長く温めるものは、定格連続の600Wで考えるのが実態に近いとみられます。

取扱説明書の図では、とびらは下端を軸に手前へ倒して開く形で描かれています(開き方を言葉で書いた記載はありません)。購入者からは、扉が軽く開き、握力の弱い人でも開けやすいという声が複数出ていました。他の4製品では扉の重さや開閉で本体が動くという指摘が出ている中で、この製品だけ扉への不満が見当たりません。

不満は操作に集まっています。自動あたためが無く毎回出力と時間を手で決める必要がある、ボタンが小さく文字が見づらい、という指摘がそれぞれ複数。そして定格消費電力は1350W(13.9A)と5製品で最も大きく、その値も周波数で分けていません。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
最高出力(50Hz)

900W(周波数の書き分けなし)

仕様表の高周波出力は「900W※1・600W・500W・200W相当 出力切換」の1列だけで、電源は「50/60Hz共用」。周波数ごとの値も、周波数で出力が変わるという断りも、周波数によらず同じだという文も無い。5製品で唯一、周波数で書き分けていない製品で、「50Hzでも900W」と言い切れる記載でもない。この列には表記の900Wを、書き分けがないことを添えて置いた。定格消費電力も1350W(13.9A)の1値だけで、どの出力のときの値かは書かれていない。

最高出力の時間の上限

900Wは最大1分30秒。その後600Wに自動で切り換え

5製品で唯一、最高出力が続く時間の上限を公表している。仕様表の※1は「定格高周波出力900Wは短時間高出力機能(最大1分30秒)であり、定格連続高周波出力は600Wです。600Wへは自動的に切り換わります」。一方で同じ仕様表のタイマー時限は「レンジ900W:3分」。3分は900Wキーで設定できる時間、1分30秒は900Wが続く時間で、別の上限。※1どおりなら900Wで3分に設定すると後半の1分30秒は600Wになり、出力×時間では900Wで3分続けた場合の約83%になる計算(900W×90秒+600W×90秒)。1分30秒を超えたときの動作は、※1の一文のほかに説明がない。加熱を繰り返すと電気部品保護のために自動で出力を下げる場合がある、とも取扱説明書にある。

庫内寸法

273 × 315 × 181 mm

「庫内有効寸法 273(幅)×315(奥行)×181(高さ)mm」(約なし)。積は約15.6Lで、表記の総庫内容量17L(JISの規定に基づいて算出と注記)より約8%小さい。庫内の底は耐熱ガラス製のフラット。製品ページは404で、仕様は東芝の取扱説明書ダウンロードで公開されている取扱説明書から取った。外形寸法458×354×281mmがハンドルを含むかは取扱説明書に注記がない(量販向けの同等機とされる ER-S17Y の公式ページは「本体奥行にハンドルは含みません」と断っている)。

外形寸法

幅458×奥行354×高さ281mm(ハンドルを含むかの注記なし)

取扱説明書の仕様は「外形寸法 458(幅)×354(奥行)×281(高さ)mm」。奥行にハンドルを含むかの注記は無い。置き場所の奥行を決めるなら、354mmにハンドルの出っ張りが加わる可能性を見込んでおく。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 単発の報告要確認

    届いてすぐ不具合が出たという報告

  • 単発の報告

    タイマーが終わっても止まらないことがあり、取消ボタンで止めているという報告

  • 複数の報告

    自動あたため・オートメニュー・センサーが無く、毎回出力と時間を手で決める必要があるという指摘

  • 複数の報告

    ボタンが小さく文字が見づらい、押した手応えがない、スタートの位置が使いにくいという指摘

  • 複数の報告

    ボタンが少なく迷わない、操作が簡単という声

  • 複数の報告

    扉が軽く開き、握力の弱い人でも開けやすいという声

  • 複数の報告

    冷凍ご飯などで温めムラが出る、温まり方にばらつきがあるという指摘

  • 単発の報告

    900Wでご飯1杯が1分ほどで温まるという声

  • 単発の報告

    解凍(200W)に時間がかかるという指摘

  • 単発の報告

    庫内の底に凹凸がなく拭きやすいという声

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • ご飯1杯のような短い温めを900Wで済ませたい人
  • 出力と時間を自分で決める操作に慣れている人
  • ボタンの数が少ないほうが迷わない人

向いていない人

  • 自動あたためやオートメニューを使いたい人
  • 900Wのまま長く加熱できると思っている人
  • 同じコンセントや回路で電気ケトルなどと同時に使う人

⑤ MAXZEN JM17AGZ01(ターンテーブル・50Hz用)

MAXZEN(マクスゼン)

MAXZEN 電子レンジ 17L ターンテーブル JM17AGZ01(50Hz用)

○ 選ぶ理由

  • 50Hz専用の型番なので、公表値の約700Wがそのまま東日本での最高出力になる(周波数を書き分けていない東芝の900Wを除けば5製品で最も大きい)
  • 出力を6段から選べ、600Wと500Wの段もある

△ 購入前に確認

  • 周波数ごとに型番が分かれ、東西をまたぐ引っ越しでは使い続けられない
  • 庫内寸法の記載がなく、入る容器の大きさを数字で確かめられない
目安価格 · 2026.09.25確認8千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

全製品の比較表へ戻る ↑

周波数ごとに型番を分けている製品です。 この記事で扱うのは50Hz用の JM17AGZ01 で、60Hzの地域では別の型番 JM17BGZ01 になります。 高周波出力は「約700W」の1値で、2つの型番に共通の行です。型番ごとに分けて書かれているのは、JANコードと年間消費電力量(50Hz用 58.8kWh/年、60Hz用 57.1kWh/年)だけでした。

50Hz専用の型番なので、公表値の約700Wはそのまま東日本での最高出力になります。周波数を書き分けていない東芝の900W(最大1分30秒)を除けば、5製品で最も大きい数字です。出力はダイヤルで700W・600W・500W・360W・280W・120W相当の6段から選べ、東日本でも600Wと500Wの両方の段があります。 目安価格は8千円前後で5製品で最も低い。

弱いのは数字の欠けです。庫内寸法がどこにも書かれていないので、容量17Lの検算も、回せる容器の大きさの計算もできません。タイマーの上限も文では書かれておらず、取扱説明書のつまみの図の目盛が30分まで。購入者からは、ダイヤル式で分かりやすいという声と、秒単位の目盛りがなく短い時間を合わせにくいという指摘が、どちらも複数出ています。

扉は、ボタンが固く、開くときの勢いが強いという指摘が複数ありました。また、購入後にメーカーから発火に関する注意の連絡が届いたという報告が1件あります。内容はレビューから読み取れませんでしたが、届いた連絡には目を通しておいたほうがいい種類の話です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
最高出力(50Hz)

約700W(50Hz用の型番)

公式の仕様は「高周波出力 約700W」の1値。これは50Hz用 JM17AGZ01 と60Hz用 JM17BGZ01 に共通の行で、型番ごとの出力の違いは書かれていない。同じ表の「定格 AC100V 50Hz/60Hz」だけを読むと両方の周波数で使えるように見えるが、周波数ごとに型番が分かれていることは「型式」の行の括弧書き(50hz用/60hz用)でしか分からない。出力の段は製品ページに「700W・600W・500W・360W・280W・120W相当」の6段とあり、取扱説明書では仕様表ではなく出力つまみの図にだけ出てくる。取扱説明書は、出力表示はマグネトロンの出力で消費電力ではない、とも断っている。

最高出力の時間の上限

記載なし

最高出力が何分続くかの記載はない(上限が無いという意味ではない)。タイマーの上限も文では書かれておらず、取扱説明書のタイマーつまみの図の目盛が30(分)まで。

庫内寸法

記載なし

製品ページにも取扱説明書にも庫内寸法の行が無い。5製品で唯一、庫内の大きさを数字で確かめられず、容量17Lとの検算も、ターンテーブル(直径245mm)で回せる容器の大きさの計算もできない。

外形寸法

幅452×奥行335×高さ262mm(ハンドルを含むかの注記なし)

取扱説明書は「452mm×335mm×262mm」と数値だけで、どれが幅・奥行・高さかの語は製品ページの仕様表にしか無い。奥行にハンドルを含むかの注記はどちらにも無い。庫内寸法を公表していない製品なので、公表されている寸法はこの外形だけになる。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告要確認

    届いてすぐ、または1回使っただけで電源が入らなくなったという報告

  • 単発の報告要確認

    購入後にメーカーから発火に関する注意の連絡が届いたという報告

  • 単発の報告要確認

    庫内に煤が付いたという報告

  • 単発の報告

    700Wと書いてあるのに、50Hz地域では出力に制限があるのではないかという指摘

  • 単発の報告

    加熱中に大きな破裂音がしたという報告

  • 複数の報告

    扉を開けるボタンが固く、開くときの勢いが強い、開け閉めで本体がずれるという指摘

  • 複数の報告

    ダイヤル式で操作が分かりやすいという声

  • 複数の報告

    秒単位の目盛りがなく、短い時間を合わせにくいという指摘

  • 複数の報告

    容器ばかり熱くなって中身が冷たい、汁物が温まらないことがあるという指摘

  • 単発の報告

    5年以上使えているという声

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 東日本(50Hz)に住み続ける予定で、費用を抑えたい人
  • ダイヤルで出力と時間を直感的に回したい人
  • 600W・500Wの表示に合わせて出力を選びたい人

向いていない人

  • 西日本(60Hz)に住んでいる人(この記事のボタンは50Hz用)
  • 転勤や引っ越しで東西をまたぐ可能性がある人
  • 10秒単位で細かく時間を合わせたい人

レビューで多かった不満と、その対処

製品をまたいで共通していた指摘が4つあります。

1. 扉を開けると本体ごと動く、扉が硬い

アイリスオーヤマ・山善・MAXZEN・ツインバードの4製品で、扉の開け閉めに力が要る、開けるときに本体がずれる、という指摘が出ています。本体の質量は約10〜13.5kgで、最も重いツインバード(約13.5kg)でも同じ指摘がありました。重さだけでは決まらない話とみられます。扉の開き方と開ける力を言葉で書いた公式資料は、5製品とも見当たりません(東芝は取扱説明書の図だけ)。

対処:置いたら、まず片手で扉を開けてみる。 動くようなら、滑りにくいシートを本体の下に敷くか、扉を開けるときにもう片方の手で本体を押さえる。置き台の奥行に余裕がないと、動いた先で落ちる心配もあります。

2. 加熱ムラは、ターンテーブル機でもフラット機でも出る

5製品すべてで、冷凍ご飯などで温めムラが出るという指摘がありました。ターンテーブルの3製品にも、フラットの2製品にもです。同じ製品で「ムラなく温まる」という声も出ていて、回るか回らないかで分かれる話ではなさそうです。

対処:途中で一度止めて、かき混ぜるか向きを変える。 冷凍ご飯は平らにならして凍らせておくと、厚い部分だけが冷たいまま残ることを減らしやすくなります。

3. 温まりが弱い

アイリスオーヤマ・山善・MAXZEN で、十分に温まらない、前の機種より時間がかかるという指摘が出ています。レビューからは住んでいる地域までは読み取れませんでした。ただ基準1のとおり、アイリスオーヤマと山善は50Hzで最高出力が500W、山善は60Hzとの差が約1.3倍あります。MAXZEN でも、700Wと書いてあるのに50Hz地域では制限があるのではないか、という指摘が1件ありました。

対処:買う前に、自分の地域の周波数と、その周波数での最高出力を確かめる。 買ったあとなら、冷凍食品の袋の「500W」の時間を基準にすると、どの製品でも読み替えずに済みます。

4. ブレーカーが落ちる

アイリスオーヤマとツインバードで、使用中に電源が落ちたという報告がそれぞれ1件ありました。アイリスオーヤマの報告は漏電ブレーカーが落ちたというもの、ツインバードの報告は初期不良とみられる、というものです。どちらも使いすぎ(電流の合計)で落ちたとは書かれていません。

漏電ブレーカーは、使う電力の合計ではなく、電気が本体の外へ漏れたときに落ちます。同じ家の他の家電を減らしても直らないので、続くなら使うのをやめて販売店かメーカーに相談する種類の話です。

そのうえで、使いすぎで落ちる側の話もしておきます。ここで効いてくるのが、電子レンジには「W」が2種類あることです。仕様表の最高出力(500W〜900W)は食品に届くマイクロ波の出力で、コンセントから取る電力は別の行の消費電力です。MAXZEN の取扱説明書も、出力表示はマグネトロンの出力で消費電力ではないと断っています。消費電力は850W(アイリスオーヤマの50Hz)から1350W(東芝)まで。壁のコンセント1口の上限は一般に15A(100Vで1500W)なので、東芝の1350W(13.9A)はそれだけで上限の9割強を使います。 ただし消費電力の大きさは、1年に使う電気の量とは並びません。消費電力は約1.6倍開くのに年間消費電力量はこの記事の5製品で58.8〜60.1kWh/年、約1.02倍しか開かず、東芝の59.9kWh/年はアイリスオーヤマの60.1kWh/年より少ない値です(消費電力と年間消費電力量を並べ直した記事)。

対処:定格15A以上のコンセントを単独で使い、延長コードやタップを挟まない。 東芝の取扱説明書は、ほかの器具と同時に使ったり延長コードを使ったりすると火災・感電の原因になると注意しています。ほかの製品も、取扱説明書の電源の項を先に読んでください。台所で同じ回路に載りやすい電気ケトルも消費電力は1000〜1300Wあり、レンジと同時に使えば1口の上限を超えます(0.8Lの電気ケトル5製品の比較記事)。電源が落ちたのが漏電ブレーカーなら、配線を変える前に販売店かメーカーへ。

状況別のおすすめ

こういう人候補理由
東日本で、冷凍食品の600W表示どおりに温めたい③ ツインバード、④ 東芝、⑤ MAXZEN50Hzで600Wの段がある(東芝は周波数の書き分けなしで600Wのキーがある)。ツインバードと東芝は50/60Hzどちらでも使え、MAXZEN は50Hz用
東日本に住み続ける予定で、費用を抑えたい⑤ MAXZEN JM17AGZ01目安価格が最も低い。50Hz専用の型番で、約700Wを含む6段から選べる
西日本で、600Wの段を費用を抑えて使いたい① アイリスオーヤマ PMG-T17960Hzで600W。30秒ずつ足せるボタンもある
引っ越しで東西をまたぐかもしれない①〜④ のいずれかヘルツフリーか50/60Hz共用。⑤は型番が周波数で分かれる
大きめの弁当や角皿をよく温める③ ツインバード DR-E273Bフラットで、庫内寸法が公表されている4製品で最も広い
ご飯1杯や飲み物を短く温めることが多い④ 東芝 ER-S17ZB900Wが最大1分30秒続く。キーが少なく迷わない
ごはん・飲み物をボタン1つで温めたい① アイリスオーヤマ または ② 山善どちらもごはん・飲み物のワンタッチがある。50Hzではどちらも最高500Wになる点は承知のうえで

候補をAmazonで見る

買ったあと、最初にやること

  1. 自分の地域の周波数を確かめる(買う前でも可) — 住所で決まり、境目の近くでは契約している電力会社に確かめるのが確実です。MAXZEN は、届いた本体の型番が JM17AGZ01(50Hz用)か JM17BGZ01(60Hz用)かを箱と本体の銘板で見てください
  2. 自分の周波数で、どの段が使えるかを取扱説明書で確かめる — アイリスオーヤマと山善は50Hzで2段、ツインバードは60Hzで600Wの段がありません
  3. 置き場所の奥行を、ハンドルを含めて測る — 外形の奥行がハンドルを含むかは、製品ごとに書き方が違います(基準3)。壁や棚とのすき間の指定があるかも、取扱説明書の設置の項で先に見ておくと置き直さずに済みます
  4. 片手で扉を開けて、本体が動かないか見る — 4製品で指摘が出ています
  5. よく使う容器を一度入れて回してみる — ターンテーブル機は、容器の対角線が庫内の短い辺を超えると壁に当たります。MAXZEN は庫内寸法が公表されていないので、ここで確かめるしかありません
  6. コンセントと回路を分ける — ほかの大きな家電と同時に使わない配置にしておくと、ブレーカーが落ちる場面を減らせます
  7. 東芝なら、長い加熱は600Wで時間を決める — 900Wは最大1分30秒で600Wに切り換わります

箱の「700W」「900W」は、どれも仕様表に根拠のある数字です。ただ、それが自分の家の周波数でも出る数字なのか、何分続く数字なのかまでは、並べてみないと分かりませんでした。5製品を並べていちばん効いたのは、最高出力の大きさより、その数字に付いている条件のほうです。

よくある質問

東日本で、冷凍食品の600Wの表示どおりに温められる電子レンジはどれですか?

今回の5製品では、ツインバード DR-E273B(50Hzで最高600W)、MAXZEN JM17AGZ01(50Hz用で600Wの段がある)、東芝 ER-S17ZB(600Wのキーがあり、周波数による書き分けなし)の3つです。

アイリスオーヤマ PMG-T179 と山善 YRM-HF171 は、50Hzでは最高出力が500Wになり、600Wの段がありません。その場合は袋の500Wの時間に合わせるのが確実です。

東芝の900Wは、設定した時間ずっと900Wで温めるのですか?

仕様表の注記では、900Wは最大1分30秒の短時間高出力で、その後は自動的に600Wに切り換わるとされています。

900Wのキーではタイマーを3分まで設定できますが、注記どおりなら後半は600Wです。出力と時間を掛けて比べると、900Wで3分続けた場合の約83%になる計算です。

MAXZEN JM17AGZ01は西日本でも使えますか?

JM17AGZ01 は50Hz用の型番です。60Hzの地域向けには、別の型番 JM17BGZ01 が用意されています。

公式の仕様表は2つの型番を1枚にまとめていて、定格の行に50Hzと60Hzの両方が並ぶため、読み違えやすくなっています。型番の括弧書きで、どちらの周波数用かを確かめてください。

ターンテーブルの直径が大きいほど、大きな容器を入れられますか?

回せる容器の大きさは、皿の直径ではなく、庫内の幅と奥行の短いほうで決まります。容器の角が描く円の直径が、その短い辺を超えると壁に当たるためです。

たとえば山善 YRM-HF171 は皿がアイリスオーヤマ PMG-T179 より10mm大きいものの、庫内の短い辺は5mm短く、回せる範囲は小さくなる計算です。

候補が決まったら、最後の確認。

対応条件と必要な付属品を確認したうえで、販売先の最新価格・在庫をご確認ください。

この記事で紹介した商品

もう一度、2製品を比較する ↑

読み終えたあとに

  • 自分の地域が50Hzか60Hzかを確かめたあと、除湿機のように同じく周波数で数字が変わる家電では、仕様表のどちら側を読めばよいのかが気になることがあります。

    除湿機の50Hzと60Hz

    除湿機では、同じ周波数の差が出力ではなく畳数と満水までの時間に出ていて、周波数を分けずに1つの値だけを書く製品もありました。

    除湿機7製品の50Hzと60Hzの値を、畳数・満水までの時間・消費電力の変化率に直して並べています。

周波数は住所で決まるので、確かめるのは候補を絞ってからでも間に合います。この時点で1台に決めなくても構いません。

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mono-buzz 編集部

メーカーの公開仕様と購入者レビューを読み込み、各社で書き方の揃わない数字を同じ条件に並べ直しています。実機は持たないため、使用感はレビューに共通する指摘として扱い、価格は目安を示し、最新の金額は販売先で確認していただく形にしています。