BUYING GUIDE / 5 PRODUCTS
衣類スチーマー 5製品比較【衣類スチーマー比較】5製品|「平均25g/分」と「連続12分」は別の段の数字
この記事で分かること
公表値を読み解いて、選ぶ基準を整理。
衣類スチーマー5製品を、スチーム量がどの段の値か、満水で何分もつか、水を入れた重さで比較。数字を読み違えずに選びたい人に向けて、公表の連続時間7〜12分が、段を書く4製品では最も強い段に揃えると7〜8分台になること、満水の重さが約790gから約1,330gまで開くことを、取扱説明書まで突き合わせて示した。
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用途から気になる候補へ。対応条件と注意点は、各製品の解説で確認してください。掲載順は順位ではありません。
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パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A-Kとティファール 衣類スチーマー アクセススチーム イージー DT7132J0を比較しています
| パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A-K | ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム イージー DT7132J0 |
|---|---|
| こんな人の候補 | |
| 手に持つ重さをできるだけ抑えたい人 | 指を離してスチームを吹き付けたい人 |
| 目安価格 | |
| 1万4千円前後(2026-09-29確認) | 7千円前後(2026-09-29確認) |
| スチーム量 | |
| 平均約15g/分(HIGH)/中温 平均約9g/分(取扱説明書のみ) | 平均21g/分(段なし) |
| 連続使用時間(公表値) | |
| 連続約8分(段の記載なし) | 約7分 |
| 指を離したときのスチーム | |
| 触れている間だけ(静電タッチ・ロックなし) | トリガーロックで満水時 約7分出続ける |
| 購入前に確認 | |
| 触れている間しかスチームが出ないので、長くかけるほど指を当て続けることになる | 満水で約1,060g(計算)と、1kgを超える側に入る |
| 仕様確認日 | |
| 2026-09-29 | 2026-09-29 |
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。公表値の条件はメーカーごとに異なるため、数字の大小だけで優劣は決められません。
THE REASON BEHIND THE CHOICE
選び方の根拠を、詳しく。
公開資料に基づく記事です。実機による検証は行っていません。
目次
- 先に断っておくこと
- この記事が向いていない人
- 選ぶときに見るべき基準は3つ
- 基準1:スチーム量は「どの段の平均か」を見る
- 基準2:「連続」が指すものが3つある
- 基準3:重さは水を入れた状態で比べる
- 比較表
- 商品ごとの解説
- ① パナソニック NI-FS70A(2way・静電タッチ・満水の計算 約790g)
- ② ティファール アクセススチーム イージー DT7132J0(かけたまま専用・トリガーロック満水まで)
- ③ 日立 CSI-RX5BE(2way・ボタン1回で約1分・満水の計算 約820g)
- ④ ティファール ピュアフォース DT8732J0(かけたまま専用・4段+ブースト・満水の計算 約1,330g)
- ⑤ AIRMORN airmorn one AM-ADS10P(吸着式・握っている間だけ・満水の計算 約1,205g)
- レビューで多かった不満と、その対処
- 状況別のおすすめ
- 買ったあと、最初にやること
- よくある質問
出かける10分前に、シャツの袖のシワに気づく。アイロン台を出すほどではないけれど、このまま着るのも気が引ける。ハンガーにかけたままシワを伸ばせる衣類スチーマーを探すと、商品ページには「平均25g/分」「連続12分」「約660g」と、比べやすそうな数字が並んでいます。
ところが5製品の仕様表と取扱説明書を書き出すと、その数字は、同じ条件で並んでいませんでした。 スチーム量が何段目の値なのか、連続時間が何段目の値なのか、重さにスタンドやコードを含むのかが、製品ごとに違います。同じ仕様表の隣り合う行で、スチーム量は最も強い段、連続時間は最も弱い段、という製品もありました。
ここでは、ハンガーにかけたまま使う5製品を、2026年9月時点のメーカー公表値で並べ直します。実機は持っていないので、書けるのは公表値の突き合わせと計算で分かることと、購入者のレビューに共通して現れた指摘だけです。
先に断っておくこと
- どれがよくシワを伸ばすか、の順位は付けません。 実機で試していないうえ、スチーム量の数字は後で見るとおり段の条件が揃っていません。シワの伸び方は購入者の声として紹介します
- 脱臭・除菌の効果は扱いません。 各社とも試験の条件を付けて表示していて、素材や使い方で変わると断っています。効いたかどうかを比べられる数字はありません
- 仕様の出どころはメーカーの資料です。 公式の製品ページと、メーカーが配信している取扱説明書を確認しました。2つの製品は Amazon 限定・WEB 限定の型番で、その型番の名前で出ている資料が限られます。どの値をどこから持ってきたかは、製品ごとの解説に書いています。例外が3つあります。AIRMORN の段ごとの連続時間はクラウドファンディングのページ(起案者 EE-life)にだけあり、そこから引いています。AIRMORN の重さの内訳(コードを含むか)と、日立 CSI-RX5BE にスチーム量の記載が無いことは、Amazon の商品ページの登録情報で確かめています
- 満水の時間と重さは計算です。 タンク容量をスチーム量で割った時間、公表の重さに水の重さ(1mL=1gとした)を足した重さは、どれもメーカーが書いた数字ではありません。そのつど「計算」と断ります
この記事が向いていない人
- アイロン台の上で使うプレス型を探している人 — 今回はハンガーにかけたまま使う型だけを並べました。うち2製品はかけ面を当てるプレスもできますが、アイロン台で仕上げる前提の製品は入れていません
- コードレスで使いたい人 — 5製品ともコード付きです。コードレスのスチームアイロンは、スチーム量の書き方も桁も違うので外しました
- シャツを何枚もまとめて仕上げたい人 — 後で見るとおり、段を書いている4製品は、最も強い段で使うと満水でも7〜8分台の計算です。枚数が多いなら、アイロンのほうが早いという購入者の声も出ていました
選ぶときに見るべき基準は3つ
基準1:スチーム量は「どの段の平均か」を見る
5製品とも、スチーム量は「平均」で書いています。「最大」と書く製品はありませんでした。それでも数字をそのまま並べられないのは、どの段の平均かが揃っていないからです。
- 段が1つで条件が要らない — ティファール イージー「平均21g/分」。スチーム量の設定が無いので、どの段かという問題が起きません
- 強い段を指定している — パナソニック「平均約15g/分」は、特長ページとニュースリリースで HIGH の値と分かります。ただし仕様表には条件がありません。ティファール ピュアフォース「平均25g/分」は、仕様表に「レベル4使用時」とあります。レベル1〜3の値はどこにもありません
- 段ごとに併記 — AIRMORN は約12/16/20g/min と、3段それぞれを製品ページに並べています。パナソニックも、取扱説明書では HIGH 約15g/分・MED 約9g/分と2段を書いています
- 自身の資料に無い — 日立 CSI-RX5BE。取扱説明書にも Amazon の商品ページにもスチーム量がありません。同じ仕様の一般流通型番 CSI-RX50 は約14g/分と書き、「満水約130mLで約9分使用時の平均」と定義しています。平均の出し方まで書いているのは、この RX50 だけです
最も強い段どうしで並べると、ピュアフォース25、イージー21、AIRMORN 20、パナソニック15(g/分)。日立は RX5BE の値がありません。ただし、この順番がそのままシワの伸びやすさの順だとは、公表値からは言えません。噴き出し方やかけ面の形がそれぞれ違うからです。
基準2:「連続」が指すものが3つある
ここが今回いちばん伝えたい部分です。
仕様表の「連続」という語は、製品によって3つの違うものを指していました。満水を使い切るまでの時間、指を離しても出続ける時間、そして触れている・握っている間です。
まず、満水を使い切るまでの時間。 公表値は約7分から12分まで開きます。ところが、スチーム量の段を書いている4製品について、タンク容量を最も強い段のスチーム量で割ると、7〜8分台に収まりました(冒頭の図)。日立だけは段の指定が無いので、別に扱います。
- 公表値と計算が閉じる — イージー 150÷21=約7.1分(公表 約7分)、パナソニック 130÷15=約8.7分(公表 連続約8分)。パナソニックは HIGH と MED のどちらの値か書いていませんが、計算からは HIGH で使い切った時間と読めます。MED なら計算上は約14.4分です
- 閉じない — ピュアフォース。スチーム量は「レベル4使用時」、連続時間は「12分(スチームレベル1使用時)」と、同じ仕様表の隣り合う行で段が入れ替わっています。 180÷25=約7.2分で、レベル4では12分は出ません。AIRMORN も、公式ページの本文ではスチーム量を最も強い段の「20g/min」で見せ、連続時間は FAQ の「約12分間(※モードがsoftの場合)」だけです。段ごとの時間はクラウドファンディングのページにあり、turbo は約7分と書いています
- 段の指定が無く、定義上閉じる — 日立。RX5BE の資料には時間もスチーム量も無く、同じ仕様の RX50 は「使用時間 約9分」と、それを割った「約14g/分」を書いています。14g/分は満水約130mLを約9分で使い切った平均で、高・中のどちらで測ったかは書かれていません。割り戻すと9分台になるのは当然で、最も強い段で使い切る時間としては読めません
強いスチームで使うつもりなら、「12分」ではなく7分前後を見込んで選ぶほうが、給水のタイミングを読み違えません。
次に、指を離しても出続ける時間。 ここも同じ「連続」「ロック」の語で、中身が違いました。
- 触れている間だけ — パナソニック(静電タッチ。ロックなし)
- 握っている間だけ — AIRMORN(ハンドルを握ると作動し、離すと止まる)
- ボタン1回で約1分 — 日立。1分たつと自動で止まり、もう一度押す
- トリガーロックで約1分 — ピュアフォース。取扱説明書に「約1分間経過すると自動で停止します」
- トリガーロックで満水まで約7分 — イージー。「最大で約7分間 ※満水時」
ティファールの2製品は、同じ「トリガーロック」という名前で持続が7倍違います。 日立の製品ページにある「ワンプッシュ連続スチーム(1分間)」と「使用時間 約9分」も、並べて読むと取り違えやすい組み合わせです。指で引き続けるのがつらいなら、この違いは連続時間より効いてくるはずです。
基準3:重さは水を入れた状態で比べる
水を入れた重さを公表している製品はありません。そのうえ、公表の重さに何を含むかも割れていました。
- スタンドを含まない — パナソニック「約660g(スタンド含まず)」
- 本体のみ — 日立「約690g(本体のみ)」
- 空タンク・コードを含む — ティファールの2製品。ただし条件は取扱説明書にだけあり、製品ページは「約910g」「約1,150g」の数字だけです
- コードを含む/含まないを併記 — AIRMORN。公式ページの仕様表は「約1060g(コード含み)」、同じページの FAQ は「840g」。Amazon の商品ページの登録情報が「約840g(電源コード含まず)」「電源コード含む場合 約1,060g」と書き分けていて、2つの値の差の220gはコードの分と読めます
満水の水を足すと、パナソニック約790gからピュアフォース約1,330gまで、約1.7倍の開きになります。手に持つのはこの満水に近い重さで、しかも腕を前に出した姿勢です。購入者の不満でいちばん多かったのが重さでした(後で見ます)。
パナソニックと日立はコードを含むかを書いていないので、ティファールや AIRMORN のコード込みの値と並べるのは厳密ではありません。コードの重さは製品ごとに違い、どの社も単独では公表していません。仮に2製品の値がコードを含まず、AIRMORN と同じ220gを足すと、満水で約1,010g・約1,040gの計算になり、イージー(約1,060g)との差はわずかです。重さの並びは、この条件の違いを抱えたままの目安として見てください。
比較表
| 項目 | パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A-K | ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム イージー DT7132J0 | 日立 衣類スチーマー CSI-RX5BE | ティファール 衣類スチーマー ピュアフォース DT8732J0 | AIRMORN airmorn one 吸着式衣類スチーマー AM-ADS10P |
|---|---|---|---|---|---|
| 目安価格 | 1万4千円前後 | 7千円前後 | 7千円前後 | 1万4千円前後 | 2万円前後 |
| 形 | プレスもできる2way | かけたまま専用 | プレスもできる2way | かけたまま専用 | 吸着式 |
| スチーム量 | 平均約15g/分(HIGH)/中温 平均約9g/分(取扱説明書のみ) | 平均21g/分(段なし) | RX5BE の資料に記載なし(同じ仕様の CSI-RX50 は約14g/分) | 平均25g/分(レベル4使用時) | 約12/16/20g/min(Soft/Normal/Turbo) |
| スチームの段数 | 2段(HIGH・MED)。温度は3段でLOWはスチームなし | 1段(スチーム量の設定なし) | 2段(高・中)。温度は3段で低はアイロン専用 | 4段(レベル1〜4)+ブースト | 3段(Soft・Normal・Turbo)。吸引も3段 |
| タンク容量 | 130 mL | 150 mL | 130 mL | 180 mL | 145 mL |
| 連続使用時間(公表値) | 連続約8分(段の記載なし) | 約7分 | RX5BE の資料に記載なし(CSI-RX50 は使用時間 約9分) | 12分(スチームレベル1使用時) | 約12分(Soft) |
| 最も強い段で使い切る計算 | 約8.7分(130mL÷15g/分。HIGH) | 約7.1分(150mL÷21g/分) | 段の指定なし(RX50 の14g/分は満水約9分の平均。定義上 約9分) | 約7.2分(180mL÷25g/分。レベル4) | 約7.3分(145mL÷20g/min。Turbo) |
| 指を離したときのスチーム | 触れている間だけ(静電タッチ・ロックなし) | トリガーロックで満水時 約7分出続ける | ボタン1回で約1分出続け、自動で止まる | トリガーロックで約1分出続け、自動で止まる | ハンドルを握っている間だけ(離すと止まる) |
| 重さ(公表値) | 約660g(スタンド含まず) | 約910g(空タンク・コード含む。取扱説明書) | 約690g(本体のみ) | 約1,150g(空タンク・コード含む。取扱説明書) | 約1,060g(コード含む)/約840g(コード含まず) |
| 満水時の計算値 | 約790g(コードを含むかは記載なし) | 約1,060g(コード含む) | 約820g(コードを含むかは記載なし) | 約1,330g(コード含む) | 約1,205g(コード含む) |
| 立ち上がり時間 | 約17秒 | 約15秒 | 中 約25秒/高 約30秒 | 約35秒 | 約10秒 |
| 消費電力 | 950 W | 1400 W | 950 W | 1400 W | 1300 W |
| 解説 | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ | 解説を読む ↓ |
| 購入 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
※記載の価格は目安です。仕様も価格も変更されるため、最新の情報は各商品ページでご確認ください。
商品ごとの解説
① パナソニック NI-FS70A(2way・静電タッチ・満水の計算 約790g)
パナソニック
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A-K
○ 選ぶ理由
- 中温のスチーム量まで取扱説明書で公表していて、段ごとの持ち時間を計算できる
- 満水の計算で約790gと、5製品で最も軽い
△ 購入前に確認
- 触れている間しかスチームが出ないので、長くかけるほど指を当て続けることになる
- 中温のスチーム量が製品ページには無く、取扱説明書まで開かないと分からない
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑満水の計算で約790gと、5製品でいちばん軽い製品です。 本体は約660g(スタンド含まず)、タンクは130mL。かけ面を衣類に当ててプレスもできる2way で、目安価格は1万4千円前後。
スチーム量の書き方は資料ごとに違います。仕様表は「平均約15g/分」だけ、特長ページは「(HIGH時)」付き、取扱説明書は HIGH 約15g/分と MED 約9g/分の2段を書いています。中温の9g/分は取扱説明書にしか無く、製品ページだけを読むとスチーム量が1つしか無い機種に見えます。連続約8分は HIGH で使い切ったときの時間と読め、MED なら計算上は約14分です。
スチームは静電タッチのボタンに触れている間だけ出ます。ロックはありません。短い時間で袖や裾を整えるなら困りませんが、コート1着にじっくり当てるような使い方では、指を当て続けることになります。立ち上がりは約17秒です。
購入者の声では、立ち上がりの早さとスチームの出方への評価が複数ありました。一方で、シワの伸びは想像より弱く、襟などは結局アイロン台で仕上げるという指摘が繰り返し出ています。5製品で最も軽いこの製品でも、プレスするときや何枚も続けると腕が疲れるという声が複数あったのは、重さの基準を考えるうえで覚えておきたいところです。スチームが出ないなどの初期不良の報告も複数ありました。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
平均約15g/分(HIGH)/中温 平均約9g/分(取扱説明書のみ)
製品ページの仕様表は「平均約15g/分」だけで条件を書かない。特長ページは「(HIGH時)」、ニュースリリースは「(HIGH時/パワフル)」と条件を付け、取扱説明書は「高温:平均約15g/分」「中温:平均約9g/分」「低温:スチームは出ません」と段ごとに書く。中温の9g/分は取扱説明書にだけあり、製品ページだけを読むとスチーム量が1つしかない機種に見える。温度は3段だが、スチームが出るのはHIGHとMEDの2段だけ。取扱説明書は、温度調節器がはたらいたときに一時的にスチームが少なくなることがあるとも書いている。
連続約8分(段の記載なし)
仕様表は「連続約8分」、取扱説明書は「約8分間出ます。(使用方法によって異なります)」。どちらもHIGHとMEDのどちらの値かを書かない。タンク130mLをHIGHの15g/分で割ると約8.7分で公表値と閉じるので、HIGHで使い切ったときの時間と読める。MEDの9g/分で割ると約14.4分になるが、これは計算上の値で、どの資料にも公表されていない。
触れている間だけ(静電タッチ・ロックなし)
静電タッチ式で、ボタンに触れている間だけスチームが出る。ロックは無く、指を離すと止まる。「連続約8分」は触れ続けたときに満水を使い切るまでの時間で、指を離しても出続ける時間ではない。
約660g(スタンド含まず)
製品ページの仕様表は「本体 約660g(スタンド含まず)」と「収納時 約745g(スタンド:85g込み)」の2つ、取扱説明書は約660gの1つ。コードを含むかはどちらも書かない。水を入れた重さはどの資料にも無く、満水の130mLを足すと約790gの計算で、5製品で最も軽い。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
スチームが出ない・不規則に出るなど、初期不良の報告
生地を伸ばしながらかけるとスチームで火傷しそうになるという指摘
立ち上がりが早く、急いでいる朝でもすぐ使えるという声
スチームがしっかり出るという声(一方で、見た目ほどスチームが出ていないという指摘もある)
軽くてコンパクトで、置き場所を選ばないという声
シワの伸びは想像より弱く、手早くかけると伸びない、襟などは結局アイロン台で仕上げるという指摘
手に持ってプレスするときや、何枚も続けてかけると重く、腕が疲れるという指摘
電源コードが柔らかく扱いやすいという声と、コードが邪魔という指摘の両方がある
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 手に持つ重さをできるだけ抑えたい人
- ハンガーにかけたままに加えて、襟などをプレスもしたい人
- 段ごとのスチーム量を確かめてから選びたい人
向いていない人
- 指を離してもスチームを出し続けたい人
- 厚手のコートなどに強いスチームを長く当てたい人
② ティファール アクセススチーム イージー DT7132J0(かけたまま専用・トリガーロック満水まで)
ティファール
ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム イージー DT7132J0
○ 選ぶ理由
- トリガーロックで満水まで出続けるので、指で引き続けずに済む
- 段が1つで、スチーム量と連続時間が同じ条件の値として読める
△ 購入前に確認
- 満水で約1,060g(計算)と、1kgを超える側に入る
- 満水でも約7分で、途中の給水が要るという声が繰り返し出ている
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑トリガーを2回引くと、満水なら約7分、指を離しても出続ける製品です。 5製品で、指を離したまま満水まで出し続けられるのはこの製品だけです。スチーム量は平均21g/分で段は1つ。150mL÷21g/分=約7.1分で公表の約7分と閉じるので、表の数字をそのまま読めます。目安価格は7千円前後。
DT7132J0 は Amazon 限定の型番で、メーカーの公式ページには DT7132J0 の仕様表がありません。ここでの仕様は、メーカーの DT7138J0(一般流通型番)の公式ページと、DT71 シリーズの取扱説明書の値です。DT7138J0 との違いは携帯用のポーチが付くことと色で、本体の仕様は同じとして扱っています。
重さは製品ページだと「約910g」だけですが、取扱説明書に「水タンクが空のとき・コード部分含む」とあります。満水で約1,060gの計算です。パナソニック・日立の計算値(約790g・約820g)より重く出ますが、あちらはコードを含むかを書いていないので、差の大きさは決められません。立ち上がりは約15秒、消費電力は1,400Wです。
購入者の声では、「軽量」という説明のわりに重く、数枚続けると腕が疲れるという指摘と、水がすぐ無くなり、ワンピース1着分ほどで給水が要るという指摘が、どちらも繰り返し挙がっていました。公表の約7分と食い違わない指摘です。デモ動画ほど簡単には伸びず、7〜8割の手軽なシワ伸ばしと考えるべきという声も繰り返し出ています。持ち手や、生地を引っ張る手に熱いスチームが来るという指摘は複数ありました。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
平均21g/分(段なし)
DT7132J0 は Amazon 限定の型番で、メーカーの公式ページに DT7132J0 の仕様表は無い。この欄の値は、同じシリーズの一般流通型番 DT7138J0 の公式ページと、DT71 シリーズ共通の取扱説明書による。スチーム量は「平均21g/分」で、注記は「使用条件等によって異なります」だけ。スチーム量の設定が無い(段が1つ)ので、どの段の値かという問題は起きない。取扱説明書にはスチーム量の行が無く、製品ページにだけある。
約7分
「連続運転時間 約7分」。150mL÷21g/分=約7.1分で閉じる。段が1つなので、スチーム量と連続時間は同じ条件の値と読める。公表の連続時間を、そのまま最も強い段の持ち時間として読めるのは、5製品でこの製品とパナソニック(HIGHの値と読める)だけ。
トリガーロックで満水時 約7分出続ける
トリガーを2回引くとロックされ、指を離しても出続ける。製品ページは「最大で約7分間 ※満水時」、取扱説明書は「約7分間※自動で」。連続運転時間と同じ7分で、タンクが空になるまで出続けると読める。もう1回引くと止まる。同じティファールのピュアフォースも「トリガーロック」と呼ぶが、あちらは約1分で自動で止まる。名前が同じで持続が違う。
約910g(空タンク・コード含む。取扱説明書)
製品ページは「本体重量 (約kg) 0.91」「約910g」だけで条件を書かない。取扱説明書の仕様に「約910g(水タンクが空のとき・コード部分含む)」とある。水とコードの扱いを両方書いているのは、5製品でティファールの2製品だけ。満水の150mLを足すと約1,060gの計算。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
持ち手や指が熱くなる、生地を引っ張る手に熱いスチームが来るという指摘
手を止めたり傾けたりすると、生地が湿ったり水滴が落ちたりするという指摘
スチームが出るまでが早く、忙しいときにも使いやすいという声
スチーム量が多く、続けて出るのが使いやすいという声
デモ動画ほど簡単には伸びず、7〜8割程度の手軽なシワ伸ばしと考えるべきという指摘
「軽量」という説明に比べて重く、数枚続けると腕が疲れるという指摘
水がすぐ無くなり、ワンピース1着分ほどで給水が要るという指摘
片手で生地を伸ばしながらかけるにはコツが要るという指摘
思ったより大きく、出張に持っていくには向かないという指摘
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 指を離してスチームを吹き付けたい人
- スーツやシャツ1〜2着を短い時間で整えたい人
向いていない人
- 襟や袖をプレスしたい人
- 何着も続けてかけたい人
- スチームの強さを変えたい人
③ 日立 CSI-RX5BE(2way・ボタン1回で約1分・満水の計算 約820g)
日立
日立 衣類スチーマー CSI-RX5BE
○ 選ぶ理由
- ボタン1回で約1分出続け、押し続けなくてよい
- 満水の計算で約820gと、軽い側
△ 購入前に確認
- RX5BE 自身の資料にスチーム量が無い
- 1分ごとにボタンを押し直す
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑ボタンを1回押すと約1分出続け、1分で自動で止まる製品です。 押し続けなくてよい点でパナソニックと違い、1分ごとに押し直す点でイージーと違います。本体約690g(本体のみ)、タンク130mLで、満水は約820gの計算。パナソニックに次いで軽い2way です。目安価格は7千円前後。
RX5BE 自身の資料には、スチーム量がありません。 RX5BE は WEB 限定の型番で製品ページが無く、公式の資料は取扱説明書だけです。その仕様表にも、Amazon の商品ページにも、スチーム量は書かれていません。同じ仕様の一般流通型番 CSI-RX50 の製品ページは約14g/分と書き、「満水約130mLで約9分使用時の平均」と定義しています。RX5BE の取扱説明書と RX50 の仕様表は行の値がすべて一致しますが、14g/分を RX5BE の値として公表した資料はありません。
立ち上がりは、スチームが使える温度ごとに書いています。中が約25秒、高が約30秒。取扱説明書の表で約20秒とある「低」は、アイロンとしての値で、スチームは出ません。取扱説明書は、絵表示に「低」や「当て布」がある衣類はかけ面を離すか、付属のブラシアタッチメントを付けてかけるよう書いています。
購入者からは、押し続けなくてよく手首が楽、ブラシを付けると当て布なしでテカリを抑えられる、という声が複数ありました。その一方で、数か月でスチームが出なくなった、初期不良でスチームが出なかった、という故障の報告が繰り返し挙がっています。 ブラシが固定されていて当てにくく何度も往復するという指摘も複数ありました。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
RX5BE の資料に記載なし(同じ仕様の CSI-RX50 は約14g/分)
RX5BE は WEB 限定の型番で製品ページが無く、公式の資料は取扱説明書だけ。その仕様・性能の表にスチーム量の行は無く、Amazon の商品ページにも記載は無い。同じ仕様の一般流通型番 CSI-RX50 の製品ページは「約14g/分」と書き、注記で「満水約130mLで約9分使用時の平均スチーム量」と定義している。5製品で、スチーム量を何で割った平均かを書くのは RX50 だけ。RX5BE の取扱説明書と RX50 の仕様表は、行の値がすべて一致する(違うのは「コード有効長」「電源コード長」のような見出しの語だけ)。ただし、この14g/分を RX5BE の値として公表した資料は無い。高・中のどちらで測ったかも書かれていない。
RX5BE の資料に記載なし(CSI-RX50 は使用時間 約9分)
RX5BE の取扱説明書には、満水で何分使えるかの記載が無い。RX50 の製品ページは「使用時間 約9分」(タンク容量約130mLでの使用時)と書く。RX50 のスチーム量14g/分はこの約9分から出した平均なので、130÷14=約9.3分で閉じるのは当然で、2つは別々に確かめられた値ではない。取扱説明書にある「約1分間」はボタン1回で出続ける時間で、満水の使用時間とは別物。
ボタン1回で約1分出続け、自動で止まる
取扱説明書は「温度表示ランプが点滅から点灯に切り替わってから、1度スチームボタンを押すと約1分間スチームが出続けます」「1分経過すると、自動でスチームが止まります」と書く。途中で止めるときはスチームボタンか温度切替ボタンを押す。押し続ける必要は無いが、1分ごとに押し直す。RX50 の製品ページは「ワンプッシュ連続スチーム(1分間)」と「使用時間 約9分」を同じページに書いていて、どちらも「連続」に近い語で読み違えやすい。
約690g(本体のみ)
取扱説明書の仕様は「約690g(本体のみ)」。スタンドを除いた値と読めるが、コードを含むかは書いていない。満水の130mLを足すと約820gの計算で、パナソニックに次いで軽い。寸法も「本体のみ」と「スタンド設置時」の2通りで書いている。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
数か月でスチームが出なくなった、初期不良でスチームが出なかったなど、故障の報告
届いた本体のプラスチック部分に傷が多かったという報告
ボタン1回で約1分出続けるので、押し続けなくてよく手首が楽という声
立ち上がりが早く、忙しい朝にもすぐ使えるという声
ブラシアタッチメントを付けると、当て布なしでテカリを抑えてかけられるという声
スチームが多く出るという声
ブラシが固定されていて生地に当てにくく、同じ所を何度も往復するという指摘
通常のアイロンほどはきれいに仕上がらず、枚数が多いならアイロンのほうが早いという指摘
着物など面積の広いものに長くかけると重く感じ、水を入れる量でも重さが変わるという指摘
使い始めは本体を立てないとスチームが出なかったという報告
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- ハンガーにかけたままに加えて、プレスもしたい人
- ボタンを押し続けずにスチームを出したい人
- 費用を抑えたい人
向いていない人
- スチーム量の公表値で比べてから選びたい人
- 途中で止まらずに長く吹き付けたい人
④ ティファール ピュアフォース DT8732J0(かけたまま専用・4段+ブースト・満水の計算 約1,330g)
ティファール
ティファール 衣類スチーマー ピュアフォース DT8732J0
○ 選ぶ理由
- 通常のスチームで最も強い段の値(レベル4で平均25g/分)を段の条件付きで公表している
- スチームの段が4段とブーストで、5製品で最も細かい
△ 購入前に確認
- 満水で約1,330g(計算)と5製品で最も重い
- 連続12分はレベル1の値で、レベル4では計算上約7分
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑通常のスチームで最も強い段の値(レベル4で平均25g/分)を、段の条件付きで出している製品です。 スチームはレベル1〜4とブーストの5段で、5製品で最も細かく変えられます。タンクも180mLで最大です。目安価格は1万4千円前後。
ただ、連続12分はレベル1の値です(基準2)。レベル4で満水を使い切る時間はどの資料にもなく、計算では約7.2分。逆に12分からレベル1のスチーム量を出すと約15g/分になりますが、これはメーカーが書いた値ではありません。ブーストは取扱説明書で「約3倍のスチームが約4秒間」とあり、何の3倍かは書かれていません。
トリガーロックはイージーと同じ名前ですが、約1分で自動で止まります。取扱説明書は、水漏れが多いときは3分以上続けてスチームを出さないようにとも書いています。重さは約1,150g(空タンク・コード含む)で、満水にすると約1,330gの計算。5製品で最も重く、立ち上がりも約35秒で最も長い。製品ページの本体サイズは見出しが「(約cm)」なのに値が「118×140×253」で、取扱説明書と照らすと mm の値です。
購入者の声では、重く、数枚続けると腕が疲れる、「軽量」という説明と違うという指摘と、水が無くなるのが早く、ワンピース1着分ほどしかもたないという指摘が、どちらも繰り返し挙がっていました。180mLで足りないという声もあります。タンクは5製品で最も大きいのですが、レベル4で使い切る計算は約7.2分で、「最長12分」はレベル1の値です(基準2)。強い段で使っている人の声とみれば、公表値と食い違う指摘ではありません。
スチームが多く、プリーツや厚手の生地の折り目のシワが短い時間で取れるという声は繰り返し出ていました。その一方で、アイロンのようには仕上がらず、襟や袖口は難しいという指摘も同じくらい多く、持ち手が熱くなる、火傷のおそれがあるという指摘も複数あります。電源を入れてすぐ使えるという声も複数ありますが、公表の立ち上がり時間は約35秒で、5製品で最も長い値です。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
平均25g/分(レベル4使用時)
製品ページの仕様表は「平均25g/分 (レベル4使用時)」。レベル1〜4とブーストのうち、通常のスチームで最も強い段の値。プレスリリースと製品ページの見出しは段の条件を書かない。レベル1〜3のスチーム量はどの資料にも無い。公表の連続時間(レベル1で12分)から逆に出すと、レベル1は180÷12=15g/分の計算になるが、これはメーカーが書いた値ではない。ブーストは取扱説明書で「約3倍のスチームが約4秒間」、製品ページとプレスリリースは「数秒間」「瞬間的に」。何の約3倍かは書いていない。
12分(スチームレベル1使用時)
仕様表は「12分(スチームレベル1使用時)」。1行上のスチーム量はレベル4の値で、同じ表の隣り合う行で段が入れ替わっている。180mL÷25g/分=約7.2分で、レベル4では12分は出ない。レベル4で使い切る時間は、どの資料にも無い。取扱説明書によると、電源を入れて使えるようになったときはレベル1で始まる。
トリガーロックで約1分出続け、自動で止まる
トリガーを素早く2回引くとロックされ、指を離してもスチームが出続ける。ただし取扱説明書は「約1分間経過すると自動で停止します」と書く。同じティファールのイージーは、同じ「トリガーロック」で満水時に約7分出続ける。名前が同じで、持続が7倍違う。取扱説明書は、水漏れが多いときには3分以上続けてスチームを出さないようにとも書いている。
約1,150g(空タンク・コード含む。取扱説明書)
製品ページとプレスリリースは「約1,150g」だけ。取扱説明書の仕様に「約1,150g(水タンクが空のとき・コード部分含む)」とある。満水の180mLを足すと約1,330gの計算で、5製品で最も重い。製品ページの本体サイズは見出しが「(約cm)」なのに値が「118×140×253」で、取扱説明書とプレスリリースと照らすと mm の値。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
持ち手が熱くなる、火傷のおそれがあるという指摘
初期不良や給水まわりの不具合があったという報告
手を止めると生地が湿ったり水滴が落ちたりするという指摘
スチームが多く、ハンガーにかけたままシャツやプリーツ、厚手の生地の折り目のシワが短い時間で取れるという声
電源を入れてすぐ使え、忙しい朝にも使いやすいという声(公表の立ち上がり時間は約35秒)
水タンクを取り外せて便利という声
重く、数枚続けると腕が疲れる、「軽量」という説明と違うという指摘
水が無くなるのが早く、ワンピース1着分ほどしかもたない、何着かかけると給水が要るという指摘
アイロンのようには仕上がらず、襟や袖口などの細かい部分や強い折り目は難しいという指摘
片手で生地を引っ張りながらかけるにはコツが要り、布がゆるんでいると線のような跡が付くという指摘
出張に持っていくには大変という指摘
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 厚手の服に強いスチームを当てたい人
- スチームの強さを細かく変えたい人
向いていない人
- 手に持つ重さを抑えたい人
- 12分を当てにして何着も続けてかけたい人
- プレスしたい人
⑤ AIRMORN airmorn one AM-ADS10P(吸着式・握っている間だけ・満水の計算 約1,205g)
AIRMORN
AIRMORN airmorn one 吸着式衣類スチーマー AM-ADS10P
○ 選ぶ理由
- 段ごとのスチーム量を製品ページに並べている
- 握っている間だけ出て、手を離すと止まる
△ 購入前に確認
- 満水・コード込みで約1,205g(計算)と重い側
- 公式ページのスチーム量と連続時間が、別の段の値
目安価格は変動します。最新の価格・在庫は販売先でご確認ください。
全製品の比較表へ戻る ↑スチームを当てながら生地を吸い付ける、吸着式です。 片手で生地を引っ張らなくても、かけ面に生地を吸い付けて伸ばす作りで、スチームと吸引をそれぞれ3段で切り替えます。ハンドルを握っている間だけ作動し、離すと止まります。スタンドは無く、本体が自立します。目安価格は2万円前後で、5製品で最も高い。
スチーム量を3段それぞれ製品ページに並べているのは、この製品だけです(約12/16/20g/min)。ただし、同じページの本文は最も強い段の「20g/min」を段の名前なしで出し、連続時間は最も弱い段の約12分だけを書いています(基準2)。噴き出したスチームを再利用する循環の仕組みがあるとも書いていて、g/min が水の減り方なのか、生地に当たる蒸気の量なのかは明記がありません。連続時間とは閉じるので、水の減り方としては読めます。立ち上がりは約10秒で、5製品で最も短い公表値です。
重さは基準3のとおり、コード込みで約1,060g、満水で約1,205gの計算です。FAQ は約12分をシャツ7〜10枚分に相当すると書いていますが、購入者からはシャツ1枚ごとに給水が要るという指摘が繰り返し出ていました。どの段で使った声なのかは分からず、この差がどこから来るのかは公表値からは確かめられません。
購入者の声で最も多かったのは重さで、シャツを何枚かかけると腕が上がらない、1回に2着が限界、という指摘が繰り返し挙がっています。吸い付けながらひと滑りでシワが取れたという声が複数ある一方、吸引が弱い、使ううちに弱くなったという指摘も複数ありました。タンクが外しにくい、給水口が小さいという給水まわりの指摘も複数出ています。
メーカー表記の読み解きを詳しく読む
約12/16/20g/min(Soft/Normal/Turbo)
公式ストアの仕様表は「約12g/min(ソフトSoft)約16g/min(標準Normal)約20g/min(強力Turbo)」と、3段それぞれの値を書く。段ごとの値を製品ページに並べているのは5製品でこの製品だけ。ただし同じページの本文は「20g/minのスチーム」と、最も強い段の値を「約」も段の名前も付けずに出している。噴出したスチームを再利用する循環の仕組みがあるとも書いていて、g/min が水の減り方なのか、生地に当たる蒸気の量なのかは書かれていない。連続時間とは閉じるので、少なくとも水の減り方としては読める。
約12分(Soft)
公式ページにあるのは FAQ の「約12分間」(※モードがsoftの場合)だけ。段ごとの時間はクラウドファンディングのページにだけあり、soft 約12分・normal 約10分・turbo 約7分。145mLを各段のスチーム量で割ると12.1分・9.1分・7.3分で、soft と turbo は閉じる。公式ページは、スチーム量を最も強い段(20g/min)で見せ、連続時間を最も弱い段(約12分)で見せている。同じ FAQ は、約12分をシャツ7枚から10枚分に相当すると書いている。
ハンドルを握っている間だけ(離すと止まる)
公式ページは「ハンドル部分を握るだけで作動します。手を離すと即座に止まります。」と書く。ロックは無い。握っている間はスチームと吸引の両方がはたらく。段はスチームボタンと吸気ボタンを押して切り替える。
約1,060g(コード含む)/約840g(コード含まず)
公式ページの仕様表は「約1060g(コード含み)」、同じページの FAQ は「840g」と、1つのページに2つの値がある。Amazon の商品ページの登録情報は「約840g(電源コード含まず)」「電源コード含む場合 約1,060g」と書き分けていて、差の220gはコードの分と読める。満水の145mLを足すと、コード込みで約1,205g、コード抜きで約985gの計算。スタンドは無く、本体が自立する。
実機は持たず、メーカーの公表値と販売ページの記載だけから読み解いています。
購入者レビューで挙がった指摘
スチームが出なかったという初期不良の報告
タンクが外しにくい、給水の蓋がちぎれそう、給水口が小さいという指摘
吸い付けながら伸ばせて、ひと滑りでシワが取れた、期待以上だったという声
手を離すとスチームと風が止まるので安心という声
自立するので置き場所に困らないという声
重く、シャツを何枚かかけると腕が上がらない、1回に2着が限界という指摘
タンクが小さく、シャツ1枚ごとに給水が要る、水が減るとスチームが出にくくなるという指摘
吸引が弱い、使ううちに吸引が弱くなったという指摘
生地を引っ張りながらかけるなどコツが要り、ズボンはやりにくいという指摘
薄い生地を強く吸着させると、かえってシワになることがあるという報告
購入者レビューに共通していた指摘を要約したものです。原文は載せていません。
向いている人
- 生地を吸い付けながら片手で伸ばしたい人
- スタンドの置き場所を増やしたくない人
向いていない人
- 手に持つ重さを抑えたい人
- 何着も続けてかけたい人
- 費用を抑えたい人
レビューで多かった不満と、その対処
製品をまたいで共通していた指摘が3つあります。
1. 重い、腕が疲れる
イージー・ピュアフォース・AIRMORN で繰り返し、パナソニックと日立でも複数出ていました。満水の計算で最も軽いパナソニック(約790g)でも出ているので、この種類の道具で重さの不満を避けきるのは難しいとみられます。腕を前に出したまま、ハンガーの高さで上下に動かす使い方だからです。日立では、水を入れる量で重さが変わるという指摘もありました。
対処:1回に仕上げる枚数を決めて、タンクを満水にしない。 1〜2着なら、満水の半分でも最も強い段で4分前後の計算です。重さを数字で比べるなら、公表値に水を足した計算で軽い側に出るのはパナソニックと日立です。ただし2製品はコードを含むかを書いていないので、ほかの3製品との差がどれだけあるかまでは決められません。軽い側を選ぶと何を手放すのかは、満水の重さを最も強い段のスチーム量で割った衣類スチーマーの重さとスチーム量で扱っています。5製品とも1g/分あたり約49〜60gに収まり、軽い機種は軽いぶんだけ最も強い段のスチームが少ない並びでした。
2. 水がすぐ無くなる
イージー・ピュアフォース・AIRMORN で繰り返し挙がりました。3製品とも、最も強い段で使い切ると約7分の計算です(基準2)。ピュアフォースはタンクが5製品で最も大きい180mLでも、足りないという声が出ています。AIRMORN は公式 FAQ の「約12分、シャツ7〜10枚分」が Soft の値で、購入者の「シャツ1枚ごとに給水」との差は大きいままです。
対処:持ち時間は「12分」ではなく、強い段の計算値(段を書く4製品で7〜8分台)で見ておく。 タンクの大きさで選ぶより、給水のしやすさを見るほうが効くかもしれません。タンクを外して給水できると公式に書いているのはイージーと AIRMORN で、パナソニックは本体の注水口から入れます。ピュアフォースは、今回確認した公式の資料には着脱の記載が見当たらず、購入者の声に取り外せて便利というものがあります。AIRMORN には、タンクが外しにくい・給水口が小さいという指摘も複数ありました。
3. アイロンほどは伸びない。生地を伸ばす手に熱いスチームが来る
5製品すべてで、アイロンほどきれいには仕上がらない、コツが要る、という指摘が出ていました。ハンガーにかけた生地を片手で引っ張りながらかけることになり、その手にスチームが当たる、持ち手や指が熱くなる、という指摘がイージーとピュアフォースで複数ありました。
対処:生地を引っ張る手は、スチームの出口の正面に置かない。 日立の取扱説明書は、スチームを手やひざに当てない、着ている衣類には使わない、本体を激しく動かすと湯滴が出ることがある、と書いています。襟や袖口をきっちり仕上げたいなら、かけ面でプレスできる2way(パナソニック・日立)を選ぶか、アイロンと使い分ける前提で考えるのが現実的です。
このほか、スチームが出ないなどの初期不良や、数か月での故障の報告が、日立で繰り返し、パナソニックで複数挙がっていました。ピュアフォース(初期不良や給水まわりの不具合)と AIRMORN(スチームが出ない初期不良)にも報告があり、製品ごとの指摘の欄に載せています。
状況別のおすすめ
| こういう人 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 手に持つ重さを抑えたい。襟や袖はプレスもしたい | ① パナソニック NI-FS70A | 満水の計算で約790gと最も軽い。中温のスチーム量まで取扱説明書で公表 |
| 指を離してスチームを吹き付けたい。費用も抑えたい | ② ティファール イージー DT7132J0 | トリガーロックで満水まで約7分出続ける唯一の製品。重さと給水の不満は多い |
| プレスもしたい。ボタンを押し続けたくない。費用も抑えたい | ③ 日立 CSI-RX5BE | ボタン1回で約1分。満水約820g。スチーム量は自身の資料に無く、故障の報告は多い |
| 厚手の服に強いスチームを当て、強さを細かく変えたい | ④ ティファール ピュアフォース DT8732J0 | レベル4で平均25g/分、5段。満水約1,330gで最も重く、12分はレベル1の値 |
| 生地を吸い付けながら伸ばしたい。スタンドを置きたくない | ⑤ AIRMORN AM-ADS10P | 吸着式で自立する。目安価格は最も高く、重さへの不満が最も多い |
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS70A-K
ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム イージー DT7132J0
日立 衣類スチーマー CSI-RX5BE
ティファール 衣類スチーマー ピュアフォース DT8732J0
AIRMORN airmorn one 吸着式衣類スチーマー AM-ADS10P
買ったあと、最初にやること
- 取扱説明書で、スチームが出る段を確かめる — パナソニックの LOW、日立の「低」ではスチームは出ません。ピュアフォースは電源を入れるとレベル1で始まります
- 最も強い段で、満水が何分もつかを一度見ておく — 段を書く4製品は、計算では7〜8分台です。日立は段の指定が無い約9分(RX50 の値)しか手がかりがありません。自分の服1着に何分かかるかが分かれば、次から水を入れる量を決められます
- ドライヤーや電子レンジと同じ回路で同時に使わない — ティファールの2製品は1,400W、AIRMORN は1,300Wです。ブレーカーは同じ回路につながる家電の合計で落ちるので、消費電力の大きい家電と重なると落ちることがあります。消費電力の数字そのものは、最も強い段のスチーム量で割ると5製品とも1g/分あたり56〜68Wに集まり、スチームの強さのおおまかな目安にはなります(衣類スチーマーの消費電力)
- 自動で止まるまでの時間と、その数え始めを知っておく — イージーは使わずに約5分でスタンバイ、AIRMORN は操作が無いまま約5分で電源オフ、ピュアフォースは使わずに約8分で電源オフ、パナソニックは電源を入れてボタンやスイッチに約60分触れないとヒーターオフ。日立 CSI-RX5BE の取扱説明書は「温度設定後は約10分でオートオフ」と、温度を設定した時点から数えます。時間も数え始めも、取扱説明書や公式ページで割れています
- スタンドに置いたままスチームを出さない — 日立の取扱説明書は、スタンドに置いた状態でスチームを出さない、使うとき以外は電源プラグを抜く、と書いています。AIRMORN はスタンドが無く、自立させて置く作りです。しまう大きさは、外形の3辺の積に直すと2wayの2製品が本体で約2L・最も長い辺16〜18cm、ほかの3製品は約4〜5L・25〜27cmと分かれます(衣類スチーマーのしまう大きさ)
「25g/分」も「12分」も、それぞれは根拠のある数字です。ただ、それが何段目の数字なのかは、仕様表の注記と取扱説明書まで読まないと分かりませんでした。5製品を並べていちばん効いたのは、スチーム量の大きさより、その数字と連続時間が同じ段の値かどうかのほうです。
よくある質問
- 衣類スチーマーの「連続12分」は、いちばん強いスチームでも12分使えますか?
今回の5製品では、そうではありませんでした。ティファール ピュアフォースの12分はスチームレベル1、AIRMORN の約12分は Soft と、どちらもいちばん弱い段の時間です。
タンク容量を最も強い段のスチーム量で割ると、ピュアフォースは約7.2分、AIRMORN は約7.3分の計算になります。スチーム量の段を書いている4製品は、最も強い段に揃えると7〜8分台に収まります。日立 CSI-RX5BE は、同じ仕様の RX50 が段の指定なしで約9分と書いているだけです。
- トリガーロックがあれば、指を離しても満水まで出続けますか?
製品によります。ティファールのイージーは満水時に約7分、タンクが空になるまで出続けます。同じティファールのピュアフォースは、同じトリガーロックという名前でも約1分で自動で止まります。
日立 CSI-RX5BE はボタン1回で約1分、パナソニックは触れている間だけ、AIRMORN は握っている間だけです。
- 衣類スチーマーの重さは、水を入れるとどれくらい変わりますか?
タンク容量のぶん重くなります。今回の5製品は130〜180mLなので、水1mLを1gとして130〜180g増える計算です。
満水にすると、パナソニック約790g、日立約820g、ティファール イージー約1,060g、AIRMORN 約1,205g、ピュアフォース約1,330gになります。ただし、公表の重さにコードを含むかどうかが製品ごとに違うので、厳密に同じ条件の比較ではありません。
- 3段階温度調節の衣類スチーマーは、スチームの強さも3段階ですか?
そうとは限りません。パナソニックと日立は温度を3段で切り替えますが、いちばん低い温度ではスチームが出ず、スチーマーとして使えるのは上の2段だけです。
ティファールと AIRMORN には温度の設定が無く、段はスチーム量の段です。商品名の段数が温度のことか、スチームのことかを確かめてから比べるのが確実です。