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衣類乾燥除湿機 7製品比較

【衣類乾燥除湿機比較】7製品|同じ L/日 に27℃と20℃が混じっている

mono-buzz 編集部

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本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。商品の選定・評価は独自に行っています。

この記事で分かること

公表値を読み解いて、選ぶ基準を整理。

衣類乾燥除湿機7製品を、除湿方式と定格除湿能力の測定条件で比較。畳数やL/日の大小で選ぼうとしている人に向けて、同じ「L/日」に27℃基準と20℃基準が混じっていること、「ハイブリッド式」の中身が2種類あることを、メーカー公表値の突き合わせから読み解いた。

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あなたが重視するのは?

用途から気になる候補へ。対応条件と注意点は、各製品の解説で確認してください。掲載順は順位ではありません。

SIDE BY SIDE

気になる2製品を、並べて比較。

製品を選ぶと比較内容が切り替わります。

シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-TH150とパナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120Bを比較しています

選択した2製品の要点比較
シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-TH150パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B
こんな人の候補
洗濯物の量が多く、除湿能力の上限から選びたい人衣類乾燥を毎日回すので、運転時間あたりの消費電力を抑えたい人
目安価格
4万2千円前後(2026-09-06確認)6万9千円前後(2026-09-06確認)
定格除湿能力
12/13 L/日(50/60Hz)50Hz 10.5L/日[消費電力205W] / 60Hz 12.5L/日[消費電力225W]
能力の基準室温
27℃60%27℃60%
除湿方式
ハイブリッド式ハイブリッド式
購入前に確認
仕様表に除湿方式の行がなく、ハイブリッド式であることが特長ページにしか書かれていない定格除湿能力の基準室温も、運転音の測定方法も、取扱説明書にしか書かれていない
仕様確認日
2026-09-062026-09-06

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。公表値の条件はメーカーごとに異なるため、数字の大小だけで優劣は決められません。

全7製品・全項目の比較表を見る ↓

THE REASON BEHIND THE CHOICE

選び方の根拠を、詳しく。

公開資料に基づく記事です。実機による検証は行っていません。

7製品の定格除湿能力を1本の目盛りに並べた棒グラフ。13から5.6まで並ぶが、8.0と5.6の2本だけは室温20℃で測った値で、残る5本の27℃と同じ列に並んでいる。20℃の2本はどちらもデシカント式で、その温度はメーカーの取扱説明書にしか書かれていない
目次

部屋干しの洗濯物が、朝になっても湿っている。窓を開けられない日が続いて、床がべたつく。除湿機を買おうと検索すると、まず出てくるのが「除湿能力 何L/日」と「木造○畳・鉄筋○畳」の2つの数字です。

うちは12畳だからこれくらい、と面積で見当をつける。あるいは、同じくらいの価格なら L/日 が大きいほうを選ぶ。どちらもごく自然な選び方です。

ただ、7製品の公表値を並べ直すと、この2つの数字はどちらも、そのままでは大小を比べられません。 同じ「L/日」の列に、27℃で測った値と20℃で測った値が混じっている。そして畳数のほうは、その L/日 を定数倍しただけの数字でした。

ここでは7製品を、2026年9月時点のメーカー公表値で並べ直します。

この記事が向いていない人

先に外しておきます。

  • 部屋を涼しくしたい人 — 7製品とも冷房ではありません。運転すると室温は上がります。メーカー自身が取扱説明書に、室温が1〜2℃またはそれ以上上がると書いている製品もあります
  • 押し入れやクローゼットの中に置きっぱなしにしたい人 — 今回並べたのは、部屋に置いて洗濯物に風を当てる据置型です
  • 静かさを最優先する人 — 7製品のうち1点は運転音をどこにも公表しておらず、もう1点は公式の製品ページ自体がありません。数字で比べきれません
  • 本体を毎日持ち運びたい人 — 質量は6.0kgから19.0kgまで3倍以上の開きがあり、キャスターの有無も揃っていません
  • 除湿量の「保証値」を求めている人 — 公表されているのはすべて試験条件つきの値です。部屋の広さ、気密、気温、洗濯物の量で変わります
  • とにかく一番安いものが欲しい人 — 目安価格は3倍の開きがあり、この記事の結論は「どの数字が何を指すかを先に見てください」に着きます

選ぶときに見るべき基準は3つ

基準1:同じ「L/日」に、27℃の数字と20℃の数字が混じっている

これが今回いちばん伝えたい部分です。

定格除湿能力(L/日)は、決まった室温と湿度を保った部屋で1日運転したときに取れる水の量です。問題は、その「決まった室温」が2種類あることです。

7製品の基準室温を、公式資料から1つずつ確認しました。

  • 27℃60% — シャープ CV-TH150 / シャープ CV-T71 / パナソニック F-YEX120B / アイリスオーヤマ IJH-L160 / コロナ CD-P63A3
  • 20℃60% — パナソニック F-YZX60B / アイリスオーヤマ IJDC-K80

20℃側の2点は、どちらもデシカント式です。 そしてメーカーが違う。片方の社の癖ではなく、方式側の慣行とみられます(そう書いてある資料はないので、断定はできません)。

気温が7℃違えば、空気が抱えられる水分の量が変わります。同じ機械でも、27℃の部屋と20℃の部屋では取れる水の量が違う。 つまりこの2種類は、違うものさしで測った数字です。

もっと困るのは、その温度がどこに書いてあるかです。

  • シャープ2点は、項目名そのものに「(27℃60%)」を入れています。 表を開いた時点で条件が目に入る
  • コロナとアイリスは、仕様表の下の注記に書いています
  • パナソニックは2点とも、web の仕様表に温度が1文字もありません。 27℃なのか20℃なのかは、取扱説明書を開かないと分かりません

同じパナソニックのハイブリッド機とデシカント機を並べても、web の仕様表だけを見比べているかぎり、基準が違うことに気づけません。 どちらのページにも温度が書かれていないからです。

基準2:「ハイブリッド式」の中身は2種類ある

方式は3つに分かれます。コンプレッサー式、デシカント式、そしてハイブリッド式。このうちハイブリッド式だけ、同じ言葉が2つの別のものを指しています。

  • シャープ CV-TH150 — コンプレッサー方式 + デシカント方式(ヒーターを持つ)
  • アイリスオーヤマ IJH-L160 — コンプレッサー式 + デシカント式(ゼオライトの除湿ローターとヒーターを持つ)
  • パナソニック F-YEX120B — コンプレッサー方式 + 空冷除湿方式(乾燥剤もヒーターも使わない)

言葉の話に見えますが、公表値にはっきり出ます。

ハイブリッド式3製品の消費電力を横棒で並べた図。715Wと700Wの2本に対して1本だけ225Wで、3倍以上の差がある。長い2本は乾燥剤とヒーターを持つ組み合わせ、短い1本は乾燥剤もヒーターも持たない空冷除湿との組み合わせ。ただし700Wだけは「最大消費電力」で、他の2本の「衣類乾燥時の消費電力」とは項目名がそろっていないことも読み取れる
同じラベルで並ぶ3台の消費電力。項目名はそろっていない

衣類乾燥時の消費電力は、715W に対して225W。 同じ項目名・同じ運転モード(速乾)・同じ60Hzでそろえて3.2倍です。乾燥剤を熱するヒーターを持つかどうかが、そのまま電力の差になっている。

3点目のアイリス IJH-L160 の700Wは、扱いが少し違います。アイリスは「衣類乾燥時の消費電力」という行を持っていません。 公表しているのは定格消費電力260/300Wと最大消費電力660/700Wの2行だけで、700Wは後者です。ヒーターを持つ側の機械であることは取扱説明書の図から分かりますが、上の2点と同じ項目名で比べた数字ではありません。 図でも項目名を添えてあります。

そして**「何と何のハイブリッドか」は、3社とも仕様表の外にしか書いていません。** シャープは特長ページの本文、パナソニックとアイリスは取扱説明書。比較表に「ハイブリッド式」と1語で並べると、この3倍は方式の列からは読み取れません。表の中でこの差が出ているのは、下のほうにある「衣類乾燥時の消費電力」の行だけです。

除湿量あたりの電力(1kWhで何L取れるか)まで出せれば方式の差がはっきりしそうですが、この7製品では同じ土俵で計算できませんでした。

分母になる電力の行の名前が、衣類乾燥時の消費電力・最大消費電力・定格消費電力・運転モードで分けない1組の4通りに割れています。分子の定格除湿能力も、除湿「標準」・除湿「強」・除湿「ターボ」・衣類乾燥「速乾」・モードの記載なし、と揃っていません。そのまま割ると「除湿標準時の除湿量 ÷ 衣類乾燥速乾時の消費電力」のような、条件の混ざった数字になります。

分子と分母の運転モードが揃うのは、7製品のうち4点でした。ただし揃っているモードが製品ごとに違うので、4点を横一列に並べられるわけではありません。

  • シャープ CV-TH150 — 衣類乾燥「速乾」時の最大除湿能力15 L/日 ÷ 同じ速乾時の715W = 1kWhあたり約0.87L
  • パナソニック F-YEX120B — 衣類乾燥「速乾」時の12.5 L/日 ÷ 同じ速乾時の225W = 約2.31L
  • シャープ CV-T71 — 除湿「強」時の7.1 L/日 ÷ 同じ除湿「強」時の210W = 約1.41L(上の2点とは運転モードが違う)
  • パナソニック F-YZX60B — 衣類乾燥「仕上げ、速乾」時の5.6 L/日 ÷ 同じモードの465W = 約0.50L(20℃基準)

運転モードも基準室温も周波数も揃って直接くらべられるのは、上の2点だけです(どちらも衣類乾燥「速乾」・27℃・60Hz)。その2点で約2.6倍の差。3点目はモードが違い、4点目は基準室温が違うので、この2点の隣には置けません。

残る3点(アイリス IJH-L160・コロナ CD-P63A3・アイリス IJDC-K80)は、計算そのものができません。 能力か消費電力のどちらかに、運転モードが書かれていないからです。

つまり「デシカント式は電気を食う」という一般論を、この7製品の公表値だけで数字にすることはできませんでした。 電気代を気にするなら、比べられるのは運転モードまで揃った衣類乾燥時の消費電力そのものです。ただしその消費電力は瞬間の値で、乾き終わるまでの時間を掛けないと1回ぶんになりません。公表されている1回あたりの電気代と総消費電力量から戻すと、715WのCV-TH150が約710Wh、225WのF-YEX120Bが312Wh。Wでの3.2倍は、1回の電力量では約2.3倍に縮みます(乾燥1回の電力量を7製品で並べ直した記事)。

基準3:除湿可能面積は、除湿能力を定数倍しただけの数字

「木造7畳・鉄筋14畳」のような面積の目安は、除湿機を選ぶときに最初に見る数字だと思います。

7製品について、公表されている面積(㎡)を定格除湿能力(L/日)で割ってみました。

製品木造 ㎡ ÷ (L/日)鉄筋 ㎡ ÷ (L/日)
コロナ CD-P63A32.064.13
シャープ CV-T712.114.23
パナソニック F-YZX60B2.144.11
アイリスオーヤマ IJDC-K802.134.13
アイリスオーヤマ IJH-L1602.084.15
パナソニック F-YEX120B2.084.16
シャープ CV-TH1502.084.15

7製品とも、木造は約2.1、鉄筋は約4.15に乗ります。 メーカーも方式も価格帯も違うのに、係数が揃う。面積は日本電機工業会の規格に沿って能力から決まるので、当然といえば当然です。

ただ、比較表を見る読者はそう読みません。「うちは12畳だからこれ」と面積で選ぶのは、結局 L/日 で選んでいるのと同じことをしている。面積の列は、能力の列を書き直しただけで、新しい情報を1つも持っていません。

そして基準1がそのまま効いてきます。能力の基準室温が揃っていない以上、畳数も揃っていません。 アイリスオーヤマ IJDC-K80 の「木造10畳」は20℃基準の8.0L/日から換算された数字で、コロナ CD-P63A3 の「木造8畳」は27℃基準の6.3L/日から換算された数字です。同じ「木造○畳」でも中身が違う。

書き方のほうも揃っていません。木造/プレハブ/鉄筋の3値に分ける社(パナソニック・アイリス・コロナ)と、「木造住宅〜コンクリート住宅 15〜30畳」と1本のレンジで書く社(シャープ)がある。コロナに至っては、取扱説明書では3値、同じスペックの現行機の web ページでは代表値とレンジの併記と、同じ3つの数字を2通りに組み替えて書いています。

もう1つ、この畳数には別の読み方があります。衣類乾燥時間を公表している6製品では、木造の除湿可能面積は16畳が3点、10畳・9畳・7畳が1点ずつ。ところがその乾燥時間を測った部屋は、どの製品も6畳相当で固定です。比は1.2倍から2.7倍まで開き、木造16畳の3点が出している55分・57分・90分は、自分の適用面積の4割弱しかない部屋での値ということになります。面積そのものは能力の言い換えでも、洗濯物2kg・6畳・20℃という乾燥時間の試験条件を数え直した記事と並べると、その分数がどれだけ余裕のある条件で出た数字かが見えます。

数字の見え方が変わる、あと2つのこと

タンク容量は、水を捨てる頻度を表していない

低評価レビューを7製品ぶん読んで、最も多かった不満の1つが「タンクがすぐ満水になる」でした。では大きいタンクを選べばいいのかというと、そう単純にはなりません。

タンク容量 ÷ 定格除湿能力 × 24 で、満水までのおおよその時間が出ます。

左に排水タンク容量の順、右に満水までの目安時間の順で7製品を並べ、同じ製品どうしを線でつないだ図。タンク最大の4.5Lの製品が満水までの時間では上から5番目に落ち、タンクが3.5Lの製品が13.3時間で最長になる。順位が大きく入れ替わることが読み取れる
左が公表値、右は公表値2つの割り算

この計算は勝手な推定ではありません。 コロナは、CD-P63A3 と外形寸法・質量・除湿能力・消費電力・タンク容量まで一致する現行機について「連続運転時間 約13時間(60Hz)、約15時間(50Hz)」を公表しています。3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3、3.5 ÷ 5.6 × 24 = 15.0 と一致する。CD-P63A3 自身の公表値ではありませんが、メーカーが同じ式で数字を出していることは確かめられます。

結果はこうなりました。タンクが7製品で最大の4.5Lを積むアイリスオーヤマ IJH-L160 は、満水までの時間では上から5番目。 最長はコロナ CD-P63A3 の13.3時間で、そのタンクは3.5Lしかありません。能力が高い機械ほど、同じタンクを速く満たします。

「大容量タンク」という言葉は、能力と一緒に見ないと意味が取れない、ということです。

連続排水にすればこの話は消えますが、その記載も揃っていません。シャープ CV-TH150 は仕様表に「市販のホース(内径15mm)が必要」と内径まで書いている。同じシャープの CV-T71 は「市販のホースが必要」で内径がない。パナソニック F-YEX120B、アイリス IJH-L160、コロナ CD-P63A3 の3点は仕様表に行がなく、取扱説明書にある。パナソニック F-YZX60B とアイリス IJDC-K80 は、連続排水についての記載がどの公式資料にも見つかりませんでした。

「使えます」と「除湿します」は、同じ温度の数字で書かれている

使用できる温度の範囲は、冬に使うつもりなら見ておきたい項目です。ところが同じ意味の項目が、4つの言葉で書かれています。

  • シャープ — 使用可能温度(CV-TH150 は1〜38℃(ヒーターON時)、CV-T71 は4〜38℃)
  • アイリスオーヤマ — 使用温度(IJDC-K80 は0〜40℃。IJH-L160 はどこにも記載なし)
  • コロナ — 運転可能な部屋の温度(約5℃〜約40℃)
  • パナソニック — 運転可能条件(約1℃〜約40℃、湿度約20%以上。取扱説明書のみ)

そのうえで、もう一段あります。公表された範囲の中に、除湿しない帯があります。

コロナは取扱説明書に、約5℃〜約40℃と書いたうえで、こう続けています。約32℃を超えると保護装置が働いて除湿せず送風運転になることがある。約5℃以下では凍結を防ぐため除湿せず送風運転になる。約18℃以下では熱交換器に霜が付き、霜取り運転中は送風運転で除湿できない。つまり除湿できる温度帯は、公表された5〜40℃より狭いことになります。

パナソニックも取扱説明書で、室温が約32℃以上または約10℃以下のときは機器保護のため自動的に風量が上がる、と書いています。

どちらもメーカー自身が公表資料に書いていることです。 ここから言えるのは「使用可能温度の数字を、そのまま除湿できる温度として読まないほうがいい」ということまでで、実際に何℃で何L取れるかは分かりません。低温時の除湿量のグラフは公表されていますが、軸の目盛りは読めるものの各点の値は画像で、数値としては読み取れませんでした。

もうひとつ。「デシカント式は低温に強い」という説明をよく見ますが、パナソニックの運転可能条件は、ハイブリッド機もデシカント機も同じ約1〜40℃です。 方式の違いは運転可能温度の行には出ていません。

比較表

項目シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-TH150パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120Bアイリスオーヤマ ハイブリッド式除湿機 IJH-L160シャープ 除湿機 CV-T71コロナ 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZX60Bアイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDC-K80
目安価格4万2千円前後6万9千円前後5万3千円前後2万3千円前後2万6千円前後3万9千円前後2万6千円前後
定格除湿能力12/13 L/日(50/60Hz)50Hz 10.5L/日[消費電力205W] / 60Hz 12.5L/日[消費電力225W]11.0L/日|13.0L/日(50Hz|60Hz)6.3/7.1 L/日(50/60Hz)5.6L/日|6.3L/日(50Hz|60Hz)50Hz 5.4L/日 / 60Hz 5.6L/日8.0L/日(周波数で分けない1値)
能力の基準室温27℃60%27℃60%27℃60%27℃60%27℃60%20℃60%20℃60%
最大除湿能力13/15 L/日(50/60Hz)/衣類乾燥「速乾」運転時記載なし14.0L/日|16.0L/日(50/60Hz)/衣類乾燥「速乾」時記載なし記載なし記載なし記載なし
除湿方式ハイブリッド式ハイブリッド式ハイブリッド式コンプレッサー式コンプレッサー式デシカント式デシカント式
方式の記載場所特長ページ仕様表商品名特長ページ取扱説明書仕様表取扱説明書
除湿可能面積50Hz 15〜30畳(25〜50㎡) / 60Hz 16〜33畳(27〜54㎡)木造 50Hz 13畳(22㎡)/60Hz 16畳(26㎡)、プレハブ 20/24畳、鉄筋 27/32畳木造 50Hz 23㎡(14畳)/60Hz 27㎡(16畳)、プレハブ 35/41㎡、鉄筋コンクリート 46/54㎡50Hz 8〜16畳(13〜26㎡) / 60Hz 9〜18畳(15〜30㎡)木造 50Hz 12㎡(7畳)/60Hz 13㎡(8畳)、プレハブ 18/20㎡、鉄筋 23/26㎡木造 7畳(12㎡)、プレハブ 11畳(18㎡)、鉄筋 14畳(23㎡)。50Hzと60Hzで同値木造 17㎡(10畳)、プレハブ 25㎡(15畳)、鉄筋コンクリート 33㎡(20畳)。周波数で分けない
運転音衣類乾燥 速乾49・標準49・音控えめ37 dB/除湿 標準49・音控えめ37 dB(50/60Hz同値)衣類乾燥 速乾49/49・標準49/49・音ひかえめ41/42 dB/除湿 強49/49・自動41/42・弱37/37 dB記載なし衣類乾燥 強40・弱36 dB/除湿 強38・弱36 dB(50/60Hz同値)記載なし衣類乾燥 仕上げ・速乾48/48・標準48/48・音ひかえめ39/38 dB/除湿 自動39/38 dB32db(除湿「弱」モード・60Hz)。仕様表ではなく特設ページの本文
運転音の測定位置本体前方1m前後左右1mの平均記載なし本体前方1m記載なし前後左右1mの平均本体前方1m
使用可能温度1〜38℃(ヒーターON時)約1℃〜約40℃、湿度約20%以上(項目名は「運転可能条件」)記載なし4〜38℃約5℃〜約40℃(項目名は「運転可能な部屋の温度」)約1℃〜約40℃、湿度約20%以上(項目名は「運転可能条件」)0〜40℃(項目名は「使用温度」)
排水タンク容量約3.6L(ハンドル付)約3.2L(自動停止/満水ラインまで)約4.5L約2.5L(ハンドル付)約3.5Lで自動停止約2.0L(自動停止/満水ラインまで)約3.5L
連続排水の記載●(市販のホース〈内径15mm〉が必要)仕様表に行なし。取扱説明書に市販のホースをつないで連続排水対応とある(内径の記載なし)仕様表に行なし。取扱説明書に内径φ15mmの市販ホースを接続と記載●(市販のホースが必要)内径の記載なし仕様表に行なし。取扱説明書に市販のホースを取り付けて排水できるとある(内径の記載なし)記載なし記載なし
衣類乾燥時の消費電力695/715W(50/60Hz。衣類乾燥「速乾」時)速乾・標準 205/225W、音ひかえめ 190/205W(50/60Hz)最大消費電力 660/700W(定格消費電力は260/300W)205/210W(50/60Hz)160/180W(50/60Hz。運転モードで分けない1組)仕上げ・速乾465W、標準295W、音ひかえめ285W(50/60Hz同値)720W(取扱説明書は「消費電力」、特設ページは「定格消費電力」。モードで分けない1組)
衣類乾燥時間約57分(20℃70%)/約75分(10℃70%)。60Hz・速乾・JEMA-HD090:2017速乾90分 / 標準90分 / 音ひかえめ120分(条件は取扱説明書側。20℃70%・60Hz)速乾55分 / 標準66分 / 低騒音134分(取扱説明書の本文。仕様表の外)約167分(20℃70%・60Hz)。冬季の値は公表なし記載なし標準178分 / 仕上げ、速乾108分 / 音ひかえめ190分72分(除湿「強」+サーキュレーター「強」、60Hz、20℃70%。特設ページのみ)
外寸365 × 235 × 645 mm370 × 225 × 583 mm345 × 300 × 715 mm303 × 203 × 524 mm220 × 330 × 515 mm178 × 357 × 459 mm334 × 285 × 739 mm
本体質量15 kg13 kg19 kg9.6 kg7.7 kg6 kg11.5 kg
解説解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓解説を読む ↓
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※記載の価格は目安です。仕様も価格も変更されるため、最新の情報は各商品ページでご確認ください。

商品ごとの解説

① シャープ CV-TH150(ハイブリッド式)

シャープ

シャープ 衣類乾燥除湿機 CV-TH150

○ 選ぶ理由

  • 定格除湿能力が7製品で最大の部類で、しかも「定格」と「最大」を2行に分けて公表している
  • 定格除湿能力の基準室温を項目名の中に書いている(7製品でシャープの2機種だけ)

△ 購入前に確認

  • 仕様表に除湿方式の行がなく、ハイブリッド式であることが特長ページにしか書かれていない
  • 取扱説明書が会員登録制で、モード別の除湿能力を確認できない
目安価格 · 2026.09.06確認4万2千円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

全製品の比較表へ戻る ↑

定格除湿能力の基準室温を項目名の中に書いている、シャープ2機種のうちの1つです。「定格除湿能力(L/日)(50/60Hz)(27℃60%)」という項目名で、条件が表の中に置かれている。基準1で書いたとおり、この書き方だけで読者が踏む落とし穴が1つ減ります。

能力は定格12/13、最大13/15 L/日(50/60Hz)。「定格」と「最大」を2行に分けているのは7製品で2点だけで、定格は除湿「標準」、最大は衣類乾燥「速乾」と、それぞれの運転モードも注記にあります。

そのうえで、この製品には読みにくい部分もあります。仕様表に「除湿方式」の行がありません。 ハイブリッド式であること、コンプレッサー方式とデシカント方式の組み合わせであることは、特長ページの本文にだけ書かれている。仕様表側の手がかりは使用可能温度の「1〜38℃(ヒーターON時)」という括弧書きだけで、ここからヒーターを持つ機種だと読めます。ヒーターOFF時に何℃まで使えるかは公表されていません。

もうひとつ、取扱説明書が会員登録制で公開されていません。 パナソニック・アイリス・コロナは取扱説明書に運転モード別の除湿能力や運転音の測定条件を載せていますが、シャープについてはそれが確認できませんでした。取れなかったのではなく、公開されていないという意味です。

目安価格は4万2千円前後。運転音は購入者から繰り返し挙がっていて、とくに速乾モードでは同じ部屋にいると気になるという報告が多い。寝室に置くつもりなら、音控えめの37dBで足りるかを先に考えたほうがいい製品です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

12/13 L/日(50/60Hz)

50Hz と 60Hz を「12/13」の形で1行に書く。注記の※1が「除湿『標準』運転時」と測定モードを指定していて、これは7製品の中では条件が細かいほう。ただし同じシャープでも下位のCV-T71は同じ欄が除湿「強」で、社の中で揃っていない。この製品には「最大除湿能力 13/15」の行が別にあり、そちらは衣類乾燥「速乾」時の値。パナソニックが仕様表に出している1組は測定モードの記載がなく、取扱説明書では衣類乾燥「速乾」と同じ値なので、この製品と横に並べるなら「12/13」ではなく「13/15」のほうが条件が近い。

能力の基準室温

27℃60%

項目名そのものに「(27℃60%)」を入れているのは、7製品でシャープの2機種だけ。表を開いた時点で条件が目に入る形で、パナソニック2点が取扱説明書にしか温度を書いていないのと対照的。デシカント式2点は同じ「L/日」を20℃で測っているので、この表記があるかどうかで、読者が条件の違いに気づけるかが変わる。

除湿方式

ハイブリッド式

仕様表に「除湿方式」の行が無い。ハイブリッド式であること(コンプレッサー方式+デシカント方式)は特長ページの本文にだけ書かれている。仕様表側の手がかりは、使用可能温度の「1〜38℃(ヒーターON時)」という括弧書きだけで、ここからヒーターを持つ機種だと読める。同じハイブリッド式でもパナソニック F-YEX120B は乾燥剤もヒーターも使わず、衣類乾燥時の消費電力が3分の1になる。

除湿可能面積

50Hz 15〜30畳(25〜50㎡) / 60Hz 16〜33畳(27〜54㎡)

木造住宅からコンクリート住宅までを「15〜30畳」と1本のレンジで書く。パナソニック・アイリス・コロナが木造/プレハブ/鉄筋の3値に分けているのに対して、間の値が読み取れない書き方。中身は定格除湿能力の定数倍で、60Hzの27㎡÷13L/日=約2.08、54㎡÷13L/日=約4.15。7製品すべてが同じ係数に乗っているので、この列は能力の列を書き直したものでしかない。なお最大除湿能力の15ではなく定格の13から換算されている。

運転音

衣類乾燥 速乾49・標準49・音控えめ37 dB/除湿 標準49・音控えめ37 dB(50/60Hz同値)

測定位置は「本体前方1mで測定」(※11)。衣類乾燥と除湿を、それぞれモード別に全部載せていて、公表の丁寧さは7製品で最も高い部類。ただし比較のときは、この表の代表値をどれにするかで印象が変わる。速乾の49dBは最も速いモードの値で、アイリス IJDC-K80 が出している32dBは最も静かなモードの値。同じ列に置くと順位が入れ替わる。

使用可能温度

1〜38℃(ヒーターON時)

仕様表に「使用可能温度|1~38℃(ヒーターON時)」の行がある。項目名を「使用可能温度」と書くのはシャープの2機種で、コロナは「使用可能室温」、アイリスは「使用温度」、パナソニックは「運転可能条件」(取扱説明書のみ)。同じ意味の項目が4つの語で書かれている。この製品で読み解きが要るのは括弧のほうで、下限1℃はヒーターを入れているときの値。ヒーターOFF時に何℃まで使えるかは公表されていない。同じシャープのコンプレッサー機 CV-T71 は4〜38℃なので、下限の3℃の差がヒーターぶんとみられるが、そう書いてある資料はない。なお他社は取扱説明書で、公表した範囲の中に除湿せず送風になる帯があると書いている。この製品は取扱説明書が会員登録制で、同じ記載があるかは確認できていない。

排水タンク容量

約3.6L(ハンドル付)

約3.6L(ハンドル付)。タンク容量 ÷ 定格除湿能力 × 24 で満水までのおおよその時間が出る。3.6 ÷ 13 × 24 = 約6.6時間(60Hz)で、7製品では下から2番目。この式は、コロナが CD-P63A3 と同一スペックの現行機について公表している連続運転時間(3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3 → メーカー表記の「約13時間」)を再現するので、勝手な推定ではない。タンクは7製品で2番目に大きいのに満水までは短い。能力が高い機械ほど同じタンクを速く満たすので、タンク容量だけでは水を捨てる頻度が決まらない。連続排水は仕様表に行があり、しかも「市販のホース〈内径15mm〉が必要」と内径まで書いている。同じシャープの CV-T71 は同じ行で内径を書いていない。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    運転音が大きく、とくに速乾モードでは同じ部屋や夜間に使いづらいという指摘

  • 単発の報告

    背面パネルが固定されない状態で届いたという不良の報告

  • 多くの報告

    タンクがすぐ満水になり、水を捨てる回数が多いという指摘。梅雨や夏場は一晩や外出中で満水になったという報告もある

  • 多くの報告

    夏場に室温が上がる、温風で部屋が暑くなるという指摘。ハイブリッド式でも上がる、他社のハイブリッド機より上がると感じた報告がある

  • 複数の報告

    衣類が乾いた後も運転が続き、タイマーや手動で止める必要があったという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 洗濯物の量が多く、除湿能力の上限から選びたい人
  • 季節を通して1台で使いたい人
  • 連続排水の準備を買う前に決めておきたい人

向いていない人

  • 寝室に置いて就寝中に運転したい人
  • 夏場に室温を上げたくない人
  • 本体を頻繁に持ち上げて移動させたい人

② パナソニック F-YEX120B(ハイブリッド式)

パナソニック

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YEX120B

○ 選ぶ理由

  • 同じハイブリッド式のシャープ CV-TH150 に対し、衣類乾燥時の消費電力が3分の1弱(225W 対 715W。同じ速乾・同じ60Hz)
  • 除湿方式の行を仕様表に持っている数少ない製品

△ 購入前に確認

  • 定格除湿能力の基準室温も、運転音の測定方法も、取扱説明書にしか書かれていない
  • 運転音の測定位置が4方向の平均で、本体前方1mで測った3点とはそのまま並べて比べられない
目安価格 · 2026.09.06確認6万9千円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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ハイブリッド式3点の中で、衣類乾燥時の消費電力が3分の1弱です。 205/225W に対して、シャープ CV-TH150 は同じ項目名・同じ速乾・同じ周波数で695〜715W。基準2で書いたとおり、この製品のハイブリッドは乾燥剤もヒーターも使わない組み合わせだからです。能力と消費電力の運転モードが揃っている数少ない製品でもあり、衣類乾燥「速乾」どうしで割ると1kWhあたり約2.31L。 同じ計算ができるシャープ CV-TH150 の約0.87Lに対して2.6倍です。

除湿方式の行を仕様表に持っている数少ない製品でもあります(パナソニックの2機種だけ)。ただし「エコ・ハイブリッド方式」という名前だけで、中身は取扱説明書 p.20 にしかありません。

読み解きが要るのは、web の仕様表が定格除湿能力を1組しか出していないことです。50Hz 10.5 / 60Hz 12.5 L/日。ところが同じメーカーの取扱説明書は、同じ「定格除湿能力」を運転モードごとに9通り書いています。最小は除湿「弱」の8/9 L/日で、公表値の76%(50Hz)。仕様ページだけを見ると、どのモードでも10.5/12.5出ると読めてしまいます。

シャープが定格と最大の2行で示している幅が、この製品では web と取扱説明書に分かれて置かれている。シャープの「12/13(定格)」とこの「12.5」を並べるのは、除湿標準モードの値と衣類乾燥速乾モードの値を比べていることになります。 条件が近いのはシャープの「最大13/15」のほうです。

運転音にも注意が要ります。測定位置が「本体の前後左右1m離れた位置での騒音値の平均値」です。 7製品で4方向の平均を使うのはパナソニックの2機種だけ。「本体前方1m」と書いているのが3点、測定位置そのものが公表されていないのが2点で、3つに割れています。しかもパナソニックはその測定方法を取扱説明書にしか書いていません。49dBという数字を、他社の49dBと同じものとして比べられない。

目安価格は6万9千円前後で7製品で最も高い。購入者からは運転音の指摘が繰り返し挙がっていて、弱運転でも気になるという報告が複数あります。 消費電力が小さいことと静かなことは別、ということです。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

50Hz 10.5L/日[消費電力205W] / 60Hz 12.5L/日[消費電力225W]

仕様ページに出るのは50Hz 10.5 / 60Hz 12.5 の1組だけ。ところが同じメーカーの取扱説明書は、同じ「定格除湿能力」を運転モードごとに9通り書いている。最小は除湿「弱」の8/9 L/日で、公表値の76%(50Hz)。仕様ページだけを見ると、どのモードでも10.5/12.5出ると読める。シャープが「定格」と「最大」の2行で示している幅が、この製品では web と取扱説明書に分かれて置かれている。値の隣に消費電力を角括弧で併記するのも7製品でこの2機種だけの書き方。比較表の「最大除湿能力」が空欄になるのは、この機種が最大の行を持っていないからで、能力に上限が無いという意味でも、能力が低いという意味でもない。

能力の基準室温

27℃60%

27℃60%。ただしこの温度は取扱説明書 p.27 にしかなく、web の仕様表には1文字も出てこない。同じパナソニックのデシカント機 F-YZX60B は20℃基準で、web の仕様表にはやはり温度が無い。つまりこの社の2機種は、仕様表を見比べただけでは基準が違うことに気づけない。

除湿方式

ハイブリッド式

仕様表の1行目に「エコ・ハイブリッド方式」の行がある。行を持っているのは7製品でパナソニックの2機種だけ。ただし中身は取扱説明書 p.20 にしかなく、そこにはコンプレッサー方式と空冷除湿方式の組み合わせだと書かれている。乾燥剤(デシカント)もヒーターも使っていない。同じ「ハイブリッド式」で並ぶシャープ CV-TH150・アイリス IJH-L160 はどちらもコンプレッサー+デシカント。シャープの衣類乾燥時695/715Wに対してこの製品は205/225Wで、同じ項目名・同じ速乾・同じ周波数でそろえて3.2倍の差になる。アイリスの660/700Wは「最大消費電力」で、同社は衣類乾燥時の消費電力の行を持たないため、同じ項目名での比較にはならない。

除湿可能面積

木造 50Hz 13畳(22㎡)/60Hz 16畳(26㎡)、プレハブ 20/24畳、鉄筋 27/32畳

木造/プレハブ/鉄筋の3値を50Hz・60Hz別に書く。中身は定格除湿能力の定数倍で、60Hzの26㎡÷12.5L/日=約2.08、52㎡÷12.5L/日=約4.16。シャープの係数(約2.08/約4.15)と一致する。畳数が広いのは能力が高いからで、面積の列は能力の列と独立した情報を持っていない。なお規格名(JEMA規格)への言及は取扱説明書にしかなく、web の仕様表には注記が付いていない。

運転音

衣類乾燥 速乾49/49・標準49/49・音ひかえめ41/42 dB/除湿 強49/49・自動41/42・弱37/37 dB

表の先頭に来る49dBは衣類乾燥「速乾」=最も速いモードの値で、最も静かな音ひかえめは41/42dB。アイリス IJDC-K80 が掲げている32dBは最も静かなモードの値なので、各社が先に出す代表値どうしを並べると静粛性の順位が入れ替わる。測定位置も揃っていない。取扱説明書に「本体の前後左右1m離れた位置での騒音値の平均値」とあり、4方向の平均を使うのは7製品でパナソニックの2機種だけ。シャープ2点とアイリス IJDC-K80 は「本体前方1m」、アイリス IJH-L160 とコロナ CD-P63A3 は測定位置そのものが公表されていない。しかもその測定方法は web の仕様表に書かれていない。前方1点で測る場合と4方向の平均では、同じ機械でも出る数字が変わりうるので、49dBという値を他社の49dBと同じものとして比べられない。

使用可能温度

約1℃〜約40℃、湿度約20%以上(項目名は「運転可能条件」)

web の仕様表に温度の行が無い。取扱説明書 p.21 の「運転可能な温度・湿度とは」に「温度:約1 ℃〜約40 ℃、湿度:約20 %以上」とある。項目名も「運転可能条件」で、シャープの「使用可能温度」、コロナの「使用可能室温」、アイリスの「使用温度」とは語が違う。同じ意味の項目が4つの語で書かれ、そのうちパナソニックだけが仕様表に行を持たない。さらに同じ取扱説明書は、室温が約32℃以上または約10℃以下のときは機器保護のため自動的に風量が上がると書いている。公表された1〜40℃の中に、挙動が変わる帯が両端にある。同社のデシカント機 F-YZX60B の運転可能条件もまったく同じ約1〜40℃で、方式の違いはこの行には出ていない。

排水タンク容量

約3.2L(自動停止/満水ラインまで)

約3.2L(自動停止/満水ラインまで)。3.2 ÷ 12.5 × 24 = 約6.1時間(60Hz)で、7製品で最も短い。タンクの大きさは7製品で5番目だが、定格除湿能力が上位なので満水までの時間では最下位になる。この式は、コロナが CD-P63A3 と同一スペックの現行機について公表している連続運転時間(3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3 → メーカー表記の「約13時間」)を再現するので、勝手な推定ではない。連続排水は web の仕様表に行が無く、取扱説明書 p.17 と特長の箇条書きに「市販のホースをつないで連続排水対応」とある。ホースの内径は書かれていない。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    運転音が大きいという指摘。弱運転でも気になる、隣の部屋まで聞こえる、前機種より大きくなったという報告がある

  • 複数の報告

    室温が低い時期は乾燥に時間がかかるという指摘。公表されている乾燥時間は室温20℃での試験値で、冬場はそれより長くかかったという報告がある

  • 単発の報告

    タンクの容量が使い方によっては小さく、こまめな確認が要るという指摘

  • 複数の報告

    電源プラグの色が本体の色と揃っていないという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 衣類乾燥を毎日回すので、運転時間あたりの消費電力を抑えたい人
  • モードごとの数字を見てから運転を選びたい人
  • 夏場に室温を上げにくいほうを選びたい人

向いていない人

  • 低温時の除湿量まで見て冬に備えたい人
  • 就寝中に同じ部屋で回したい人
  • 初期費用を抑えたい人

③ アイリスオーヤマ IJH-L160(ハイブリッド式)

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマ ハイブリッド式除湿機 IJH-L160

○ 選ぶ理由

  • 定格除湿能力が7製品で最大の部類で、しかも定格と最大を2行に分けて公表している
  • 定格除湿能力の注記に運転モードまで書いていて、条件の書き方が7製品で最も細かい

△ 購入前に確認

  • 読める公式資料が2つあるのに、運転音がそのどちらにも書かれていない
  • 使用温度の行がどこにも無く、何℃から何℃まで使えるのかが公表されていない
目安価格 · 2026.09.06確認5万3千円前後
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定格除湿能力の条件の書き方が、7製品で最も細かい製品です。 注記が「定格除湿能力は、除湿・ターボ時、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けた時の1日(24時間)あたりの除湿量です」と、運転モードまで指定している。最大除湿能力の行も別にあり、そちらは衣類乾燥「速乾」時。定格11.0/13.0、最大14.0/16.0 L/日(50/60Hz)で、7製品で最大の部類です。

排水タンクも約4.5Lで7製品最大。ただしタンク容量の節で書いたとおり、満水までの時間では上から5番目になります。能力が高いぶん、同じ時間で溜まる水が多いからです。

弱点は、公表されていない項目の多さです。

  • 運転音(dB)が、取扱説明書にも特設ページにも1つもありません。 7製品で数字が無いのは、この製品とコロナ CD-P63A3 の2点。ただしコロナは公式の製品ページ自体が存在しないためで、この製品は資料があるのに運転音の行だけが無い
  • 使用温度の行もありません。 何℃から何℃まで使えるのかが公表されていない。同じアイリスの IJDC-K80 には「使用温度 0〜40℃」があるのに

同じ社の中で扱いが逆になっている点も見えます。IJDC-K80 は特設ページの本文で静かさを数字で掲げているのに、この製品は運転音を出さない。

もう1つ、取扱説明書がおもしろい数字を自分で書いています。 衣類乾燥の速乾は55分で電気代の目安が約21円、標準は66分で約17円、低騒音は134分で約27円。低騒音モードは消費電力が小さいのに、時間が2.4倍かかるので1回の電気代は最も高い。「静かなモード=省エネ」ではないことを、メーカー自身の数字が示しています。これはこの製品だけではありません。モード別の1回あたりを公表している3製品では、いちばん静かなモードが3製品とも最大でした(運転モード別に乾燥1回の電力量を並べた記事)。

質量19.0kgは7製品で最も重い。目安価格は5万3千円前後です。購入者からは、1年から1年半ほどで動かなくなったという報告が繰り返し挙がっています。保証の期間と延長保証の有無は、買う前に確かめておいたほうがいい製品です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

11.0L/日|13.0L/日(50Hz|60Hz)

「定格」と「最大」を2行に分けて書く2製品のうちの1つ。しかも注記が測定モードまで指定していて、定格11.0/13.0は除湿「ターボ」時、最大14.0/16.0は衣類乾燥「速乾」時。7製品で条件の書き方が最も細かい。同じアイリスのデシカント機 IJDC-K80 は運転モードを書かず最大の行も持たないので、社の方針ではなく機種ごとに決まっている。50Hzと60Hzで11.0と13.0(+18.2%)と開きが大きく、東日本と西日本で別の数字になる度合いも7製品で上位。

能力の基準室温

27℃60%

27℃60%。取扱説明書と特設ページの両方に書かれていて、しかも「除湿・ターボ時、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けた時の1日(24時間)あたりの除湿量」と運転モードまで注記に入っている。同じアイリスのデシカント機 IJDC-K80 は20℃基準なので、同じ社の2機種を並べても条件は揃わない。

除湿方式

ハイブリッド式

仕様表に「除湿方式」の行が無い。ハイブリッド式であることは商品名に入っていて、中身(デシカント式とコンプレッサー式の併用)は取扱説明書 p.5 の除湿のしくみの節にある。図には除湿ローター(ゼオライト)とコンプレッサーの両方が描かれている。ヒーターを持つ側のハイブリッドなので、最大消費電力660/700Wはシャープ CV-TH150 の衣類乾燥時695/715Wと同じ帯に入る。ただしアイリスは「衣類乾燥時の消費電力」という行を持たず、公表しているのは定格消費電力260/300Wと最大消費電力660/700Wの2行だけなので、同じ項目名で比べた数字ではない。同じ「ハイブリッド式」のパナソニック F-YEX120B は衣類乾燥時205/225Wで、方式のラベルだけでは3倍の差が見えない。

除湿可能面積

木造 50Hz 23㎡(14畳)/60Hz 27㎡(16畳)、プレハブ 35/41㎡、鉄筋コンクリート 46/54㎡

木造/プレハブ/鉄筋コンクリートの3値。7製品で最も広い畳数だが、中身は能力の定数倍で、60Hzの27㎡÷13L/日=約2.08、54㎡÷13L/日=約4.15。シャープ CV-TH150 と数値まで一致する(あちらも60Hzの定格が13L/日)。つまり畳数が同じなのは設計が似ているからではなく、同じ能力から同じ規格で換算しているため。最大除湿能力16.0ではなく定格13.0から換算されている点も、係数から確認できる。

運転音

記載なし

運転音(dB)が、取扱説明書にも特設ページにも1つも書かれていない。7製品で数字そのものが無いのは、この製品とコロナ CD-P63A3 の2点。ただしコロナは公式の製品ページ自体が存在せず、運転音が web にしか置かれない項目だから落ちている。この製品は取扱説明書も特設ページも読めるのに、運転音の行だけが無い。一方で同じアイリスのデシカント機 IJDC-K80 は特設ページの本文に32dBを掲げている。同じ社の同じカテゴリで、片方は静かさを売り文句にして数字を出し、片方は出さない。取扱説明書に運転音が出てくるのは「故障かな?」の症状欄だけで、比較に使える数字にはならない。

使用可能温度

記載なし

使用温度の行が、取扱説明書の仕様表にも特設ページの商品スペック表にも無い。何℃から何℃まで使えるのかが公表されていないのは7製品でこの1点だけ。同じアイリスのデシカント機 IJDC-K80 には「使用温度|0 〜 40℃」の行がある。同じ社の同じカテゴリで、片方は行を持ち、片方は持たない。この製品はヒーターを持つ側のハイブリッド式なので、コンプレッサー単独の機種より低温に強いと説明されることがあるが、それを裏づける温度の数字はメーカーのどの公式資料にも無い。運転音と並んで、この製品は購入前に確かめたい項目が2つ空欄になる。

排水タンク容量

約4.5L

約4.5Lで7製品で最大。ただし 4.5 ÷ 13 × 24 = 約8.3時間(60Hz)で、満水までの時間では上から5番目になる。最長はコロナ CD-P63A3 の13.3時間で、そのタンクは3.5Lしかない。この式は、コロナが CD-P63A3 と同一スペックの現行機について公表している連続運転時間(3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3 → メーカー表記の「約13時間」)を再現するので、勝手な推定ではない。能力が高い機械ほど同じタンクを速く満たすので、「大容量タンク」は能力と一緒に見ないと意味が取れない。連続排水は仕様表に行が無く、取扱説明書 p.10 に「内径φ15mm」のホースを接続と書かれている。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告要確認

    1年から1年半ほどで動かなくなった、起動直後にエラーが出て停止する、保証が切れた直後に故障したという報告

  • 多くの報告

    本体が大きく重いため置き場所に困る、移動が大変という指摘。キャスターが回らず動かしにくいという報告もある

  • 複数の報告

    連続排水の手順が分かりにくい、そのままではホースが使えないという指摘

  • 複数の報告

    モーター音が大きく、最も強いモードでは夜間に使いにくいという指摘

  • 単発の報告

    送風口の位置が高く、低い位置に干した洗濯物に風が当たりにくいという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 洗濯物の量が多く、1回で乾かしきりたい人
  • 水を捨てる回数をできるだけ減らしたい人
  • 設置したら動かさない置き場所が決まっている人

向いていない人

  • 運転音の数字を見てから買いたい人
  • 本体を部屋から部屋へ動かして使いたい人
  • 低温時に使えるかどうかを公表値で確かめたい人

④ シャープ CV-T71(コンプレッサー式)

シャープ

シャープ 除湿機 CV-T71

○ 選ぶ理由

  • 衣類乾燥時の消費電力が205/210Wで、7製品でも小さい部類
  • 設置面積がほぼA4サイズで、7製品で最も小さい部類

△ 購入前に確認

  • 最大除湿能力の行がなく、上位機と同じ土俵で幅を比べられない
  • 排水タンクが約2.5Lで7製品では小さいほう
目安価格 · 2026.09.06確認2万3千円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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設置面積は7製品で最も小さく、シャープ自身が「ほぼA4サイズ」と書いています。 幅303×奥行203mm。洗面所や脱衣所のような、置き幅が限られる場所に向きます。目安価格も2万3千円前後で7製品で最も低い。

ヒーターを持たないコンプレッサー式なので、衣類乾燥時の消費電力は205/210W。上位機 CV-TH150 の3分の1以下です。夏場の除湿が主目的なら、この差は効きます。

読みにくいのは、同じシャープの中で行構成が揃っていない点です。CV-TH150 にある「最大除湿能力」の行が、この機種にはありません。 定格の測定モードも、CV-TH150 が除湿「標準」なのに対して、こちらは除湿「強」。同じ社の同じカテゴリで、「定格」が指すものが機種ごとに違います。

もう1つ、仕様ページの注記が、この製品に存在しない運転モードを条件として書いています。 衣類乾燥時間 約167分の注記は「衣類乾燥『速乾』運転時」ですが、同じページの運転音の行は「衣類乾燥|強:40/40 弱:36/36」で、この機種の衣類乾燥は強と弱の2つだけ。「速乾」は上位機のモード名です。そして商品トップページの同じ注記は「強」と書いている。 同じ数字の測定モードが、社内の2ページで割れています。上位機のテンプレートを流用したときの付け替え漏れとみられますが、どちらが正しいかは公表値からは決められません。

冬季の乾燥時間も公表されていません。注記には「室温20℃(梅雨時)、10℃(冬季)」の2条件が書かれているのに、表の値は20℃の約167分だけ。コンプレッサー式が低温でどうなるかを確かめる数字が、まさにそこで欠けています。

タンクは約2.5Lで7製品では小さいほう。キャスターもありません(仕様表のキャスター欄は「ー」)。購入者からは運転音とタンクの水捨てへの指摘が繰り返し挙がっていて、水を捨てるときにこぼしやすいという報告も複数あります。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

6.3/7.1 L/日(50/60Hz)

6.3/7.1 L/日の測定モードは除湿「強」。上位機 CV-TH150 が除湿「標準」なので、同じシャープの中で「定格」が指すモードが違う。そして CV-TH150 にある「最大除湿能力」の行が、この機種には無い。7製品を横に並べたときにいちばん困るのはここで、最大の行を持つ製品と持たない製品では、同じ「定格」の列でも幅の取り方が違う。50Hzの6.3はコロナ CD-P63A3 の60Hzの6.3と同じ数字だが、周波数が違うので同じ環境の値ではない。比較表の「最大除湿能力」が空欄になるのは、この機種が最大の行を持っていないからで、能力が低いという意味ではない。上位機と同じ幅の情報が公表されていない、というだけ。

能力の基準室温

27℃60%

27℃60%。項目名の中に「(27℃60%)」と入っているので、表を開いた時点で条件が目に入る。この製品の6.3/7.1と、アイリス IJDC-K80 の8.0を同じ列に並べると後者が大きく見えるが、あちらは20℃で測った値。温度が7℃違えば空気が含める水分量が変わるので、大小をそのまま比べられない。

除湿方式

コンプレッサー式

仕様表に「除湿方式」の行が無い。コンプレッサー方式であることは商品トップページの本文にだけ書かれている。ヒーターを持たないので、衣類乾燥時の消費電力は205/210Wと7製品で最も小さい部類。ただし使用可能温度の下限は4℃で、同じシャープのハイブリッド機 CV-TH150 の1℃(ヒーターON時)より3℃高い。方式の違いが、仕様表では温度の行の差としてだけ表れている。なお定格除湿能力6.3/7.1も、仕様表の消費電力205/210W(除湿)も、どちらも除湿「強」運転時の値。分子と分母の運転モードがそろう数少ない製品で、割ると1kWhあたり約1.41Lになる。ただしそろっているモードが除湿「強」なので、衣類乾燥「速乾」でそろう CV-TH150・F-YEX120B の隣には置けない。

除湿可能面積

50Hz 8〜16畳(13〜26㎡) / 60Hz 9〜18畳(15〜30㎡)

木造からコンクリートまでを「8〜16畳」と1本のレンジで書く。60Hzの15㎡÷7.1L/日=約2.11、30㎡÷7.1L/日=約4.23で、他の6製品とほぼ同じ係数。畳数は能力から機械的に決まっていて、この列を見て選んでも能力で選んでいるのと同じことになる。7製品の中では狭いほうだが、それは能力が小さいことの言い換え。

運転音

衣類乾燥 強40・弱36 dB/除湿 強38・弱36 dB(50/60Hz同値)

「本体前方1mで測定」。衣類乾燥は強40dB/弱36dBで、上位機 CV-TH150 の速乾49dBより小さい。ただしモード名が違う(この機種は強/弱の2段、CV-TH150 は速乾/標準/音控えめの3段)ので、同じ運転の強さを比べた数字ではない。もうひとつ、この機種の仕様ページの注記は、衣類乾燥時間と電気代の測定モードを「速乾」と書いている。表の運転音の行に「速乾」は無く、商品トップページの同じ注記は「強」と書いている。同じ数字の測定モードが社内の2ページで割れている。

使用可能温度

4〜38℃

仕様表に「使用可能温度|4~38℃」の行がある。上位機 CV-TH150 は「1~38℃(ヒーターON時)」で、同じシャープの中で下限が3℃違う。この機種はヒーターを持たないコンプレッサー式なので、その差が方式の違いとみられるが、そう書いてある資料はない。仕様表に温度の行を持つのは7製品でシャープの2機種とアイリス IJDC-K80 だけで、コロナとパナソニックは取扱説明書の本文にある。項目名も使用可能温度/使用温度/使用可能室温/運転可能条件の4つに割れている。なおコロナは取扱説明書で、公表した範囲の中に除湿せず送風になる帯があると書いている。同じコンプレッサー式でも、この機種は取扱説明書が会員登録制で、同じ記載があるかは確認できていない。

排水タンク容量

約2.5L(ハンドル付)

約2.5L(ハンドル付)。2.5 ÷ 7.1 × 24 = 約8.5時間(60Hz)で、7製品では真ん中あたり。タンクそのものは下から2番目に小さいが、能力も小さいので、満水までの時間は上位機 CV-TH150(約6.6時間)より長い。この式は、コロナが CD-P63A3 と同一スペックの現行機について公表している連続運転時間(3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3 → メーカー表記の「約13時間」)を再現するので、勝手な推定ではない。連続排水は仕様表に「●(市販のホースが必要)」とあるが、同じシャープの CV-TH150 が書いている内径15mmの指定がここには無い。同じ社の同じ行で、条件を書く機種と書かない機種がある。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    運転音が大きいという指摘。弱モードでも気になる、夜間の使用が難しいという報告が繰り返し挙がっている

  • 多くの報告

    タンクがすぐ満水になり、水を捨てる回数が多いという指摘。梅雨時は半日から1日で満水になったという報告がある

  • 複数の報告

    タンクが取り出しにくい、水を捨てるときにこぼしやすい、手に水がかかるという指摘

  • 複数の報告

    キャスターが無いため移動しにくい、本体が想像より大きかったという指摘

  • 複数の報告

    湿度を指定した運転ができず、ルーバーの角度調整も手動である点への不満

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 洗面所や脱衣所など、置き場所の幅が限られている人
  • 夏場の除湿が主目的で、室温を上げたくない人
  • 初めての1台として費用を抑えたい人

向いていない人

  • 洗濯物の量が多く、短時間で乾かしたい人
  • 水を捨てる回数を減らしたい人
  • 本体を部屋から部屋へ持ち運びたい人

⑤ コロナ CD-P63A3(W)(コンプレッサー式)

コロナ

コロナ 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)

○ 選ぶ理由

  • 衣類乾燥時の消費電力が160/180Wで7製品の中で最も小さい
  • 排水タンクと除湿能力の比から、満水までの時間が7製品で最も長い

△ 購入前に確認

  • 公式の製品ページが存在せず、公表資料が取扱説明書だけしかない
  • 運転音と衣類乾燥時間が公表されていない
目安価格 · 2026.09.06確認2万6千円前後
Amazonで価格・在庫を見る

目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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先に断っておきます。この製品だけは、メーカー公式の製品ページが存在しません。 コロナのサイトは現行年式の機種しか掲載しておらず、この型番のページは残っていない。公表資料は、公式サイトからダウンロードできる取扱説明書だけです。

つまり運転音・衣類乾燥時間・除湿効率が「記載なし」になるのは、メーカーが公表していないからであって、こちらが調べきれなかったからではありません。 これらは web の仕様表にしか置かれない項目で、web が無いので丸ごと落ちています。同一スペックとみられる現行機の web ページには数字がありますが、それは別の型番の公表値なので、この製品の値として扱っていません。

そのうえで、公表されている数字は良い側に振れています。衣類乾燥時の消費電力160/180Wは7製品で最も小さく、満水までの時間13.3時間は7製品で最も長い。 タンクは3.5Lで最大ではないのに、能力とのバランスで最長になります。

そしてこの製品の取扱説明書は、7製品の中でいちばん正直です。

  • 約32℃を超えると保護装置が働いて除湿せず送風運転になることがある
  • 約5℃以下では凍結防止のため除湿せず送風運転になる
  • 約18℃以下では熱交換器に霜が付き、霜取り運転中は除湿できない
  • 運転中は排熱で室温が1〜2℃またはそれ以上上がる
  • 壁からの離隔は吹出口側50cm以上、他の3方向は20cm以上

除湿しなくなる条件を数字つきで書いている資料は、今回の7製品ではこれだけでした。 一方で、定格除湿能力5.6/6.3 L/日がどの運転モードの値かは書かれていません。

質量約7.7kgで7製品では軽いほう。目安価格は2万6千円前後です。購入者レビューには具体的な運転音の数字を挙げた投稿もありますが、出どころがメーカー表記かどうかを確かめられないので、この記事では記載なしとして扱っています。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

5.6L/日|6.3L/日(50Hz|60Hz)

5.6/6.3 L/日。運転モードは書かれていない。取扱説明書には衣類乾燥(強風)/除湿・標準(弱風)/除湿・節約の3つの運転があるが、定格がどれの値かは注記にも表にも無い。7製品の中でこの製品だけは公式の製品ページが存在せず(コロナのサイトは現行年式しか置いていない)、公表資料は取扱説明書だけ。運転音・衣類乾燥時間・除湿効率が空欄になるのは、こちらが調べきれなかったからではなく、メーカーがこの型番について公表していないため。比較表の「最大除湿能力」が空欄になるのも同じで、最大の行を持っていないだけ。定格が7製品で最も小さい部類なので、その真下の空欄を能力の低さの裏づけとして読まないこと。

能力の基準室温

27℃60%

27℃60%。取扱説明書の仕様表の下に「定格除湿能力は室温27℃、湿度60%を持続する室内で運転したときの1日あたりの除湿量です」と注記がある。60Hzの6.3L/日は、アイリス IJDC-K80 の8.0L/日より小さく見えるが、あちらは20℃で測った値。7製品のうち27℃側の5点と20℃側の2点は、同じ列に並んでいても同じ試験の数字ではない。

除湿方式

コンプレッサー式

仕様表に「除湿方式」の行が無い。取扱説明書の中でコンプレッサーの語が出てくるのは「故障かな?と思ったら」の説明文だけで、除湿運転時に吹き出す風が室温より高くなる理由として触れられている。方式そのものを名乗る記載が公式資料には無く、方式が分かるのは販売ページの商品名のほう、という逆転が起きている。ヒーターを持たないので消費電力は160/180Wと7製品で最も小さい。ただしこの1組は運転モードで分けられておらず、除湿時なのか衣類乾燥時なのかが書かれていない。

除湿可能面積

木造 50Hz 12㎡(7畳)/60Hz 13㎡(8畳)、プレハブ 18/20㎡、鉄筋 23/26㎡

取扱説明書は木造/プレハブ/鉄筋の3値で書く。60Hzの13㎡÷6.3L/日=約2.06、26㎡÷6.3L/日=約4.13で、他の6製品と同じ係数に乗る。なお同一スペックの現行機の web ページでは、同じ3つの数字が「プレハブおもに12畳」+「木造8〜鉄筋16畳」という代表値とレンジの併記に組み替えられている。同じメーカーが同じ面積を2通りに書いていることになる。

運転音

記載なし

運転音(dB)が取扱説明書に1つも出てこない。この製品は公式の製品ページ自体が存在しないので、運転音は web にしかない項目として丸ごと落ちている。同一スペックの現行機の web 仕様表には衣類乾燥時38/36dBの記載があるが、それは別の型番の公表値であって、この型番の公表値ではない。購入者レビューには具体的な数字を挙げた投稿があるものの、出どころがメーカー表記かどうかを確かめられないため、ここでは記載なしとして扱う。

使用可能温度

約5℃〜約40℃(項目名は「運転可能な部屋の温度」)

取扱説明書 p.4 に「運転可能な部屋の温度は約5℃〜約40℃です」とある。仕様表には温度の行が無い。そのうえで同じページが、この範囲の中に除湿しない帯があることを自分で書いている。約32℃を超えると保護装置が働いて除湿せず送風運転になることがある、約5℃以下では凍結防止のため除湿せず送風運転になる、約18℃以下では熱交換器に霜が付き霜取り運転中は送風運転で除湿できない、の3つ。つまり除湿できる温度帯は、公表された5〜40℃より狭いことになる。除湿しなくなる条件を数字つきで書いている資料は、7製品ではこれだけだった。項目名も割れていて、同じコロナでも取扱説明書は「運転可能な部屋の温度」、同型スペックの現行機の web 仕様表は「使用可能室温」と書いている。

排水タンク容量

約3.5Lで自動停止

約3.5Lで自動停止。3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3時間(60Hz)、3.5 ÷ 5.6 × 24 = 15.0時間(50Hz)で、7製品で最も長い。この計算は勝手な推定ではない。コロナは、CD-P63A3 と外形寸法・質量・除湿能力・消費電力・タンク容量まで一致する現行機について「連続運転時間約13時間(60Hz)、約15時間(50Hz)」を公表していて、上の割り算と一致する。メーカーが同じ式で数字を出していることは、これで確かめられる。ただしこの連続運転時間は現行機の公表値であって、CD-P63A3 自身の公表値ではない(この型番には公式の製品ページが無い)。運転音を現行機の値で埋めなかったのと同じ理由で、比較表にも入れていない。タンクは4.5Lの製品より小さいのに満水までの時間は最長で、水を捨てる頻度がタンク容量では決まらないことがここに出ている。連続排水は仕様表に行が無く、取扱説明書に「市販のホースを取り付けて排水できます」とあるだけで、ホースの内径は書かれていない。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 複数の報告要確認

    配送時に本体が横向きに置かれることがあり、内部への影響を心配する声。到着後の破損の報告もある

  • 複数の報告

    タンクに蓋がなく、満水の状態で運ぶと水がこぼれやすいという指摘

  • 複数の報告

    運転すると室温が1〜2度ほど上がり、温かい風が出るという指摘。夏場は使いにくいという声がある

  • 複数の報告

    運転音の受け止めが分かれている。静かだという評価と、大きめだという評価が同じ製品に並んでいる

  • 単発の報告

    満水を知らせる音が就寝中に鳴ると気になるという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 水を捨てる回数をできるだけ減らしたい人
  • 夏場の除湿が主目的で、消費電力を抑えたい人
  • 洗濯物の量が1〜2人分に収まる人

向いていない人

  • 運転音の数字を見てから決めたい人
  • 冬の低温時にも同じ除湿量を期待する人
  • 衣類乾燥にかかる時間を公表値で見積もりたい人

⑥ パナソニック F-YZX60B(デシカント式)

パナソニック

パナソニック 衣類乾燥除湿機 F-YZX60B

○ 選ぶ理由

  • 本体質量6.0kgは7製品で最も軽く、幅も最も小さい
  • 除湿方式の行を仕様表に持っている

△ 購入前に確認

  • 定格除湿能力の基準室温20℃が取扱説明書にしかなく、仕様表からは読み取れない
  • 公表されている能力は最も強いモードの値で、除湿「自動」では6割程度まで下がる
目安価格 · 2026.09.06確認3万9千円前後
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質量6.0kg・幅178mmで、7製品で最も軽く最も細い製品です。 部屋から部屋へ持ち運ぶ、脱衣所の隙間に置く、といった使い方がいちばんしやすい一台です。

ここで基準1がそのまま効きます。公表されている5.4/5.6 L/日は、室温20℃で測った値です。 27℃基準のコロナ CD-P63A3(6.3 L/日・60Hz)より小さく見えますが、同じ条件の数字ではありません。そしてその20℃は、取扱説明書 p.26 にしか書かれていません。 web の仕様表には温度が1文字もない。

もう1つ、公表されている値は最も強いモードのものです。 取扱説明書はモード別に7通り書いていて、web に載る5.4/5.6 は衣類乾燥「仕上げ、速乾」の値。除湿「自動」は3.5/3.2 L/日で、公表値の6割程度まで下がります。

周波数についても、この製品だけ向きが違います。 公表されている1モードは60Hzのほうが高い(5.4→5.6)のに、公表されていない3モードはすべて60Hzのほうが低い。衣類乾燥「標準」は3.6→3.4、「音ひかえめ」は3.5→3.2、除湿「自動」は3.5→3.2。「西日本のほうが除湿量が増える」は、この機種では公表されている1モードにしか当てはまりません。 除湿可能面積の行にいたっては50Hzも60Hzも木造7畳で動かず、満水までの時間の差も0.3時間と7製品で最小です(周波数で7製品の畳数と満水までの時間を並べ直した記事)。

弱点は電力です。衣類乾燥「仕上げ、速乾」の消費電力は465Wで、公表されている除湿量5.6L/日は7製品で最も小さい。この製品は能力も消費電力も同じモードの値なので1kWhあたり約0.50Lという数字が出せますが、基準2で書いたとおり、同じ計算ができるのは7点中4点だけで、しかもこの1点は20℃基準です。順位としては比べられません。タンクも約2.0Lで7製品で最小。連続排水についての記載は、仕様表にも取扱説明書にも見つかりませんでした。

外形寸法にも独特の書き方があります。「459×178(+脚部12)×357mm」と、幅に条件つきの加算が付いています。 置き場所の幅を測るとき、178と190のどちらを使うかは読者が決めることになります。この記事の比較表では、加算前の178を入れたうえで、ここで断っています。

目安価格は3万9千円前後。購入者からは、標準モードでは乾燥に4時間以上かかることがあるという報告が出ています。公表されている乾燥時間も標準178分なので、これは仕様どおりの挙動です。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

50Hz 5.4L/日 / 60Hz 5.6L/日

仕様ページに出るのは50Hz 5.4 / 60Hz 5.6 の1組だけ。取扱説明書はこれをモード別に7通り書いていて、公表されている値は衣類乾燥「仕上げ、速乾」のもの。除湿「自動」は3.5/3.2 L/日しかなく、公表値の6割程度になる。もう1つ、公表されている1モードは60Hzのほうが高い(5.4→5.6)が、公表されていない3モードはすべて60Hzのほうが低い(衣類乾燥 標準 3.6→3.4、音ひかえめ 3.5→3.2、除湿 自動 3.5→3.2)。西日本のほうが除湿量が増えるという通念は、この機種では公表されている1モードにしか当てはまらない。比較表の「最大除湿能力」が空欄になるのは、この機種が最大の行を持っていないから。定格が7製品で最も小さいので誤読しやすいが、空欄は能力の低さではなく行の有無を示している。むしろ公表されている5.4/5.6のほうが、取扱説明書では全モード中の最大値にあたる。

能力の基準室温

20℃60%

20℃60%。同じパナソニックのハイブリッド機 F-YEX120B は27℃60%で、社の中で基準室温が違う。そしてこの温度は取扱説明書 p.26 にしか書かれておらず、web の仕様表には温度が1文字も出てこない。デシカント式でもう1点並べたアイリス IJDC-K80 も20℃基準で、メーカーが違うのに揃っている。方式ごとの慣行とみられるが、そう書いてある資料は無い。

除湿方式

デシカント式

仕様表の1行目が「デシカント方式(ゼオライト方式)」。方式の行を仕様表に持つのは7製品でパナソニックの2機種だけ。中身(ゼオライトに水分を吸着させ、ヒーターの熱で放出する)は取扱説明書 p.20 にある。ヒーターを使うぶん衣類乾燥「仕上げ、速乾」の消費電力は465Wで、同じモードの除湿量5.6L/日で割ると1kWhあたり約0.50L。ただし7製品のうち能力と消費電力の運転モードがそろうのは4点だけで、そろっているモードも製品ごとに違う。この製品は20℃基準なので、27℃・60Hz・衣類乾燥「速乾」でそろう2点(CV-TH150 約0.87L、F-YEX120B 約2.31L)とは並べられない。なお同社のハイブリッド機と運転可能条件は同じ約1〜40℃で、デシカント式が低温に強いことを運転可能温度の行から読み取ることはできない。

除湿可能面積

木造 7畳(12㎡)、プレハブ 11畳(18㎡)、鉄筋 14畳(23㎡)。50Hzと60Hzで同値

木造7畳/プレハブ11畳/鉄筋14畳。50Hzと60Hzを分けて書いたうえで面積が同じ値になっているのは7製品でこの1点だけ(能力は5.4と5.6で違うのに)。アイリス IJDC-K80 はそもそも周波数を分けていない。60Hzの12㎡÷5.6L/日=約2.14、23㎡÷5.6L/日=約4.11で、係数は他の6製品と同じ帯に乗る。ただしこの畳数は20℃基準の能力から換算された数字なので、27℃基準のコロナ CD-P63A3 の「木造8畳」と同じ条件の畳数ではない。基準室温のずれは、能力の列だけでなく面積の列にもそのまま乗っている。

運転音

衣類乾燥 仕上げ・速乾48/48・標準48/48・音ひかえめ39/38 dB/除湿 自動39/38 dB

測定位置は「本体の前後左右1m離れた位置での騒音値の平均値」。4方向の平均を使うのは7製品でパナソニックの2機種だけで、シャープ2点とアイリス IJDC-K80 は「本体前方1m」、アイリス IJH-L160 とコロナ CD-P63A3 は測定位置そのものが公表されていない。しかもその測定方法は取扱説明書にしかなく、web の仕様表には書かれていない。表の先頭に来るのは衣類乾燥「仕上げ、速乾」の48dBで、最も速いモードの値。最も静かな音ひかえめは39/38dBで、こちらは60Hzのほうが1dB小さい。同じパナソニックでもハイブリッド機 F-YEX120B の音ひかえめは41/42dBと60Hzのほうが大きく、周波数と静かさの関係は機種で逆になる。

使用可能温度

約1℃〜約40℃、湿度約20%以上(項目名は「運転可能条件」)

web の仕様表に温度の行が無い。取扱説明書 p.21 に「温度:約1 ℃〜約40 ℃、湿度:約20 %以上」とある。同じパナソニックのハイブリッド機 F-YEX120B とまったく同じ範囲で、方式の違いがこの行には出ていない。「デシカント式は低温に強い」という説明を、同社の運転可能条件は裏づけていない。差が出るとすれば低温時の除湿量のほうだが、それは取扱説明書の「室温と除湿量」のグラフにしかなく、軸の目盛りは読めても各点の値は画像で読み取れない。湿度の下限(約20%以上)を書いているのは7製品でパナソニックの2機種だけで、取扱説明書の「故障かな!?」にも、部屋の湿度が低すぎるときは湿度が約20%以上の場所で運転するようにと書かれている。

排水タンク容量

約2.0L(自動停止/満水ラインまで)

約2.0L(自動停止/満水ラインまで)で7製品で最小。2.0 ÷ 5.6 × 24 = 約8.6時間(60Hz)で、満水までの時間では上から3番目になる。タンクが最も小さいのに水捨てまでが長いのは、除湿量も最も小さいから。式は、コロナが CD-P63A3 と同一スペックの現行機について公表している連続運転時間(3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3 → メーカー表記の「約13時間」)を再現する検算だが、この製品の8.6時間は20℃基準の能力で割った値なので、27℃基準の5点と同じ土俵には乗っていない。連続排水については、web の仕様表にも取扱説明書の仕様表にも行が無く、どの公式資料にも記載が見つからなかった。排水口の近くに置けるかどうかで候補を決める読者には、この空欄がそのまま判断材料になる。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告

    運転音が気になるという指摘。標準運転は静音とは言いがたい、リビングでは音が気になるという報告がある

  • 多くの報告

    タンクが小さく水を捨てる回数が多い、満水時は持ち上げると重いという指摘

  • 複数の報告

    標準モードでは乾燥に4時間以上かかることがあるという指摘。短時間で乾かす用途には向かないという声がある

  • 複数の報告

    切タイマーの選べる時間が前の機種と変わり、短い設定が使えなくなったという指摘

  • 単発の報告

    運転すると室温がやや上がるという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • 脱衣所やクローゼットなど、置き幅の狭い場所で使いたい人
  • 本体を部屋から部屋へ持ち運んで使いたい人
  • 気温が下がる時期の部屋干しに使いたい人

向いていない人

  • 広い部屋の除湿をまかないたい人
  • 水を捨てる回数を減らしたい人
  • 運転時の消費電力を抑えたい人

⑦ アイリスオーヤマ IJDC-K80(デシカント式)

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDC-K80

○ 選ぶ理由

  • 定格除湿能力の基準室温20℃を、取扱説明書と特設ページの両方に明記している
  • サーキュレーターと一体で、首振りと風量を独立に選べる

△ 購入前に確認

  • 消費電力720Wは7製品で最も大きい。しかも運転モードが書かれておらず、除湿量あたりの電力を他社とそろえて出せない
  • 50Hzと60Hzを分けておらず、地域による差が公表されていない
目安価格 · 2026.09.06確認2万6千円前後
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目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。

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7製品で唯一、サーキュレーターと一体になった製品です。 首振りと風量を除湿とは独立に選べます。サーキュレーターを別に置く場所がないなら、この形は効きます。

基準室温の開示は、この製品がいちばん良い。20℃60%という条件を、取扱説明書と特設ページの両方に書いています。 パナソニックのデシカント機が取扱説明書にしか書いていないのと対照的です。ただし同じアイリスのハイブリッド機 IJH-L160 は27℃基準なので、社の中で基準が違うことに変わりはありません。

そのうえで、公表の割れ方がいくつかあります。

  • 単位の書き方が公式資料の中で割れています。 取扱説明書は「8.0L/日」、特設ページの商品スペック表は「8.0L」で、後者は「日」が落ちている。1日あたりの量だと知らずに読むと、タンク容量と同じ桁の数字として並んでしまいます
  • 2つの公式資料のどちらにも、他方に無い行があります。 使用温度0〜40℃は取扱説明書にしかなく、衣類乾燥時間72分は特設ページにしかない。どちらを「公式仕様」と呼んでも何かが欠けます
  • 運転音の32dBは仕様表ではなく、特設ページの本文にある売り文句です。 条件は除湿「弱」モード・60Hz・本体前方1mで、最も静かなモードの値。 パナソニックの2機種が表の先頭に置いているのは最も速いモードの48〜49dBなので、この2つを並べると静粛性の順位が入れ替わります
  • 周波数の行を持ちません。 7製品で50Hzと60Hzを分けていないのはこの製品だけで、地域による差が公表されていません

消費電力は720Wで7製品で最大。ただし8.0L/日も720Wも運転モードが書かれていないので、除湿量あたりの電力を他社とそろえて出すことはできません。連続排水についての記載も、取扱説明書と特設ページのどちらにも見つかりませんでした。

目安価格は2万6千円前後。購入者からは、1年から1年半ほどで除湿しなくなったという報告と、運転中に焦げたようなにおいを感じたという報告が出ています。異臭を感じたら運転を止めて、メーカーに連絡してください。

メーカー表記の読み解きを詳しく読む
定格除湿能力

8.0L/日(周波数で分けない1値)

8.0L/日の1値だけで、50Hzと60Hzを分けていない。7製品で周波数の行を持たないのはこの製品だけ。運転モードも書かれていないので、除湿「強」「中」「弱」のどれで測った値かは公表資料から分からない。もうひとつ、単位の書き方が公式資料の中で割れている。取扱説明書は「8.0L/日」、特設ページの商品スペック表は「8.0L」で、後者は「日」が落ちている。1日あたりの量だと知らずに読むと、タンク容量と同じ桁の数字として並んでしまう。比較表の「最大除湿能力」が空欄になるのは、この機種が最大の行を持っていないだけで、能力が低いという意味ではない。同じアイリスの IJH-L160 には最大除湿能力の行があるので、社の方針ではなく機種ごとの都合で決まっている。

能力の基準室温

20℃60%

20℃60%。取扱説明書と特設ページの両方に明記されていて、この点はパナソニックのデシカント機より開示が良い。ただし同じアイリスのハイブリッド機 IJH-L160 は27℃基準なので、社の中で基準が違うことに変わりはない。7℃低い条件で測った8.0L/日は、27℃で測ったシャープ CV-T71 の7.1L/日やコロナ CD-P63A3 の6.3L/日より大きく見えるが、同じ試験の数字ではない。取扱説明書の設計上の標準使用期間の欄でも、環境条件が20℃60%になっている。

除湿方式

デシカント式

仕様表に「除湿方式」の行が無い。デシカント式であることは取扱説明書 p.5 の除湿のしくみと、特設ページの見出しにある。ゼオライトの除湿ローターをヒーターで熱する方式なので、消費電力は720Wと7製品で最も大きい。ただし除湿量あたりの電力(1kWhで何L取れるか)は、他社とそろえて出せない。この製品は8.0L/日も720Wも運転モードが書かれておらず、分子と分母がどの運転の値なのかが公表資料から分からないため。「デシカント式は電気を食う」という一般論を、この製品の公表値で数字にすることはできない。

除湿可能面積

木造 17㎡(10畳)、プレハブ 25㎡(15畳)、鉄筋コンクリート 33㎡(20畳)。周波数で分けない

木造10畳/プレハブ15畳/鉄筋コンクリート20畳。周波数で分けない。17㎡÷8.0L/日=約2.13、33㎡÷8.0L/日=約4.13で、他の6製品と同じ係数に乗る。ただしこの畳数は20℃基準の8.0L/日から換算された数字なので、27℃基準で換算されたコロナ CD-P63A3 の「木造8畳」とは中身が違う。同じ「木造○畳」という表記でも、条件が揃っていない。

運転音

32db(除湿「弱」モード・60Hz)。仕様表ではなく特設ページの本文

32dBという数字は仕様表ではなく、特設ページの本文に売り文句として置かれている(単位も小文字の db)。条件は「除湿:弱モード(60Hz)の場合。本体前方1mで測定。」で、最も静かなモードの値。パナソニックの2機種が表の先頭に置いているのは最も速いモードの48〜49dBなので、この32dBをそのまま隣に並べると静粛性の順位が入れ替わる。同じアイリスでもハイブリッド機 IJH-L160 は運転音をどこにも書いていない。片方は静かさを売りにして数字を出し、片方は出さない。

使用可能温度

0〜40℃(項目名は「使用温度」)

取扱説明書の仕様表に「使用温度|0 〜 40℃」の行がある。下限0℃は7製品で最も低い。ただし項目名は「使用温度」で、シャープの「使用可能温度」、コロナの「使用可能室温」、パナソニックの「運転可能条件」とは語が違う。そしてこの行は特設ページの商品スペック表には無い。逆に衣類乾燥時間72分は特設ページにしかなく、2つの公式資料のどちらも他方の上位集合になっていない。同じアイリスのハイブリッド機 IJH-L160 には、使用温度の行そのものが無い。なお他社は取扱説明書で、公表した範囲の中に除湿せず送風になる帯があると書いている例がある。この製品の取扱説明書に同じ記載は見つからなかった。

排水タンク容量

約3.5L

約3.5L。3.5 ÷ 8.0 × 24 = 約10.5時間で、満水までの時間では上から2番目。ただしこの8.0L/日は20℃基準の値なので、27℃基準の5点と同じ土俵には乗っていない。計算式そのものは、コロナが CD-P63A3 と同一スペックの現行機について公表している連続運転時間(3.5 ÷ 6.3 × 24 = 13.3 → メーカー表記の「約13時間」)を再現する検算で、勝手な推定ではない。周波数を分けていない製品なので、この時間も東日本と西日本で同じ数字になる。連続排水については、取扱説明書にも特設ページにも記載が見つからなかった(取扱説明書に「連続」「ホース」の語が1つも出てこない)。同じアイリスでも IJH-L160 には連続排水の節がある。

実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。

購入者レビューで挙がった指摘

  • 多くの報告要確認

    1年から1年半ほどで除湿しなくなった、動かなくなったという報告。保証期間の直後に故障し修理費が高くついたという声もある

  • 複数の報告要確認

    運転中に焦げたようなにおいや機械臭を感じたという報告

  • 複数の報告

    運転中に内部の温度が上がって停止した、乾燥中に数分で止まったという報告

  • 複数の報告

    強いモードでは運転音が大きいという指摘。タンクへ水が落ちる音が気になるという報告もある

  • 複数の報告

    運転すると室温が上がるという指摘。3度以上暑くなった、夏場は使いにくいという報告がある

  • 単発の報告

    排水ホースが付属しないという指摘

購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。

向いている人

  • サーキュレーターを別に置く場所がない人
  • 気温が下がる時期の部屋干しに使いたい人
  • 運転時間より、洗濯物に風を当てることを優先したい人

向いていない人

  • 電気代を抑えたい人
  • 夏場の室温上昇を避けたい人
  • 連続排水を前提に置き場所を決めたい人

レビューで多かった不満と、その対処

7製品を横断して現れた不満が4つあります。そのうち3つは、メーカーが公表しているとおりの挙動でした。

1. 運転音が大きい

7製品すべてで挙がりました。 これだけ揃うのは今回のカテゴリの特徴です。しかも公表値がほとんど助けになりません。基準2と⑦で書いたとおり、アイリス IJH-L160 とコロナ CD-P63A3 は数字自体が無く、IJDC-K80 の32dBは最も静かなモードの値、パナソニックの48〜49dBは最も速いモードの値。しかもそのパナソニック2点だけが4方向の平均で測っています。

対処:各社が先に出す代表値ではなく、最も静かなモードの値で比べる。 シャープ2点・パナソニック2点・アイリス IJDC-K80 の5点は、その値を公表しています(音控えめ37dB、音ひかえめ39dB、弱36dB、32dBなど)。残る2点、アイリス IJH-L160 とコロナ CD-P63A3 は、どのモードの dB も公表していないので、この比べ方ができません。 ただし静かなモードは能力が落ちるので、朝までに乾く量かどうかは別に確かめてください。アイリス IJH-L160 が自分で書いているとおり、静かなモードは時間がかかるぶん1回の電気代が高くなることもあります。

その並べ直しをすると、順位が入れ替わります。代表値では CV-T71 の40dB が2番目の F-YZX60B に8dBの差をつけて先頭ですが、最も静かなモードで並べると36・37・37・38dB(60Hz)に詰まり、先頭との差は1dBになります。 1台の中の振れ幅が CV-TH150 と F-YEX120B で12dB、F-YZX60B で10dB あるのに対し、CV-T71 は4dBしか下がらないためです。モード別の運転音を振れ幅で並べ直した記事に、数字がそろう4製品ぶんを並べてあります。もともと静かな機械と、静かなモードを持つ機械は別のものだ、ということです。

2. 室温が上がる

4製品で挙がりました。これは全社が公表しているとおりの挙動です。 コロナは取扱説明書に「運転中は排熱のためご使用条件によって、部屋の温度が1℃〜2℃またはそれ以上上昇します」と明記しています。除湿機は冷房ではありません。

対処:方式で選ぶ。 ヒーターを持たないコンプレッサー式(CV-T71・CD-P63A3)と、乾燥剤を使わないパナソニックのハイブリッド機は、運転中の消費電力が160〜225W。その電力はほぼすべて最終的に熱になります。デシカント式2点の465W・720Wとは2倍から4倍以上の開きがあるので(項目名は各社でそろっていないので、比べているのは電力の桁です)、夏場に室温を上げたくないなら、消費電力の小さい側を見るのが、公表値からできる数少ない判断です。

3. タンクの水捨て

5製品で挙がりました。 満水になる頻度への不満と、こぼしやすい・持ちにくいという不満の2種類があります。前者は公表値2つの割り算で先に分かります(上の図)。後者はタンクの形状の話なので、公表値には出てきません。コロナはタンクに蓋がないという指摘、シャープ CV-T71 は水を捨てるときに手に水がかかるという指摘が、それぞれ複数出ています。

対処:買う前に、置き場所からシンクまでの動線を決めておく。 そのうえで、連続排水にするかを先に考える。連続排水にするなら、ホースは別途用意する製品がほとんどです。 シャープ CV-TH150 とアイリス IJH-L160 は内径15mmの指定があります。シャープ CV-T71・パナソニック F-YEX120B・コロナ CD-P63A3 は、ホースが要るとだけ書いて内径を書いていません。パナソニック F-YZX60B とアイリス IJDC-K80 は連続排水の記載自体が見つからないので、排水口の近くに置けるかどうかで候補が変わります。

4. 重さと移動

質量は6.0kgから19.0kgまで3倍以上の開きがあります。アイリス IJH-L160(19.0kg)では移動が大変という指摘が繰り返し挙がり、キャスターが回らず動かしにくいという報告もありました。 シャープ CV-T71 は9.6kgと軽いほうですが、キャスターが無く、こちらも移動しにくいという指摘が出ています。

対処:キャスターの有無は仕様表で確かめる。 7製品のうち、キャスターの行を仕様表に持っているのはシャープの2点だけで(CV-TH150 は4輪・横移動のみ、CV-T71 は「ー」)、残る5点は仕様表に行がありません。行が無いことは「無い」という意味ではないので、そこは分かりません。 動かして使う前提なら、質量の小さいパナソニック F-YZX60B(6.0kg)かコロナ CD-P63A3(約7.7kg)のほうが確実です。

状況別のおすすめ

こういう人候補理由
洗濯物の量が多く、能力の上限で選びたい① CV-TH150 または ③ IJH-L160定格と最大を2行で公表している2点。条件がそろっている
毎日回すので運転中の電力を抑えたい② F-YEX120Bハイブリッド式で唯一ヒーターを持たず、衣類乾燥時225W。同じ速乾で比べられる CV-TH150 の3分の1弱
夏場に室温を上げたくない⑤ CD-P63A3 / ④ CV-T71 / ② F-YEX120B衣類乾燥時160〜225W。乾燥剤を熱するヒーターを持たない3点
水を捨てる回数を減らしたい⑤ CD-P63A3満水までの目安13.3時間が7製品で最長。連続排水にするなら別の基準で
置き幅が狭い⑥ F-YZX60B / ⑤ CD-P63A3 / ④ CV-T71幅178mm(脚部を除く)・220mm・303mm。残る4点は334mm以上
部屋から部屋へ持ち運ぶ⑥ F-YZX60B6.0kgで7製品で最軽量。ただし公表されている除湿量も最小(20℃基準)
サーキュレーターを別に置けない⑦ IJDC-K807製品で唯一の一体型。ただし消費電力は最大
気温が下がる時期に使いたい⑥ F-YZX60B または ⑦ IJDC-K80デシカント式2点。ただし低温時の除湿量は公表されていない
運転音の数字を見てから決めたい③ IJH-L160 と ⑤ CD-P63A3 が候補から外れるこの2点は運転音がどの公式資料にもない

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買ったあと、最初にやること

順番にやってください。

  1. 自分の地域が50Hzか60Hzかを確かめる — 7製品のうち6点は周波数で能力が変わります。変化率は+3.7%から+19.0%まで散っていて、アイリス IJDC-K80 だけは周波数を分けずに1つの値を出しています。 東日本なら小さいほうの数字が自分の値です。その%を仕様表の単位に直すと、木造の畳数で最大3畳、満水までの時間で最大1.7時間ずれます(50Hzと60Hzで畳数と水捨ての間隔がどれだけ変わるかを数え直した記事)
  2. 置き場所と壁の距離をとる — 吹出口側を空けるよう指示している製品があります。コロナは吹出口側50cm以上、他の3方向20cm以上と取扱説明書に図で書いています。残る6点は数字での指定が見つかりませんでした。この20cmを床の面積に直すと、コロナ CD-P63A3 の本体220×330mmに対して620×730mm=本体の6.2倍になります。7製品の設置面積を幅×奥行で並べ直した記事のとおり、**7製品の設置面積の差は最大でも0.042㎡**しかないので、離隔が足す面積のほうが機種選びで詰められる差より大きいことになります
  3. タンクからシンクまでの動線を1回歩く — 満水のタンクは重く、蓋が無い製品もあります。持ち替える場所がないなら、連続排水を先に検討したほうが早い
  4. 連続排水にするならホースを別に買う — 内径の指定があるのはシャープ CV-TH150(15mm)とアイリス IJH-L160(φ15mm)。指定が無い製品は、排水口の径を測ってから買ってください
  5. 切タイマーの段数を確かめる — 2・4・8時間の3段、1〜9時間の1時間刻みなど、製品で違います。就寝中に使うなら、朝に合う設定があるかが効きます
  6. 最初の1回は、乾き具合ではなく時間を見る — 公表されている乾燥時間は、6畳相当・室温20℃・湿度70%・洗濯物2kg相当という共通の試験条件での値です(洗濯物の内訳まで、公表している各社が同じ文言を使っています)。自分の部屋と量でどれだけずれるかを、1回目で把握しておくと2回目からの見当が付きます
  7. 吸い込み口の手入れの間隔を決める — ほこりが溜まると風量が落ちます。取扱説明書に手入れの周期が書かれている製品もあるので、そこを見て決めてください
  8. 異音や異臭がしたら止める — 焦げたようなにおいや、これまでと違う音がしたら、運転を止めてメーカーに連絡してください。ヒーターやコンプレッサーを持つ機械です

除湿機を選ぶとき、いちばん見られているのは L/日 と畳数だと思います。ただ今回7製品を並べてみて、その2つはどちらも、条件をそろえないと大小を比べられない数字でした。 面積は能力の言い換えで、能力の基準室温は2種類ある。表の隣の列に何が書いてあるかを先に見ると、選ぶ順番が変わります。

候補が決まったら、最後の確認。

対応条件と必要な付属品を確認したうえで、販売先の最新価格・在庫をご確認ください。

この記事で紹介した商品

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読み終えたあとに

  • 候補は数台まで絞れたものの、消費電力の列に160Wから720Wまで並んでいて、乾燥を1回まわすとどれだけ使う機械なのかまでは決めきれない。

    乾燥1回あたりの電力量の読み方

    公表されている1回あたりの電気代を単価で割り戻すと、消費電力の順・乾燥時間の順・1回あたりの順は一致しませんでした。

    7製品の乾燥1回をWhにそろえた表と、戻す計算が成り立たない製品をまとめています。

乾燥1回ぶんの電力量は、買う前に公表値だけで確かめられることです。この時点で1台に絞らなくても構いません。

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運営者

mono-buzz 編集部

メーカーの公開仕様と購入者レビューを読み込み、各社で書き方の揃わない数字を同じ条件に並べ直しています。実機は持たないため、使用感はレビューに共通する指摘として扱い、価格は目安を示し、最新の金額は販売先で確認していただく形にしています。